「結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます」ネタバレ|社長の執着の理由と15巻までの到達点

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結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます
コミック・トライアル作成のイメージ画像

結婚に興味のない29歳の秘書・美山京子と、婚姻届を持って求婚してくる新社長・西宮彬。「結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます」は、噛み合わないまま距離だけが縮んでいく二人の物語です。

この記事では、彬が京子に執着する理由と、京子が結婚を拒む理由、そして15巻までに二人の関係がどこまで進んだのかを、答えから先に書いています。急ぐ方はQ&Aへ、順を追って読みたい方はネタバレあらすじへ。ネタバレ部分はすべて折りたたんであります。

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もくじ

「結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます」あらすじ・ネタバレ

作品名:結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます
作者:森田りょう(原作)/かめやともまさ(漫画)/エトワール編集部(編集)
出版社:ライブコミックス(COMICエトワール)
ステータス:連載中
巻数:既刊15巻(2026年9月時点)
連載媒体:COMICエトワール

あらすじ ー 婚姻届を持ってきた新社長と、結婚を捨てた秘書

美山京子は29歳の秘書課社員です。恋愛にも結婚にも興味はなく、押し付けられた仕事を黙ってこなし、出世と老後の蓄えだけを見て働いてきました。冷たい人だと噂されても構わないというのが、彼女の姿勢です。

その働きが実り、京子は新しく就任した社長の専属秘書に抜擢されます。ところが喜びは長く続きませんでした。新社長・西宮彬が告げた抜擢の理由は、仕事の評価ではなく「君を好きになってしまったから」だったのです。

そこから始まるのは、婚姻届を持参し、行動を把握し、危険が近づけば理性を失う男からの求婚の日々です。彬の愛情表現は完全に度を越していますが、金と権力の使い方があまりに極端なため、恐怖よりも先に笑いが立ち上がります。この温度差が本作の持ち味です。

逃げる京子と、逃がすつもりのない彬。会話が最後まで噛み合わないまま、二人の距離だけが縮んでいきます。

ネタバレあらすじ ー 彬が社長になった理由と、京子が結婚を拒む原点

【ネタバレ注意】「結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます」の最新話まで読む(タップで開きます)

深夜の社内で燃えていた写真(1巻・序盤)

物語は、京子が残業していた夜から動き出します。誰もいないはずのフロアで、彼女は女性が写った写真に火をつけている男を見つけました。火事になれば会社が終わると考えた京子は、迷わず水をかけ、相手を強く叱りつけます。男は言い返しもせずに去り、床には黒く焦げた写真だけが残されました。この時点では、写真に写っていたのが誰なのかは明かされません。京子は不審に思いながらも、誰にも頼らず生きるという決意を確かめ直して帰路につきます。

婚姻届を持ってきた新社長(1巻)

翌日、新社長として現れたのは会長の息子・西宮彬でした。前夜に水をかけて叱った相手が、そのまま自分の上司になったわけです。冷徹な変人と噂されていた彬は、京子を見るなり専属秘書に指名し、続けて「絶対に結婚してもらう」と宣言します。仕事の実力ではなく好意で選ばれたと知り、京子は抜擢の喜びごと突き落とされました。断られても彬は動じません。婚姻届を用意し、豪華な部屋を押さえ、京子の生活へ遠慮なく踏み込んでいきます。

押し付けられた仕事と、消えた同僚(1巻)

秘書課には、京子に面倒な仕事を回し、独身であることを笑いものにしていた同僚の金森がいました。新社長に気に入られた京子への嫉妬から、その嫌がらせはさらに露骨になります。ところが彬は一部始終を見逃していませんでした。権限と正論を並べて金森を追い詰め、京子の周りにあった理不尽をあっさり片付けてしまいます。助けられた京子は感謝しつつも、目の前の男が抱えている執着の温度に戸惑いを深めました。

刃物のストーカーと、実家からの電話(1巻)

