極道の孫同士の婚約から始まる、スリルと笑いが融合した恋愛ストーリー。ヤクザの孫娘・吉乃と、危険な二面性を持つ婚約者・霧島の関係を軸に、暴力と執着が渦巻く世界を描く。常識はずれの行動と予測不能な展開に、読者は息もつかせぬ緊張感と興奮を味わう。
「来世は他人がいい」はどこで読める?
アフタヌーンで、2017年10月号から連載。既刊8巻
「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門第1位、「このマンガがすごい! 2019」オトコ編第8位受賞。テレビアニメ化され、2024年10月7日よりTOKYO MXほかにて放送。
以下の方法で読むことができます
- 電子書籍:Kindle、eBookJapan、ブックライブなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍:全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。

作品基本情報
タイトル:「来世は他人がいい」
作者:小西 明日翔
ジャンル:
ヤクザラブコメディ
青年マンガ
サスペンス要素のあるドラマ
ターゲット読者層:
18歳以上の青年層
男女問わず
非日常的な恋愛ドラマを好む読者
ダークユーモアや過激な展開を楽しめる読者
登場人物相関図

染井 吉乃(そめい よしの)

本作の主人公。関西最大の指定暴力団4代目桐ケ谷組直系染井組の組長の孫娘です。大阪で暮らしていましたが、深山霧島との婚約を機に東京で暮らすことになり、生活が一変します。
外見は派手で、周囲からは「梅田のホステス」などと呼ばれる隙のない美女です。長いロングヘアーが特徴的です。性格は芯が強いものの、流されやすい一面も持っています。極道の家で育ちながらも、祖父を反面教師にしたため、人柄は比較的普通です。
深山 霧島(みやま きりしま)

吉乃の婚約者で、関東最大の指定暴力団5代目砥草会直系の深山一家の総長の孫です。高校3年生で、眉目秀麗な外見と優れた成績を持つ、一見すると理想的な青年です。
常に笑顔を絶やさず優男に見えますが、一方で躊躇なく他人に凄惨な暴力を振るう二面性を持っています。さらに、自分の周囲を巻き込むほど破滅的な目に遭いたいという被虐願望の持ち主でもあります。
霧島は吉乃に対して強い執着心を持っています。当初は吉乃を「普通の女」と見なして飽きてしまいますが、吉乃の予想外の行動に本気で惚れてしまい、以降ストーカーのように彼女を追い回すようになります。
鳥葦 翔真(とりあし しょうま)

吉乃の2歳年上の大学生で、染井組の構成員です。吉乃とは家族同然の間柄で、幼い頃から彼女を守る存在として描かれています。
翔真の外見は、全身に入れ墨をした気怠げなイケメンという特徴があります。普通に高校を卒業して大学に通っていますが、講義はサボりがちで、日中は様々な場所に出かけている様子が描かれています。
普段は無口で無愛想ですが、年上には可愛がられ、年下に慕われる世渡り上手な一面も持っています。特に吉乃に対しては強い保護欲を持ち、彼女のためなら命を張る覚悟があることが示されています。
霧島とは犬猿の仲で、吉乃を巡って対立関係にあります。翔真は霧島のことを大嫌いで、会うたびに舌打ちしたり悪口を言っています。
周防 薊(すおう あざみ)

謎多き危険人物として登場します。黒髪をノーセットで下ろし、常にマスクをしている特徴的な外見を持っています。背中と腕に入れ墨をしており、その言動には危険な要素が多く含まれています。
薊は吉乃を狙っている人物として描かれていますが、その目的は明確には示されていません。しかし、染井蓮二の殺害を企んでいることが明らかになっており、そのために吉乃と結婚しようとまで言い出すなど、極めて危険な存在であることが示唆されています。
霧島とは互角の戦いを繰り広げる実力の持ち主で、殺しの腕は一級品です。
染井 蓮二(そめい れんじ)

桐ケ谷組直系染井組の組長で、吉乃の祖父です。関西最大の指定暴力団である四代目桐ケ谷組の重要な地位にあり、剛友会の食事会では桐ケ谷組若頭補佐として出席する姿が描かれています。
深山一家総長の深山萼と兄弟盃を結んだことをきっかけに、勝手に深山総長の息子・深山霧島と自分の孫娘との婚約を計画し、それを報道関係者にも教えまわるほどの行動力を持っています。
吉乃に対しては、「1年掛けて惚れさせたあとで捨てろ」と電話で申し付けるなど、孫娘を通じて何らかの目的を達成しようとしている様子が窺えます。
深山 萼(みやま がく)

