「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」薬で命を支える縁の下の力持ち

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病院薬剤師の葵みどりが、患者の命と向き合う医療ドラマ。処方箋の疑義照会から患者との対話まで、薬剤師の知られざる仕事に迫る。医師や看護師との連携、患者の悩みに寄り添う姿を通じて、医療現場の縁の下の力持ちの奮闘を描く。リアルな医療描写と人間ドラマが融合した感動作。

もくじ

「アンサングシンデレラ」はどこで読める?

「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」はWeb漫画サイト、コミックゼノンにて連載中。
既刊13巻。

以下の方法で読むことができます

  • 電子書籍:KindleeBookJapanブックライブなどで配信中。
    多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。
  • 紙の書籍:全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。

作品基本情報

アンサングシンデレラ1
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タイトル:「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」
あんさんぐしんでれら びょういんやくざいし あおいみどり

漫画:荒井 ママレ

ジャンル:
医療漫画
ヒューマンドラマ
職業・仕事もの

ターゲット読者層:
20代以上の青年〜大人
男女問わず
医療や薬学に興味がある読者
仕事や人間関係に悩む社会人

登場人物

葵 みどり(あおい みどり)

葵 みどり

萬津総合病院の薬剤部で働く2年目の病院薬剤師です。主に小児科を担当しており、推定年収は380万円です。みどりの特徴的な外見は、頭の高い位置にふんわりと大きめに作ったおだんごヘアです。

みどりは快活で物怖じしない性格の持ち主で、患者と正面から向き合うことを信念としています。優れた味覚と嗅覚を持ち、それを活かして薬の識別や患者の状態把握に役立てています。薬剤師の立ち位置と権限を理解しつつ、処方内容に不審点があれば躊躇せず医師に疑問点を投げかけ、意見することもあります。

瀬野 章吾(せの)

瀬野 章吾

萬津総合病院の薬剤部で働く主任薬剤師です。5年前に現在の病院に転職してきました。瀬野は、それまで他部署との関わりに消極的だった薬剤部に疑問を抱き、自ら積極的に動くことで改革をもたらした人物です。

性格は決して愛想が良いわけではありませんが、実直で堅実な仕事を心掛けています。瀬野は、みどりが目指す「医師や看護師に信頼される”現場に必要な薬剤師”」の一人として描かれています。彼の存在は、みどりにとって目標であり、同時に薬剤師としての理想の姿を示す重要な役割を果たしています。

羽倉 龍之介(はくら)

羽倉龍之介

萬津総合病院の薬剤部で働く1年目の薬剤師で、主に整形外科を担当しています。みどりからは「ハク」と呼ばれており、二人の関係性の近さを示しています。

外見的特徴としては、マッシュルームカットに大きめの眼鏡を掛けており、あまり表情を変えない点が挙げられます。また、左利きであることも明らかにされています。

刈谷 奈緒子(かりや)

刈谷 奈緒子

萬津総合病院の薬剤部で働くベテランの薬剤師です。以前は調剤薬局で店長をしていた経験を持っています。生真面目な性格で整理整頓を徹底しており、薬剤部で管理する余剰在庫を最小限に抑え、経費削減の成果を収めています。

“鉄の女”の異名を持つ刈谷は、その厳格な仕事ぶりと効率を重視する姿勢で、病院薬剤部の運営に大きく貢献しています。

相原 くるみ(あいはら くるみ)

相原くるみ

萬津総合病院の薬剤部で働くみどりの同僚薬剤師です。ショートボブヘアが特徴的な女性で、おとなしい性格をしています。

くるみは、みどりにとって頼れる同僚として描かれており、瀬野や羽倉も交えて四人でランチを取ることもあります。そのような場面では、みどりの直近のトラブルや問題点についての愚痴を聞くことが多いですが、くるみはそんなみどりの話に真剣に向き合い、耳を傾ける優しさを持っています。

用語集

萬津総合病院

本作の主要な舞台となる病院です。葵みどりを始めとする病院薬剤師たちが働く場所であり、様々な診療科や部門が存在します。小児科、産婦人科、整形外科などの各科で、薬剤師たちは医師や看護師と協力しながら患者のケアに当たっています。

