魔王討伐後の世界で、モテたい魔法使いと個性的な仲間たちが繰り広げる爆笑必至のラブコメディ！美形勇者、両性具有のエルフ、男の娘僧侶など、クセの強いキャラクターたちが織りなす珍道中。性癖全開の世界観とギャグ満載の展開に、読者も虜になること間違いなし！

「最強勇者パーティーは愛が知りたい」はどこで読める？

「最強勇者パーティーは愛が知りたい」は漫画アプリ「GANMA!」で連載中。
コミックス既刊1巻。

以下の方法で読むことができます

電子書籍：eBookJapan、ブックライブ、hontoなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。
紙の書籍：全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。

作品基本情報

タイトル：「最強勇者パーティーは愛が知りたい」

漫画：山田肌襦袢

ジャンル：
異世界ファンタジー
ラブコメディ
ギャグマンガ
冒険
コメディ

ターゲット読者層：
10代後半から20代の若年層
ファンタジー作品が好きな読者
ユーモアのあるマンガを楽しみたい人
個性的なキャラクター設定を楽しめる人
ラブコメ要素を含むマンガが好きな読者
性的なジョークや性癖ネタを楽しめる成人読者

主要キャラクター

イツカ・ダイホーマ

勇者パーティーの魔法使い。本作の主人公。地味な顔立ちで小柄な体型だが、魔法の実力は本物。シャーユからも非常に頼りにされている。美形勇者シャーユの陰に隠れてモテないことに強いコンプレックスを抱いており、パーティーから追放されることを望んでいる。

シャーユ・スーゴイゴイ

パーティーのリーダーである勇者。最強の勇者で美形。身長は2m近くある。周囲から非常にモテている。イツカを頼りにしており、パーティーから追放されることを望むイツカの申し出を断っている。実は女性であり、イツカを異性として意識している節がある。

トイファ
格闘家の女性。生真面目な性格だが、シャーユの前ではデレる。平和になった世界では戦う相手を求めている。

ルフエ
弓使いのエルフ。グラマラスな体形で、エロスにまみれた性格。シャーユをよく誘惑している。長いポニーテールは着脱可能で、それを弓にしている。両性具有である。

リヨ・ソー
僧侶。メンバー内で一番小柄で、シャーユによく甘えている。可愛らしい顔立ちだが、非常に毒舌。男性（男の娘）である。

あらすじ

魔王を倒し、世界を救った最強の勇者パーティーのメンバーで魔法使いのイツカ・ダイホーマは、モテたいがために自身をパーティーから追放するよう勇者シャーユ・スーゴイゴイに頼み込みます。しかし、シャーユはイツカの申し出を断り続けます。

そんな中、昨今のブームに乗って異世界から召喚した勇者たちが、平和になった世界で行き場を失い各地で暴走しているという情報を耳にします。イツカを含めた勇者パーティー一行は、今度こそ真に平和を取り戻すため、再び旅に出ることになります。

パーティーには、イツカとシャーユの他に、格闘家のトイファ、弓使いのエルフであるルフエ、そして僧侶のリヨ・ソーが含まれています。各キャラクターには独特の設定があり、シャーユは実は女性で、ルフエは両性具有、リヨ・ソーは男の娘といった具合です。

物語は魔王討伐後の世界を舞台に展開され、ギャグ要素が多く、またメタ発言が所々に埋め込まれている世界観となっています。イツカのモテたい願望と、それを阻むシャーユとの関係性、そして個性豊かなパーティーメンバーたちとの珍道中が描かれています。

見どころ

本作の最大の魅力は、魔王討伐後の世界という独特な設定から始まるストーリー展開である。主人公イツカの「モテたい」という願望と、それを阻む勇者シャーユとの関係性が物語の核心となっている。さらに、異世界から召喚された勇者たちの暴走という新たな脅威が加わり、平和になったはずの世界で再び冒険が始まるという展開は、読者の興味を引き付ける。

キャラクターの個性も本作の大きな見どころである。主人公イツカは魔法の実力は本物でありながら、モテないことに強いコンプレックスを抱えている。勇者シャーユは美形で最強でありながら実は女性であり、イツカを異性として意識している。他のメンバーも、生真面目だがシャーユの前ではデレる格闘家トイファ、グラマラスで両性具有のエルフ弓使いルフエ、可愛らしい見た目ながら毒舌な男の娘僧侶リヨ・ソーと、それぞれに独特の設定を持っている。

世界観の特徴として、ギャグ要素が多く、メタ発言が所々に埋め込まれていることが挙げられる。これにより、ファンタジー世界でありながら、現実世界とのつながりを感じさせる独特の雰囲気が生まれている。また、作者の「性癖で殴る」というコンセプトが全面に押し出されており、読者を驚かせる展開や描写が随所に見られる。

