誘拐犯「お兄さん」と被害者「幸」の奇妙な共同生活を描くサスペンス漫画。虐待から逃れた少女と、彼女を救った男のいびつな関係性が次第に変化していく。犯罪者と被害者という枠を超えた、孤独な魂の触れ合いを繊細に描写。社会の歪みと人間の闇を鋭く切り取りながら、救いを求める心の機微を丹念に描き出す作品。読者の倫理観を揺さぶる衝撃の展開に目が離せない。
「幸色のワンルーム」はどこで読める?
ガンガンpixivにて2017年2月22日より2023年6月17日まで連載された。
既刊11巻完結。
以下の方法で読むことができます
- 電子書籍:Kindle、eBookJapan、ブックライブなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍:全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。
11巻完結

作品基本情報
タイトル:「幸色のワンルーム」
(さちいろのワンルーム)
著者:はくり
ジャンル:
サスペンス
心理ドラマ
社会派ヒューマンドラマ
ターゲット読者層:
18歳以上の青年層
女性読者が中心
人間心理や社会問題に関心のある読者
倫理的ジレンマや複雑な人間関係に興味を持つ読者
登場人物 相関図

幸(さち)

本作のヒロインで、14歳の女子中学生です。黒のロングヘアが特徴的で、体中に傷痕や痣があります。両親からの虐待や学校でのいじめに遭い、生きる希望を失って自殺を図ろうとした際に、ハル(お兄さん)に救われます。
幸は、自分をストーカーしていたハルに誘拐されたという自覚がありながらも、逃げ出すこともなく彼を慕っています。虐待やいじめから救ってくれたハルを心の拠り所として、警察から逃げ切れたら結婚すること、逃げ切れなかったら一緒に死ぬことを誓っています。
ハル(お兄さん)

本作の主人公で、幸からは「お兄さん」と呼ばれています。銀髪で常にマスクをしており、年齢は不明です。幸のストーカーでしたが、彼女の自殺を止めたのちに誘拐し、共に暮らすようになります。
ハルは複雑な性格の持ち主です。一方で、幸を誘拐するという犯罪を犯していますが、他方で幸に対して深い愛情と保護欲を持っています。彼は幸を本気で誘拐する気はなく、いつでも彼女が逃げられるようにしていますが、幸が自ら彼との生活を選んだため、警察から逃れながら二人で同居生活を送っています。
松葉瀬 聖(まつばせ ひじり)

29歳の私立探偵で、松葉瀬探偵事務所の所長です。身長が164cmと小柄で、よく中学生に間違われる特徴を持っています。幸の母親から依頼を受け、幸の行方を追っています。
松葉瀬は、かつて虐待されていた経験を持つという重要な背景があります。この経験が、彼の行動や判断に大きな影響を与えています。彼は警察とは異なるアプローチで幸とハルの事件に関わり、単純に彼らを逮捕するのではなく、状況を理解しようとする姿勢を見せます。
探偵としての能力は非常に高く、幸とハルの居場所を突き止めるなど、鋭い洞察力を発揮します。また、彼の行動は時に予測不可能で、幸とハルの隣に引っ越すなど、大胆な手段を取ることもあります。
形切 診(かたぎり しん)

26歳の教員で、幸が通っていた学校の担任でした。一見普通の教師に見えますが、実は非常に歪んだ性格の持ち主です。
形切は幸を脅迫し、性的虐待を行っていました。さらに、幸以外の女子生徒にも同様の行為を行っていたことが明らかになっています。彼の行動は、権力を持つ立場の人間による最悪の形の搾取を体現しています。
物語の中で形切は、自らを誘拐犯と偽って動画を投稿し、幸を呼び出すという行動を取ります。これは、幸に対する執着心と支配欲の表れであり、彼の歪んだ愛情観を示しています。
八代 涼太郎(やしろ りょうたろう)

松葉瀬探偵事務所に勤めて半年の助手です。松葉瀬と共に幸の行方を追っています。
八代は、物語の中でコミカルな要素を提供する役割も果たしています。彼には緊張すると本音を言ってしまう癖があり、これが就職活動の失敗につながっていました。しかし、面接で本音を言うところを松葉瀬が面白がったため、松葉瀬探偵事務所に採用されるという経緯があります。
性格はしっかりとした長男タイプで、面倒見が良く、お人好しな一面が随所に見られます。彼は既婚者であり、常識人として描かれています。これらの特徴は、非常識な行動を取ることもある松葉瀬とのコントラストを生み出し、物語に適度な緊張感と緩和をもたらしています。
八代の役割は、主に松葉瀬のサポート役ですが、彼の存在は物語に現実味を与える重要な要素となっています。彼の常識的な視点は、幸とハルの異常な関係や、松葉瀬の奇抜な行動を際立たせる効果があります。
また、八代は物語の中で重要な洞察を提供することもあります。例えば、「最終的には相手を信じるしかない。君自身がどう思いたいかなんだ。」という彼の言葉は、幸の心の変化のきっかけとなっています。このように、八代は時に物語の展開に影響を与える重要な役割も果たしています。
幸の母