疑義照会

薬剤師が処方箋に疑問点を見つけた際に、処方した医師に確認を取る行為です。薬剤師法第24条で義務付けられており、医療安全の観点から重要な役割を果たしています。葵みどりを始めとする病院薬剤師たちは、この疑義照会を通じて患者の安全を守るために奔走します。

病院薬剤師

病院薬剤師は、病院内で働く薬剤師のことを指します。主な業務には、調剤、服薬指導、医薬品管理、医療スタッフへの情報提供などがあります。本作では、葵みどりを中心に、瀬野や羽倉など複数の病院薬剤師が登場し、それぞれの専門性を活かしながら患者の治療に貢献しています。

薬薬連携

薬薬連携とは、病院薬剤師と調剤薬局の薬剤師が連携して患者のケアを行うことを指します。本作では、病院薬剤師の葵みどりと調剤薬局の薬剤師である小野塚綾が、患者の薬物療法の安全性と有効性を高めるために協力する様子が描かれています。

スポーツファーマシスト

アスリートの薬物療法やドーピング防止に関する専門知識を持つ薬剤師のことです。本作では、羽倉がスポーツファーマシストの資格取得を目指して勉強する様子が描かれており、アスリートの薬物使用に関する相談や指導を行う重要性が示されています。

在宅医療

患者の自宅で行う医療のことを指します。本作では、在宅医療に特化した薬局が登場し、薬剤師が患者の自宅を訪問して薬の管理や指導を行う様子が描かれています。終末期の患者のケアなど、病院外での薬剤師の役割の重要性が強調されています。

薬剤師認定制度

特定の分野で高度な知識や技能を持つ薬剤師を認定する制度です。本作では、がん薬物療法認定薬剤師や小児薬物療法認定薬剤師などが登場し、それぞれの専門分野で活躍する様子が描かれています。葵みどりも自身のキャリアアップのために認定取得を目指します。

あらすじ


薬剤師の存在意義を問う

萬津総合病院の薬剤部で働く葵みどりは、病院薬剤師としての2年目を迎えています。

しかし、医師から疎まれ、患者からもその重要性が認識されていないことに疑問を抱きます。ある日、みどりは入院患者の古賀治朗と出会います。職人気質で頑固な古賀は、退院を控えているにもかかわらず体調不良を隠していました。

みどりは古賀の状態を心配し、担当医に相談しますが、相手にされません。しかし、みどりの粘り強い対応により、古賀の状態が改善し、薬剤師の存在意義を再確認する機会となりました。

薬剤師の役割と責任

みどりは、入院患者の新田奏佑との面談を行います。新田は大量の処方薬を持参していましたが、その管理状態は非常に悪く、薬の飲み忘れや不適切な保管が見られました。みどりが薬をチェックすると、食前に飲むはずの薬が食後のものと一包化されていたり、半錠にしてはいけない薬が半分に切られているなど、重大なミスが発見されます。

みどりは新田のかかりつけ薬局に問い合わせますが、担当薬剤師の対応は不適切でした。この経験を通じて、みどりは薬剤師の責任の重さと、患者の安全を守る重要性を再認識します。

がん患者との向き合い方

みどりは、摂食障害で入院することになった中学生の柴崎樹里を担当することになります。

樹里の祖父である柴崎太一が末期の胃がんであることが判明しますが、本人には告知されていませんでした。樹里は祖父の病状を知ってショックを受け、摂食障害に陥ってしまいます。

みどりは樹里の家族と面談を重ね、最終的に太一への告知を決断させます。その後、太一は闘病生活を送りますが、最終的に亡くなります。この経験を通じて、みどりはがん患者とその家族への対応の難しさと、薬剤師としての役割の重要性を学びます。

薬剤師の専門性と成長

みどりは、自分の将来のキャリアについて悩み始めます。

同期の薬剤師たちと比較し、自分の立ち位置に不安を感じていました。そんな中、スポーツファーマシストの資格を持つ後輩の羽倉から刺激を受けます。また、バスケットボール部の女子中学生が靭帯損傷で入院した際、ドーピング検査に引っかからない薬の処方について相談を受けます。