アパートの大家から不審者の噂を聞かされた直後、京子は帰り道で刃物を持った男に襲われます。駆けつけた彬は身体を張って京子を助けますが、その後の反応が尋常ではありませんでした。京子に刃を向けたという一点で理性を失い、暴走する姿を見せます。救われた安堵とともに、京子は彼の中にある狂気の一端を目の当たりにしました。事件のあとには妹から母が倒れたという連絡が入り、彬は自ら同行を申し出ます。父の不倫で壊れた家に、彼は当然のように入り込んできました。

彬が社長になった本当の理由(15巻の到達点)

物語が進むにつれ、彬の執着が一目惚れではなかったことが明かされます。幼い頃の彬にとって、京子は心の支えになってくれた相手でした。もう一度会って守るために努力を重ね、社長の座まで上り詰めた結果、愛情のほうが先に重くなってしまったわけです。京子のほうは、父の不倫と大学時代の裏切りが残した傷から、恋愛を避ける姿勢を崩しません。それでも重すぎる保護に触れるうち、頑なだった部分は少しずつ緩んでいきます。15巻の時点でも二人の関係に結論は出ておらず、求婚とすれ違いの攻防が続いています。

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さいとうさん
叱った相手が翌日の新社長って、想像しただけで気まずいです。しかもそれが好かれた理由だったなんて、京子さんが気の毒になります。

みさき
その気まずさが最後まで解けないところが、この作品の面白さです。彬が社長になった経緯まで読むと、序盤の求婚の見え方が変わりますよ。

疑問を解消(Q&A)

購入前によく調べられている点を、先にまとめてお答えします。ネタバレを含む質問は末尾に置き、タップしないと開かない形にしてあります。

この作品はどこで読めますか?

紙の単行本は刊行されておらず、電子配信のみの作品です。配信しているのはコミックシーモアやブックライブなどで、いずれも巻単位での購入となり、話単位の配信はありません。どちらのストアも最新刊まで揃っているため、途中で止まる心配はありません。

全何巻ですか。完結していますか?

既刊15巻(2026年9月時点)で、まだ完結していません。連載は続いており、二人の関係にも結論は出ていない段階です。

原作の小説はありますか?

ありません。森田りょう先生が漫画原作として書き下ろしたオリジナル作品で、作画をかめやともまさ先生が担当しています。先の展開を文章で読む方法はないため、続きが気になる場合は本編を追うことになります。

アニメ化や実写化はされていますか?

2026年9月時点で、映像化の発表はありません。原作の森田りょう先生は別作品が実写ドラマになっていますが、本作については何も決まっていない状況です。

【⚠️ネタバレ注意】西宮彬が京子に執着する理由は何ですか?

一目惚れではありません。幼い頃の彬にとって、京子は心の支えになってくれた相手でした。もう一度会って守るために努力を重ね、社長の座まで上り詰めた結果、向ける愛情のほうが先に重くなってしまったという経緯です。序盤の求婚が唐突に見えるのは、彬の側にだけ長い前史があるためです。

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【⚠️ネタバレ注意】京子が結婚を拒み続ける理由は何ですか?

幼い頃、父親が不倫相手を選んで家を出ていったことが原点です。さらに大学時代の交際でも相手に弄ばれて別れており、男性を信用できなくなりました。誰にも頼らず生きるという決意と、キャリアへの執着は同じ根から出ています。彬の求婚を突き放すのは性格の問題ではなく、この経験からくる自衛です。

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【⚠️ネタバレ注意】嫌がらせをしていた同僚の金森はどうなりますか?

序盤で退場します。京子に仕事を押し付けて笑いものにしていた金森ですが、その様子を把握していた彬が権限と正論で追い詰め、あっさり排除してしまいます。悪意のあるキャラクターを引きずらない構成のため、読んでいて気が滅入る時間はほとんどありません。

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さいとうさん
嫌な同僚がすぐ片付くんですね。読んでいてストレスがたまらないのはありがたいです。

みさき
ただ、片付いたはずの問題が形を変えて戻ってくる作りでもあります。安心しきらずに読み進めてみてください。

ガチ評価・徹底考察

結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます
画像
総合評価
( 4 )
メリット
  • 求婚も監視も暴走も、恐怖ではなく笑いとして着地する配分の巧さ
  • コメディーの合間にサスペンスを差し込み、続きを読ませる構成
  • 京子の足を引っ張るキャラクターを早々に処理する、気持ちの良いテンポ
デメリット
  • 彬の行動そのものに生理的な抵抗を覚える読者は、笑いに乗り切れません