彼女は幸を日常的に虐待し、食事を床へ投げて与えるなど、極めて非人道的な扱いをしていました。
しかし、その一方で、幸がいなくなった後は警察へ捜索願を出したり、探偵に依頼するなど、世間体を気にする行動も見せています。これは、彼女の中に存在する矛盾した感情や、歪んだ愛情の表れと解釈できます。
幸の母親の行動の背景には、彼女自身も自分の母親から理想を押し付けられて育てられた過去があることが明らかになります。これにより、彼女の人間性がねじ曲がってしまった経緯が示唆されています。
あらすじ
幸との出会い
14歳の少女が自殺を図ろうとしているところを、謎の青年「お兄さん」が助けます。
少女は両親からの虐待、学校でのいじめ、教師からの性的虐待に苦しんでいました。お兄さんは少女を誘拐し、「幸」と名付けます。幸はお兄さんとの生活の中で初めて「幸せ」を感じ始めます。二人は警察から逃れるため、「逃げ切れたら結婚、捕まったら一緒に死ぬ」という約束をします。
日常生活の中の幸せ
幸とお兄さんは、小さなワンルームで共同生活を始めます。
幸は初めて誰かと一緒に食事をしたり、買い物に行ったりする経験をします。お兄さんは幸に料理を教えたり、一緒に映画を見たりと、普通の日常を過ごします。幸は少しずつ笑顔を見せるようになり、お兄さんとの生活に幸せを感じ始めます。
しかし、二人の関係は歪んでおり、お互いに本心を隠し合っています。
愉快犯の出現
ある日、インターネット上に幸を誘拐したと名乗る動画が投稿されます。
動画の中で使われた言葉から、幸は投稿者が自分を性的に虐待していた元担任教師だと気づきます。幸は一人で教師と対峙しようとしますが、お兄さんが助けに来ます。
お兄さんは教師を警察に引き渡し、幸を救出します。この出来事を通じて、幸はお兄さんへの信頼を深めていきます。
探偵の登場
幸の母親が私立探偵・松葉瀬聖に依頼し、幸の捜索が始まります。
松葉瀬は自身も虐待の経験があり、幸の状況に共感します。彼は優れた推理力で幸とお兄さんの居場所を突き止めます。松葉瀬は二人を逮捕するのではなく、見守る立場を取ります。
彼は幸に「公的手段で引き取る」ことを提案し、幸とお兄さんの関係に新たな変化をもたらします。
お兄さんの過去
お兄さんの本名は「ハル」であることが明かされます。
ハルは幼少期にホームレスの男性に拾われ、育てられました。しかし、ハルは普通の生活を求めて男性のもとを離れます。その後、男性は亡くなってしまいます。この経験から、ハルは「普通の幸せ」に対して複雑な感情を抱いています。幸との生活を通じて、ハルは自分の過去と向き合い、真の幸せとは何かを考え始めます。
幸の決断
松葉瀬の提案を受け、幸は自分の将来について悩み始めます。お兄さんとの生活を続けるか、それとも公的な手段で救済されるか、幸は選択を迫られます。幸は自分の意志で家に戻ることを決意します。
これは幸が初めて自分の人生について主体的な決断をした瞬間でした。幸の決断は、彼女の成長と自立への一歩を示しています。
両親との対峙
幸が家に戻ると、両親は相変わらず虐待的な態度を取ります。
特に母親は幸を再び監禁しようとします。幸の母親の過去も明かされ、彼女自身も虐待の被害者であったことが分かります。
幸は両親と向き合い、自分の気持ちを伝えようとしますが、理解を得ることはできません。この場面は、虐待の連鎖と家族の複雑な関係性を浮き彫りにしています。
お兄さん 死亡
幸が危険な状況に陥っていることを知ったお兄さんは、幸を救うために家に向かいます。そこで幸の両親と対峙し、激しい争いになります。混乱の中、お兄さんは致命的な傷を負ってしまいます。お兄さんは最後の力を振り絞って幸を守り、彼女に「生きろ」と言い残します。
この出来事は、幸とお兄さんの関係の集大成であり、物語の大きな転換点となります。
幸の新たな人生
お兄さんとの別れを経験した幸は、自分の人生を前向きに生きることを決意します。
松葉瀬の助けを借りて、幸は新しい環境で生活を始めます。幸は写真家としてのキャリアを歩み始め、お兄さんとの思い出を大切にしながら、自分らしい人生を歩んでいきます。幸の成長と自立は、彼女が真の意味での「幸せ」を見つけたことを示しています。
結末
物語は幸が大人になり、自立した人生を歩んでいる様子で締めくくられます。
幸はお兄さんとの思い出を胸に、前を向いて生きています。彼女の経験は、虐待や誘拐といった重い主題を扱いながらも、人間の強さと回復力、そして真の幸せを見つける旅路を描いています。物語は読者に「幸せとは何か」「正義とは何か」を問いかけ、幕を閉じます。
見どころ
複雑な人間関係の描写
この作品の最大の魅力は、主人公の幸とハルの複雑な関係性だと思います。誘拐犯と被害者という一見単純な構図に見えて、実はそれぞれの過去や心の傷が絡み合って、とても奥深い関係になっています。幸にとってハルは救世主であり、唯一の心の拠り所。一方でハルも幸との生活を通じて、自分の人生の意味を見出していく。この二人の関係性の変化を追っていくのが、とてもスリリングで心を掴まれます。
繊細な心理描写