この経験を通じて、みどりは薬剤師としての専門性を高める必要性を感じ、小児薬物療法認定薬剤師の資格取得を目指すことを決意します。

産科での新たな挑戦

みどりは、産休に入る鶴田の代わりに産科を兼任することになります。

そこで、てんかんの持病を持つ妊婦の向坂千歳と出会います。千歳は母親から妊娠を反対されており、薬の影響も心配していました。

みどりは千歳の不安に寄り添いながら、適切な薬の管理と情報提供を行います。しかし、千歳は早産となってしまいます。この経験を通じて、みどりは産科での薬剤管理の難しさと重要性を学びます。また、患者の家族関係にも配慮する必要性を感じ、薬剤師としての視野を広げていきます。

予防接種の重要性を伝える

小児科に入院した子どもの親が、予防接種を拒否する事態が発生します。

自然派育児を推奨する元薬剤師のママ友の影響がありました。みどりは、予防接種の重要性を伝えるため、薬剤師会主催の市民向け勉強会を企画します。勉強会では、予防接種の歴史や効果、リスクについて詳しく説明し、参加者の理解を深めることに成功します。

しかし、元薬剤師のママ友が現れ、予防接種を打たない権利を主張します。みどりは冷静に対応し、「自分や家族、周囲の人たちを守る権利」という観点から予防接種の意義を説明します。

ドラッグストアの薬剤師の苦悩

ナカノドラッグで働く小野塚は、24時間営業の負担や売り上げノルマに苦しんでいます。

ある日、咳止め薬を大量に購入しようとする高校生に遭遇します。小野塚は薬物依存の可能性を疑い、販売を控えめにしますが、エリアマネージャーから売り上げを上げるよう圧力をかけられます。

小野塚は薬剤師としての倫理と経営方針の板挟みに悩みます。この状況を知ったみどりは、小野塚を支援するため、薬剤師会での勉強会を提案します。

在宅医療への取り組み

みどりは、在宅医療に特化した薬局で働く薬剤師と出会います。そこで、終末期のがん患者の在宅ケアに携わる機会を得ます。患者の自宅を訪問し、痛み止めの管理や副作用のケアを行うなど、病院とは異なる薬剤師の役割を学びます。

この経験を通じて、みどりは薬剤師の仕事の幅広さと、地域医療における重要性を再認識します。また、患者やその家族と密接に関わることで、より深い信頼関係を築くことの大切さを学びます。

薬剤師の倫理観と使命

瀬野の若い頃の経験が語られます。

瀬野は入職1年目に、産科の緊急事態に遭遇します。当直医が適切な対応をしない中、瀬野は自らの判断で患者の命を救う行動を取ります。しかし、この行動は薬剤師の越権行為として問題視されます。瀬野は自分の行動の是非に悩みますが、最終的に患者の命を救ったことで、薬剤師としての使命を再確認します。この経験は、瀬野がその後の薬剤師としてのキャリアを決定づける重要な出来事となりました。

チーム医療の重要性

みどりは、様々な診療科や職種との連携を通じて、チーム医療の重要性を学んでいきます。小児科では久保山医師と協力して子どもたちの治療にあたり、産科では助産師や看護師と連携して妊婦のケアを行います。また、がん治療では、江林認定薬剤師や畑中医師とともに患者の治療方針を検討します。これらの経験を通じて、みどりは薬剤師が医療チームの中で果たす役割の重要性を認識し、他職種とのコミュニケーション能力を磨いていきます。

今後の展望

みどりがさらに専門性を高め、認定薬剤師の資格取得に向けて努力する姿が描かれると予想されます。また、小野塚との関係性の発展や、ナカノドラッグの問題解決に向けた取り組みも続くでしょう。産科での経験を活かし、妊婦や新生児に対する薬物療法にも注力すると考えられます。

さらに、在宅医療や地域連携など、病院外での薬剤師の役割にも焦点が当てられる可能性があります。薬剤師の社会的認知度向上や、医療制度の問題点にも切り込んでいくことが予想されます。