関東最大の指定暴力団である五代目砥草会直系の深山一家の総長です。剛友会の食事会では砥草会会長代行として出席しており、男前な人物として描かれています。霧島の祖父の兄にあたり、霧島が小学5年生の時に起こした事件をきっかけに、霧島を預かることになりました。
明石潟 椿(あかしがた つばき)

吉乃のいとこ(吉乃の祖父の愛人の娘の娘)で、京都出身の美人です。蓮二に憧れており、吉乃のことも大好きで関係は非常に良好です。洞察力や読み合いに優れており、霧島相手にも動じずに意見できる怖いもの知らずな一面も持っています。また、男遊びが激しいという一面もありますが、大本命は別にいて、その相手は蓮二かも?
用語集
染井組
関西最大の指定暴力団である四代目桐ヶ谷組の直系組織です。主人公の染井吉乃の祖父である染井蓮二が組長を務めています。物語の舞台となる大阪を拠点としており、関西の極道社会において重要な位置を占めています。
深山一家
深山萼が総長を務める団体です。
関東最大の指定暴力団である五代目砥草会の直系組織です。深山霧島の祖父にあたる深山萼が総長を務めています。東京を拠点としており、関東の極道社会において大きな影響力を持っています。染井組との間で婚約話が持ち上がり、物語の展開に大きく関わっています。
地下室
染井組の本拠地にある秘密の空間です。ここでは組織の重要な会議や、時には制裁が行われることもあります。この場所は極道の世界の厳しさや暗さを象徴する重要な舞台となっています。吉乃や霧島たちも、この地下室での出来事を通じて、自分たちが属する世界の現実と向き合うことになります。
剛友会
極道組織の会合です。染井蓮二や深山萼などの重要人物が出席する場となっています。この会合を通じて、各組織間の関係性や力関係が描かれ、物語の背景となる極道社会の構造が明らかになっていきます。
赤座興業事件
物語の中で起こる重要な事件の一つです。砥草会の三次団体である赤座興業の会長の娘がさらわれた事件で、この事件をきっかけに吉乃と霧島の関係にも変化が生じます。また、この事件は物語の展開に大きな影響を与え、登場人物たちの行動や決断に影響を及ぼしていきます。
あらすじ
突然の婚約と東京への移住
関西最大の指定暴力団四代目桐ヶ谷組直系染井組組長の孫娘である染井吉乃は、ある日突然、祖父の蓮二から関東最大の指定暴力団五代目砥草会直系深山一家の孫息子との婚約を告げられます。政治的な意味合いの強いこの縁談を断り切れず、吉乃は半年後、単身で東京へ引っ越すことになります。婚約相手の深山霧島は、一見すると優しく人当たりの良い高校生でしたが、実は「人生メチャクチャにされたい」という強烈な破滅願望を持つ危険な人物でした。
霧島の本性と吉乃の反撃
東京での生活が始まって間もなく、霧島は吉乃に対して本性を現します。「もう飽きたから顔と身体を売って金にしてくれない?」と笑顔で言い放ち、吉乃を驚愕させます。この言葉に怒りを覚えた吉乃は、祖父からのアドバイス「1年かけて自分に惚れさせ、容赦なく捨てて帰ってこい」を胸に、行動を起こします。吉乃は自分の片方の腎臓を400万円で売り、その金を霧島の前に置きながら「調子に乗ってたら人生メチャクチャにしたる」と啖呵を切ります。この行動に霧島は逆に吉乃に惚れ込み、以降、彼女をストーカーのように追い回すようになります。
翔真の登場と三角関係の始まり
吉乃の幼なじみで染井組の構成員である鳥葦翔真が登場します。翔真は吉乃を家族のように慕っており、霧島との関係を知って心配します。翔真は必要とあらば霧島を殺すことまで考えており、一方の霧島も吉乃と親しい翔真の存在を快く思っていません。
二人は会うたびに激しく対立し、吉乃をめぐる三角関係が形成されていきます。この関係性は物語全体を通して重要な要素となり、吉乃を中心とした複雑な人間関係が展開されていきます。
吉乃の従姉妹・椿の登場
吉乃の従姉妹である明石潟椿が登場します。椿は京都出身の美人で、一見おっとりとした性格に見えますが、実は鋭い洞察力を持ち、霧島に対しても臆することなく意見できる強さを持っています。
椿の登場により、吉乃が売った腎臓の真相が明らかになります。椿は吉乃の腎臓売買に関わっており、この出来事を通じて二人の絆の深さが描かれます。
大阪への帰省と新たな危機
夏休みに入り、吉乃は霧島とともに大阪へ帰省します。しかし、この帰省は平和なものではありませんでした。霧島には秘密の目的があり、元カノの奈緒と密会していました。