「みさきの総評」 ー 怖いはずなのに、なぜか笑ってしまう
執着を恐怖ではなく笑いに変換する配分が的確で、重い設定でも読み口が軽く保たれています。

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ヤンデレ社長の執着はどこから来るのか

彬の行動はコミカルに描かれますが、その裏には説明されていない部分がいくつも残されています。ここでは答えの出ていない要素を整理しながら、本作の作りを読み解いていきます。

結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます
コミック・トライアル作成のイメージ画像

燃やされた写真が残した違和感

第1話で彬が焼いていた女性の写真は、15巻の時点でも正体が明かされていません。オフィスラブとして読み始めた読者に、いきなり別ジャンルの匂いを差し込む場面です。

注目したいのは、火をつけた場所が自宅ではなく深夜の社内だったという点です。誰かに見られる可能性のある場所で、彬はあの行為に及びました。処分したかっただけなら、方法はいくらでもあります。にもかかわらず会社を選んだ以上、写真は彼の私生活ではなく、この会社に関わる何かだと考えるのが自然です。

京子に叱られた彬が、その一件で相手を好きになったと語る点も引っかかります。叱責されて好意を持つという流れは唐突ですが、幼い頃の記憶が重なったのだとすれば筋は通ります。写真の正体は、彼の過去そのものを説明する材料として温存されているのでしょう。

読者レビューでも、この場面が気になって読み続けたという声が目立ちます。恋愛の外側に置かれた小さな謎が、本作を最後まで引っ張る仕掛けとして働いています。

なぜ京子は結婚だけを拒み続けるのですか

京子は恋愛を避けていますが、人付き合いそのものを断っているわけではありません。仕事では周囲と噛み合い、押し付けられた業務も引き受けています。拒んでいるのは、自分の人生を他人の感情に預ける形だけです。

その線引きは、父親が家を出た経験から引かれたものでしょう。感情に振り回された結果として家庭が壊れる場面を、彼女は子どもの側から見ています。だからこそ、稼ぐこと、蓄えること、肩書きを得ることという、裏切られない指標に寄りかかってきました。

ここで彬の求婚が厄介なのは、その指標ごと揺さぶってくる点です。仕事の評価だと思っていた抜擢が好意によるものだったと知らされ、京子は自分の努力の意味を疑うことになりました。彼女が最初に見せたのは、ときめきではなく屈辱に近い反応です。

頑なな態度にいらだつという読者の声もありますが、この初手のつまずきを踏まえると、簡単に折れないほうが人物として一貫しています。彼女が態度を変えるとしたら、それは彬に押し切られた時ではなく、自分の努力が別の形で認められた時になるはずです。

悪意が即座に片付く、この作品のテンポ

本作は、嫌がらせをするキャラクターを長く画面に置きません。同僚の金森は登場して間もなく彬に糾弾され、退場します。オフィスもののお約束を丁寧に消化するのではなく、片付けて次へ進む判断です。

この処理速度は、ヤンデレという設定と噛み合っています。彬の権力と執着は、放っておけば読者に恐怖として届くものです。それを京子のために使う場面を早い段階で見せることで、危険な要素が味方の側に立って機能します。読者は彼の異常さを、安心して眺められる状態に置かれるわけです。

一方で、退場したはずのキャラクターが後から戻ってくる展開も用意されています。片付いた問題が形を変えて再登場するため、テンポの良さと引きの強さが同時に成立しています。読み進めるほど、この構成の意図が見えてくるはずです。

登場人物・キャラクター分析

主要キャラクター

美山 京子(みやま きょうこ)

美山 京子

本作の主人公です。29歳の秘書課社員で、出世と自立だけを目標に働いてきました。恋愛と結婚を一切望まないのは性格ではなく、幼い頃に父親が家を出た経験と、大学時代の交際で受けた裏切りが理由です。新社長の専属秘書に抜擢された喜びを、抜擢の理由によって奪われるところから彼女の物語が動きます。