見どころ

薬剤師の仕事の奥深さ

一番の魅力は、普段あまり注目されない病院薬剤師の仕事に光を当てている点です。主人公の葵みどりを通して、薬剤師が単に薬を渡すだけでなく、患者さんの命を守る最後の砦として重要な役割を果たしていることがわかります。例えば、処方箋の疑義照会や患者さんとのコミュニケーションを通じて、医療ミスを防いだり、より適切な治療方法を提案したりする場面が印象的でした。

リアルな医療現場の描写

医療漫画としての精度の高さも見どころの一つです。専門用語や薬の知識が豊富に盛り込まれており、読んでいるうちに医療や薬について学べる点が素晴らしいと思います。例えば、インフルエンザの治療薬タミフルの副作用や、抗がん剤の取り扱いの難しさなど、普段知る機会の少ない医療の裏側を知ることができます。

多様な患者との触れ合い

様々な背景を持つ患者さんとのエピソードも魅力的です。がん患者さんやその家族、慢性疾患を抱える子どもたち、妊婦さんなど、多様な患者さんとの関わりを通じて、医療の難しさや人間の強さが描かれています。特に、末期がんの患者さんとその孫娘のエピソードは心に残りました。薬剤師として専門的なケアを提供しながら、人間としての温かさも忘れない葵みどりの姿勢に感動しました。

チーム医療の重要性

薬剤師だけでなく、医師、看護師、臨床心理士など、様々な医療従事者が協力して患者さんのケアに当たる様子が描かれています。それぞれの専門性を活かしながら、時には意見をぶつけ合いながらも、最終的には患者さんのために一丸となって取り組む姿勢に感銘を受けました。医療現場の縮図を見ているようで、とても興味深いです。

主人公の成長と葛藤

葵みどりの成長過程も見どころの一つです。初めは自信がなく、薬剤師としての存在意義に悩んでいた彼女が、様々な経験を通じて成長していく姿が印象的です。時には失敗したり、壁にぶつかったりしながらも、諦めずに前に進む姿に共感できます。特に、自分の将来像や目標に悩むシーンは、同世代の読者として強く共感しました。

このマンガは、医療の世界を通じて人間ドラマを描き出し、読者に新たな視点と知識を与えてくれます。薬剤師という職業の重要性を再認識させてくれるだけでなく、命の尊さや人々の絆の大切さを教えてくれる、心に響く作品だと思います。

ドラマ化について

フジテレビ
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋 - フジテレビ アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋 - オフィシャルサイト。2020年7月16日スタート。毎週木曜よる10時放送。出演:石原さとみ

2020年7月16日からテレビドラマ化されました。

ドラマ化概要

「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」は2020年7月16日からフジテレビ系列で放送されたテレビドラマです。原作は荒井ママレによる同名漫画で、医療原案は富野浩充が担当しています。

キャスト

  • 葵みどり役:石原さとみ
  • 相原くるみ役:西野七瀬
  • 小野塚綾役:成田凌
  • 刈谷奈緒子役:桜井ユキ
  • 羽倉龍之介役:井之脇海
  • 工藤虹子役:金澤美穂
  • 販田聡子役:真矢ミキ
  • 辰川秀三役:迫田孝也
  • 七尾拓役:池田鉄洋
  • 荒神寛治役:でんでん
  • 瀬野章吾役:田中圭

スタッフ

  • 脚本:黒岩勉
  • 音楽:信澤宣明
  • プロデュース:野田悠介
  • 演出:田中亮、相沢秀幸
  • 制作著作:フジテレビ第一制作室

主題歌

DREAMS COME TRUE「YES AND NO」

原作との違い

ドラマ版では、原作漫画とは異なる設定や展開が見られます。例えば、主人公の葵みどりの性格や立ち位置が原作よりも強調されており、医師や看護師との関係性も変更されています。これにより、薬剤師の役割をより印象的に描くことができていますが、一部の視聴者からは医療現場の現実とかけ離れているという指摘もあります。