登場人物たちの心理描写がとても繊細で、読んでいて胸が締め付けられる思いがします。特に幸の心の動きが丁寧に描かれていて、虐待やいじめを受けてきた彼女が、少しずつ心を開いていく様子に涙が出そうになります。「幸せの価値観を勝手に押し付けてくる」というセリフなど、社会の中で生きづらさを感じている人の気持ちが強く伝わってきて、共感せずにはいられません。
社会問題への深い洞察
この作品は、虐待やいじめ、誘拐といった重いテーマを扱っていますが、それらを単純に善悪で割り切るのではなく、深い洞察を持って描いています。特に、松葉瀬探偵の存在が、単純な「正義」では割り切れない問題の複雑さを浮き彫りにしています。社会のあり方や、人々の幸せとは何かを考えさせられる、奥の深い作品だと感じます。
繊細な絵柄と印象的な演出
作画の繊細さも、この作品の大きな魅力です。特に幸の表情の変化が丁寧に描かれていて、言葉では表現されていない感情まで伝わってきます。また、幸が初めて海を見たシーンなど、印象的な場面の演出も素晴らしいです。壮大な海を前にして、幸の心が動く様子が伝わってきて、読んでいてぐっと来ました。
キャラクターの成長
この作品の中で、登場人物たちが少しずつ成長していく様子も見どころの一つです。特に幸が、ただの被害者から自分の人生を自分で決める強さを持った人間へと成長していく過程が印象的です。最後に幸が自分の意思で両親のもとに戻る決断をするシーンは、彼女の成長を象徴していて、胸が熱くなりました。ハルや松葉瀬など、他のキャラクターたちも幸との関わりを通じて変化していく様子が丁寧に描かれていて、人間の可能性を感じさせてくれます。
この『幸色のワンルーム』は、一見重いテーマを扱っていますが、人間の強さや成長、そして真の幸せとは何かを深く考えさせてくれる作品です。複雑な人間関係や社会問題を通して、読者自身の人生や価値観を見つめ直すきっかけを与えてくれる、そんな奥深い魅力を持った漫画だと思います。
TVドラマについて
2018年7月8日から9月23日まで朝日放送テレビ(ABCテレビ)の『ドラマL』枠で放送されました。
- 主演は、幸役を山田杏奈、お兄さん(ハル)役を上杉柊平が演じています。
- 原作は、はくりによる同名の漫画です。
- ストーリーは、14歳の少女が誘拐され、誘拐犯との奇妙な同居生活を描いています。
- 放送前から、誘拐をテーマにしていることで議論を呼び、社会的な注目を集めました。
このドラマは、原作漫画の複雑なテーマと人間関係を実写で表現し、社会に問題提起をする意図があったようです。
放送を見逃してしまった方は、Huluがおすすめです。
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- 見逃し配信で最新話をいつでもキャッチアップ可能
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感想・考察
幸せとは何か? – 『幸色のワンルーム』が問いかけるもの
『幸色のワンルーム』を読んで、まず強く感じたのは「幸せとは何か」という問いかけです。主人公の幸は、両親からの虐待や学校でのいじめという過酷な環境から、誘拐犯のハルとの生活を「幸せ」だと感じています。一般的な価値観からすれば異常な状況なのに、幸にとってはそれが救いになっている。この設定は、私たちが当たり前だと思っている「幸せ」の形に疑問を投げかけているように感じます。
社会の中で「正しい」とされていることが、必ずしも個人の幸せにつながるわけではない。そんなメッセージがこの作品には込められているように思います。幸とハルの関係は確かに歪であり、犯罪的ですが、そこにある温かさや互いを思いやる気持ちは純粋で、読んでいて胸が締め付けられます。
作者は、この極端な設定を通して、私たちに「本当の幸せとは何か」を考えさせようとしているのではないでしょうか。社会の常識や周りの目を気にするあまり、自分の本当の気持ちを見失っていないか。そんなことを考えさせられる作品だと感じます。
ドラマ 中止
ドラマ化が一時中止になったって聞いた時、社会の反応の厳しさを感じました。確かに、未成年誘拐を題材にした作品をテレビで放送するのは難しい判断だったと思います。
でも、この作品が投げかけている問題って、実は私たちの社会に潜んでいるものだと思うんです。虐待や、それを見過ごしてしまう周囲の人々の問題。これって、フィクションだからこそ描けることもあるんじゃないかな。
結局、ドラマは放送されましたが、この騒動を通して、フィクションと現実の境界線について考えさせられました。難しいテーマだからこそ、もっと議論が必要なんだと思います。
お兄さんの正体
ハルの正体が明かされるまで、ずっとモヤモヤしていました。最初は単なるストーカーだと思っていたのに、彼の過去が明らかになるにつれて、複雑な心境になりました。
ハルも幸と同じように辛い過去を持っていたことが分かった時、彼の行動の意味がやっと理解できたんです。彼は自分の傷を癒すために幸を救ったわけじゃなくて、自分と同じ境遇の子を見過ごせなかっただけなんだって。
でも、それでも彼の行為は犯罪です。正義と犯罪の境界線って、こんなにも曖昧なんだなって考えさせられました。結局、ハルの正体は「傷ついた救済者」だったのかもしれません。