視覚的な面では、美麗なイラストと魅力的なキャラクターデザインが特筆される。

感想・考察

「最強勇者パーティーは愛が知りたい」は、魔王討伐後の世界という独特な設定から始まる斬新なストーリー展開が特徴的な作品である。主人公イツカの「モテたい」という願望を軸に、平和になったはずの世界で再び冒険が始まるという展開は、ありがちな異世界ファンタジーの枠を超えた新鮮さがある。特に、異世界から召喚された勇者たちの暴走という新たな脅威を導入することで、単なるラブコメディに留まらない重層的なストーリー構造を実現している。

キャラクターの描写においても、本作は秀逸である。主人公イツカは、強力な魔法使いでありながらモテないことに強いコンプレックスを抱えるという、一見矛盾した設定が彼の人間味を引き立てている。勇者シャーユは、美形で最強という典型的な勇者像に、実は女性であるという意外性を加えることで、キャラクターに深みを与えている。他のパーティーメンバーも、それぞれに独特の設定を持ち、単なる脇役に留まらない存在感を放っている。これらのキャラクター設定は、読者に強い印象を与えるとともに、キャラクター間の相互作用を通じて物語に豊かな広がりをもたらしている。

本作の最大の強みは、ギャグ要素とメタ発言を巧みに織り交ぜた独特の世界観である。ファンタジー世界でありながら、現実世界とのつながりを感じさせる演出は、読者に親近感を与えると同時に、物語世界への没入感を高める効果がある。また、作者の「性癖で殴る」というコンセプトは、読者を驚かせる展開や描写を生み出し、作品に独自の個性を付与している。

視覚的な面では、美麗なイラストと魅力的なキャラクターデザインが本作の魅力を一層引き立てている。個性豊かなキャラクターたちの表情や仕草、そして彼らが織りなす珍道中の様子が、読者の目を楽しませる重要な要素となっている。

一方で、本作には改善の余地も見られる。「性癖で殴る」というコンセプトは作品の個性を際立たせる一方で、一部の読者にとっては受け入れがたい要素となる可能性がある。また、ギャグとメタ発言に重点を置くあまり、ストーリーの深みや登場人物の成長が犠牲になっている面も否めない。これらの点をバランス良く調整することで、より幅広い読者層に訴求できる作品となる可能性を秘めている。

総じて、「最強勇者パーティーは愛が知りたい」は、既存の異世界ファンタジーやラブコメディの枠を超えた独創的な作品であり、その斬新な設定とキャラクター描写は高く評価できる。今後、物語の進展とともにキャラクターがどのように成長し、世界観がどのように深まっていくかが注目される。

読者の声

コミックス歓喜！！圧倒的感謝！！！

山田先生の性癖（ラブ）で永久に殴られたいです。
もっと！もっと殴って！！全てが好みすぎる。たまんねぇんだわ……

異世界で遊女の管理はじめますと同じ作者さんなのですね。
あの作品もめちゃくちゃ面白くて作画もよくて、ストーリーが濃いのにコンパクトに纏まっていたので印象に残っています。おすすめです。
また先生の作品に、しかもドチャクソ好みなキャラクターと世界観で出会えて感無量です……！！！
Amazonより引用

モテたいがためにパーティを追放されたい魔法使いと、彼を手放したくない勇者の攻防ラブコメ。超面白い。「読んだ人を性癖で殴る話が描きたい」という作者様の全力が詰まってる。こういうジレジレ大好物。平穏時にはわちゃわちゃしているのに、戦闘時には冷静に役割分担してるの萌ゆる。勇者様が結構あからさまにアプローチしているのに、魔法使いに普通に対応されているジレ！　よくありがちな、突発的難聴や重篤な鈍感病とは違う対応なのが何とも！　その上での８話の赤面！　いやもう、この性癖でぼっこぼこにされたいので、続きはよ出て！！
読書メーターより引用

書籍化待ってました！平和にして好転させて世界を救いすぎちゃった最強勇者パーティーが、日本に帰りたくない異世界勇者たちの暴走を止めるために活躍するラブコメディ。絵の美しさとコメディらしいドタバタと、オタクの性癖でぶん殴ってくる作者さんのノリがとても楽しい。ドラゴンカー○ックスの回とかほんと好きです。表紙だけでは理解できない、勇者パーティーの性別の混乱っぷりからもう好き。シャーユのイツカ溺愛も最高よな。書き下ろしの男体女体化も楽しいし、カバー下までしっかり楽しめました。２巻早く読みたいなー
読書メーターより引用