西宮 彬(にしみや あきら)

西宮 彬

会長の息子であり、新しく就任した社長です。仕事の判断は冷静で的確ですが、京子に対してだけは歯止めが利きません。婚姻届を持参し、住まいを用意し、危険が迫れば我を忘れて暴走します。その執着には一目惚れでは説明のつかない前史があり、物語が進むにつれて少しずつ明かされていきます。

金森(かなもり)

秘書課の同僚です。京子に面倒な仕事を押し付け、独身であることを笑いものにしてきました。新社長に気に入られた京子への嫉妬から嫌がらせを強めますが、その様子を把握していた彬によって早々に追い詰められます。読者の不快感を引きずらせない役回りとして機能する人物です。

脇を固める重要人物たち

京子の母親

夫の不倫によって家庭を壊された側の人物です。作中で突然倒れ、京子と彬が実家へ向かう発端をつくります。

京子の妹

母が倒れたことを京子に電話で知らせる役割です。実家に残って対応にあたっています。

京子の父親

京子が幼い頃、不倫相手を選んで家を出ていきました。彼女が結婚を拒み続ける原点にあたる人物です。

京子の元交際相手

大学時代の恋人です。京子を弄んだ末に別れており、彼女の男性不信を決定的なものにしました。

アパートの大家

京子が住む部屋の大家です。近所に不審者が出ていると忠告し、直後の襲撃事件へ話をつなげます。

会長

彬の父親であり、会社の会長です。息子を新社長として送り込んだ人物にあたります。

ストーカーの男

帰宅途中の京子を刃物で襲った不審者です。この一件が、彬の抱える狂気を読者に見せる場面になります。

写真の女性

第1話で彬が燃やしていた写真に写る人物です。正体も理由も明かされないまま、未回収の謎として残されています。

怖いと言いながら、読む手が止まらない

笑えるレベルの執着が受けている

感想として多いのは、彬のふるまいを笑いとして受け取ったという反応です。張り込みや婚姻届の提出はストーカーそのものなのに、行動があまりに突き抜けているため、こわばるより先に笑ってしまうという声が並びます。

作画への評価も高く、清潔感のある絵柄と表紙のドレス姿に惹かれて手に取ったという読者が複数います。コメディーの場面とシリアスな場面の配分がちょうど良いという意見もあり、話の運びと絵の両方で支持を集めている状況です。

加えて、嫌がらせをしてきた同僚が早々に排除される展開に対して、すっきりしたという感想が目立ちます。王道の展開を予想していたところで話が先へ進むテンポの良さが、一気読みにつながっているようです。

気持ち悪いという声も同じ場所から出ている

一方で、彬の行動に寒気がするという感想もあります。理想の恋愛や結婚とはかけ離れているという指摘や、頑なな京子の態度にいらだつという声も見られました。評価が割れる場所は、褒める側と同じ一点に集まっています。

裏を返せば、この作品は反応の強さを狙って設計されているということです。彬の過剰さを笑いに変換できるかどうかが分かれ目で、そこさえ越えれば、無条件に向けられる愛情という部分だけを安心して楽しめます。展開が急だという意見もありますが、情報量の多さは連載を追う楽しみにもつながっています。

「結婚願望ゼロの私にヤンデレ社長が求婚してきます」を一番お得に読む方法・まとめ

噛み合わない二人を、噛み合わないまま楽しむ

本作の中心にあるのは、価値観の噛み合わなさです。仕事の評価だけを求める京子と、評価とは無関係に愛情を注ぐ彬。二人の会話は最後まですれ違い続けますが、そのズレこそが読ませる力になっています。

彬の執着は危険な要素として描かれながら、京子を守る方向にしか働きません。だからこそ読者は、恐怖ではなく笑いとして受け取れます。序盤で焼かれた写真の謎や、彬が社長になるまでの過去といった重い材料も、この温度のまま抱え込まれたまま進んでいきます。

15巻の時点で結論はまだ出ていません。彼女の頑なさがどこで解けるのか、そして写真の正体が明かされる日が来るのか。気になる方は、二人のすれ違いを最初から追いかけてみてください。

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