読者の声
一見この漫画は、ストックホルム症候群かなと思ってしまいますが、実は大きく違います。一応誘拐扱いにされた女性『幸』は、現実世界から逃避したい環境におかれており、誘拐したお兄さんは幸からみたら救世主だったのです。元刑事の探偵と奇妙な同居生活を送ったりしますが、本当の幸せとは何か?教科書のように常識通りにお兄さんを裁いていいのだろうか?この本は読み手に問いかけてきます。
Amazonより引用
俺は、自分とその子を天秤にかけて自分を選ぶような人間に、その子を渡す気はない(お兄さん)
愉快犯からのメッセージに気付き、姿を消した幸。
幸の予想通り、犯人は幸を強姦していた教師!
ふう、お兄さんと比べたらゲスの極みとしか言えない屑野郎過ぎて、歪んだ愛を語る資格など一切ない下劣さ。
教師に幸は反抗を試みますが、やはり子供では歯が立たず大ピンチ!
そしてやはり幸の窮地を救うのはお兄さん!
お兄さんの言葉ひとつひとつに幸への想いが詰まっていて感動!
新キャラの探偵・松葉瀬。両親が幸に行っていた酷い虐待にはやくも気付き、自分の過去と重ねているようで幸を誰よりも早く先に見つけようとやる気に。
松葉瀬は2人にとって味方となりうるか?』
Amazonより引用
読んでよかった
色々考えさせられる作品でした。
母親の考え方が最後まで保守的ですごくモヤモヤした。
母親の供述がああでも、銃口が幸を向いていたとか実際の現場の様子を報道で言わないのかとか不思議な点は色々あって腑に落ちない。
未成年の子が顔を出してあの内容を配信で伝えるのはリスクもあると思う…。
Amazonより引用
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作者について
はくり
漫画家、イラストレーター。pixivおよびTwitterにて発表していたサスペンス漫画『幸色のワンルーム』が人気となり、2017年2月にスクウェア・エニックスより単行本が発売。2018年7月には実写ドラマ化された。その他の作品に『猫かぶりの池ヶ谷くん』
作者のSNSリンク
「幸色のワンルーム」まとめ
- 作者:はくり
- 連載状況:『幸色のワンルーム』は2023年6月17日まで『ガンガンpixiv』(スクウェア・エニックス)にて連載。
- コミックス情報:11巻で完結しています。
- 読むには:割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 受賞歴:2017年6月に開催されたWEBマンガ総選挙で3位を獲得しています。
- 関連情報:2018年7月から9月まで実写ドラマ化されました。
- 作品の魅力:複雑な人間関係と社会問題を深く掘り下げ、繊細な心理描写と印象的な演出によって読者の心に強く訴えかける力を持っています。
- キャラクター:主人公の幸とハルの関係性が、単純な加害者と被害者の構図を超えて、互いに支え合う深い絆として描かれています。
- テーマ性:「本当の幸せとは何か」という普遍的なテーマを探求し、社会の常識や周りの目を気にするあまり、自分の本当の気持ちを見失っていないかを考えさせられる作品です。
- ジャンルの新規性:サスペンス要素を含むヒューマンドラマで、虐待やいじめなどの社会問題に関心のある読者や、複雑な人間関係を描いた物語を好む人に向いています。
- 読者の感想:物語の深さや心理描写の繊細さを評価する意見が多い一方で、展開の遅さや設定の現実離れを指摘する声もあります。
- 今後の展望:完結していますが、作品の人気から続編やスピンオフの可能性も考えられます。