視聴者の反応

ドラマは多くの視聴者から好評を得ましたが、医療従事者からは現実の医療現場との乖離を指摘する声もありました。特に、薬剤師の役割が過度に強調されている点や、他の医療職の描写に対する批判が見られました。一方で、薬剤師という職業に光を当てた点は高く評価されています。

感想・考察

薬剤師の日常から見える医療の現実

このマンガを読んで、薬剤師の仕事の奥深さに驚かされました。主人公の葵みどりを通して、薬剤師が単に薬を渡すだけの存在ではなく、患者さんの命を守る最後の砦になっていることがよくわかります。例えば、処方箋の疑義照会や、患者さんとのコミュニケーションを通じて薬の副作用を防ぐなど、薬剤師の細やかな気配りが描かれています。

医療現場の厳しい現実も垣間見えて、心が痛むこともありますが、それでも前を向いて頑張る葵みどりの姿に勇気をもらえます。医療従事者の方々への感謝の気持ちが自然と湧いてきて、この作品を通して医療への理解が深まった気がします。

瀬野と葵は結婚する?!

瀬野と葵の関係性って、実はすごく気になるんです。二人とも仕事熱心で、お互いを高め合える良いコンビだと思うんですよね。でも、結婚までいくかっていうと、ちょっと難しいかも。

理由は、まず二人とも仕事優先の生活を送っていて、プライベートな関係を築く余裕がなさそう。それに、葵はまだ若くて成長途中。自分のキャリアを確立することに集中している段階だと思います。

例えば、葵が小児科から産科に異動になったときも、瀬野は仕事面でのアドバイスはしても、それ以上の関係には発展していませんでした。二人の関係は、あくまでも良き先輩後輩、同僚という感じです。

結論として、瀬野と葵の結婚はちょっと考えにくいかな。でも、これからの展開次第では、もしかしたら…?なんて妄想するのも楽しいかもしれません。

ありえない?

「アンサング・シンデレラ」というタイトルには深い意味があるんです。「アンサング・ヒーロー」という言葉から来ていて、「縁の下の力持ち」を意味しているんですよ。主人公が女性なので、ヒーローをシンデレラに変えたんですね。つまり、医療の現場で医師や看護師を陰で支える薬剤師の存在を表現しているわけです。

内容が現実離れしているって批判されることがあるんです。理由は、薬剤師に焦点を当てすぎるあまり、医師や看護師があまり有能じゃないように描かれちゃってるところ。薬剤師が本来の業務範囲を超えて活躍しすぎているんですよね。

確かに薬剤師の重要性を伝えたいのはわかるんですが、他の医療スタッフの能力を低く見せるのはちょっと問題かも。医療って、みんなが協力し合ってこそ成り立つものだと思うんです。だから、「ひどい」とか「イライラする」って声が上がっちゃうんでしょうね。

薬剤師の素晴らしさを伝えたいという思いが強すぎて、ちょっと現実とかけ離れちゃった感じなんです。でも、薬剤師の仕事の大切さを多くの人に知ってもらえるきっかけにはなったと思います。ただ、もう少しバランスの取れた描写だったら、もっと良かったかもしれませんね。

アンサングシンデレラ
コミック・トライアル作成のイメージ画像

読者の声

私は医療従事者でもなければ薬剤師でもありません。

それどころか建築関係のおっさんです。
ところが通りすがりの試し読みで妙な魅力を感じ現行全巻まとめ買いしました。1番購買意欲が湧いたのは開始早々主人公がもそもそおにぎりを食べてる一コマでしたけど。
薬剤師という、素人目線だとどうしても医者や看護師に隠されがちな職種に焦点を絞ったピーキーと言える作品ではないでしょうか。
漫画なので大袈裟な表現などもあるでしょうけど、読んでいて話の筋は通っているし、あ、この人たちってこんなとこに苦労があんのか。なんかけっこうやべぇな。なんて感じで読んでます。
ゆるめの線や軽い絵柄を使っているし、無駄な背景の書き込みも少ないので読んでいて疲れないのもいいところですね。
1回通しで読んで今ゆっくり2週目です。新しいジャンル開拓にこういう漫画も良いもんです。
Amazonより引用

 非常にリアル

ワクチンを子供に受けさせない、自然派ママさん達の話がありました。私自身、このような方達と出会ったことがあり、とてもリアルに描かれていると感じました。どうしてそこに行き着いたかが大事で、自然派コミュティがママさんたちにとっての拠り所になっているんですよね。
医療者はどうしても怒りや呆れの気持ちを抱いてしまうけど、医療が敵になってはいけないとあらためて感じました。
しかし、自然派ママさんのボスが薬剤師っていうのもまたリアル、、なんでそっち行くんや!って人が一定数出てくるんですよね、、
毎巻、多少のドラマ感はあるにしろ大事なところは非常にリアルに描かれていると思います。次巻も楽しみです。
Amazonより引用

前巻に続く外国人患者、そして薬学生がやってきての実習ストーリー

今回の9巻では前巻に続き
外国人患者のストーリーと
薬学生の2人がやってきての実習の話です。

グローバル化が進んで行く中で
どこの地域であったとしても
外国人患者は右肩上がりで増えていくでしょうし

その分、宗教や英語など語学への理解やスキルは年々
医療の現場であっても無視出来ないかと思います。

私たち日本人が海外に行って万が一
医療を受ける事も同じ事が言えるかと思いますが
そういった現場が描かれたストーリーです。

そして
今巻の6割ほどの内容は
薬学生が実習でやってくる内容です。

いつの時代も、どの職場であっても
新しい風となる新人の参加、

そしてその人たちへの育成によって
その人たちの人生も職場も大きく変化します。

今巻では2人やってきた実習生の考えや
実際に指導する側の
医療現場の人たちの接し方などの
苦労が描かれていますが

次巻以降、さらに大きな問題や
さまざまな医療現場でのリアルが
実習生たち訪れそうな予感はしています。

今巻のどちらのストーリーも言えますが、
内容こそ違えど「今の時代の医療現場」を描いた
物語のように思いました。
Amazonより引用

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アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 1巻 (ゼノンコミックス) - 著:荒井ママレ 医療原案:富野浩充... アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 1巻。無料本・試し読みあり!総合病院の薬剤師として働く、葵みどり・26歳。医師のように頼られず、看護師のように親しまれな...

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作者について

荒井 ママレ

あらい ままれ

漫画家。女性。2009年、『死神のわけまえ』が、第63回小学館新人コミック大賞に入選。同作が「月刊!スピリッツ」』に掲載され、漫画家デビュー。2018年「月刊コミックゼノン」にて『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(医療原案:富野浩充)の連載を開始。薬剤師という仕事にスポットを当てた内容で注目を集めた。同作は好評を得て、2020年に実写ドラマ化にされている。その他の作品に『おもいでだま』『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(原作:渡辺俊美)などがある。

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「アンサングシンデレラ」まとめ

  • 連載状況:「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」は月刊コミックゼノンにて連載中
  • 作者:荒井ママレ(医療原案:富野浩充)
  • コミックス情報:現在13巻まで発売、連載中
  • 関連情報:2020年7月16日から、石原さとみ主演でテレビドラマ化された
  • 読むには:割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
  • 作品の魅力:病院薬剤師の仕事を通じて医療現場の裏側を描き、薬剤師の重要性を伝える本格医療漫画
  • キャラクター:主人公の葵みどりを中心に、個性豊かな医療従事者たちが登場し、それぞれの立場から医療に向き合う姿が魅力的
  • テーマ性:医療における薬剤師の役割、チーム医療の重要性、患者との向き合い方など、現代医療の課題を多角的に描く
  • ジャンルの新規性:薬剤師を主人公とした医療漫画という新しい切り口で、医療に興味がある人や薬剤師を目指す人に特に向いている
  • 読者の感想:薬剤師の仕事の重要性や医療の裏側を知ることができる点が高評価。リアルな描写と感動的なストーリー展開も好評
  • 今後の展望:薬剤師の専門性を活かした新たな医療課題への取り組みや、主人公の成長が描かれることが予想される
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