その目的とは、逆恨みで吉乃と霧島を狙う半グレ集団の一掃でした。霧島は計画通り半グレ集団をおびき出すことに成功しますが、予想外に吉乃が事態に巻き込まれてしまいます。さらに翔真も加わり、3人は騒動の鎮圧に向けて動き出します。この出来事を通じて、吉乃、霧島、翔真の関係性がより複雑に、そして深くなっていきます。
謎の男・薊の登場
大阪での騒動の中で、謎の男・周防薊が登場します。薊は霧島たちに半グレ集団をけしかけた張本人であり、なぜか吉乃を執拗に狙っています。薊の目的は不明ですが、彼の存在は新たな緊張感をもたらします。
薊は常にマスクをしており、その下には大きな傷跡があることが明らかになります。霧島は薊のことを知っているようですが、関係は明らかにされていません。
霧島と吉乃の関係の進展
大阪での騒動が一段落した後、吉乃は「鎮圧できたら付き合ってやる」と霧島に告げます。
霧島はこの約束をしっかりと覚えており、吉乃に迫ります。結果として、二人はついに正式な恋人関係となります。しかし、この関係は純粋な恋愛感情だけでなく、複雑な思惑が絡み合っています。吉乃は霧島を完全に信頼しているわけではなく、霧島も吉乃への執着と愛情が入り混じった感情を抱いています。
組織内の不穏な動き
染井組内部に不穏な空気が漂い始めます。吉乃の祖父である蓮二のリーダーシップに対する不満が表面化し、組織内の分裂の兆しが見え始めます。
霧島の所属する砥草会側にも何らかの動きがあることが示唆されます。これらの組織内の問題は、吉乃と霧島の関係にも影響を及ぼし始め、二人は単なる恋愛関係だけでなく、組織間の政治的な駒としての役割も担わされることになります。
吉乃の過去と父親の死
吉乃の父親の死について新たな事実が明らかになります。当初は交通事故死とされていましたが、実際には殺害された可能性が高いことが示唆されます。
この事実は、吉乃の現在の状況や、彼女を取り巻く危険な環境と密接に関連していることが暗示されます。吉乃の父親の死の真相は、物語の重要な伏線となり、今後の展開に大きな影響を与える可能性があります。また、この事実は吉乃自身の性格形成や、彼女が極道の世界で生き抜く強さの源泉となっています。
霧島の過去と吉乃との出会い
霧島の過去についても、徐々に明らかになっていきます。
霧島は小学5年生の頃、クラスメイトたちからひどいいじめを受けていました。300日間の耐え忍んだ末、霧島は暴力で反撃し、主犯格の男子たちを襲撃します。この事件をきっかけに、霧島は伯父のもとで暮らし始めることになります。
さらに、霧島が中学1年生の頃、すでに吉乃のことを知っており、大阪まで彼女の姿を見に行っていたことが明らかになります。この過去のエピソードは、霧島の複雑な性格の形成過程を示すとともに、吉乃への特別な感情の起源を示唆しています。
今後の展望
薊の正体と目的の解明、染井組と砥草会の内部抗争の激化、吉乃の父親の死の真相究明などが予想されます。
また、霧島と吉乃の関係が、単なる恋愛関係から組織間の政治的な要素を含んだものへと変化していく可能性も高いでしょう。翔真の立場や役割も、より重要になっていくと考えられます。
吉乃自身が自分の過去や家族の歴史と向き合い、極道の世界での自分の立ち位置を再確認していく過程も描かれると予想されます。これらの要素が絡み合いながら、物語はより複雑で緊張感のある展開を見せていくことでしょう。
見どころ
極道ラブコメの新境地!
このマンガの最大の魅力は、極道の世界を舞台にしたラブコメという斬新な設定です。普通の少女マンガとは一線を画す独特の世界観が、私を引き込んでしまいました。主人公の吉乃と霧島のやり取りは、ハラハラドキドキの連続で、目が離せません。特に、吉乃が腎臓を売って400万円を用意するシーンは衝撃的で、思わず「えっ!?」と声を上げてしまいました。
極道の世界ならではの過激な展開と、コメディ要素が絶妙なバランスで融合しているのが、この作品の大きな特徴だと感じます。危険な状況下でも、ユーモアを忘れない登場人物たちの掛け合いに、思わず笑ってしまうことも多いんです。
ヒロイン・吉乃の魅力
吉乃のキャラクターが本当に魅力的です。極道の孫娘でありながら、一見すると普通の女子高生。でも、いざという時の決断力と行動力には驚かされます。特に、霧島に対して啖呵を切るシーンは鳥肌が立つほどカッコよかったです。
彼女の関西弁での台詞回しも絶妙で、怒った時の「なんでやねん!」は思わず真似したくなるほど。普段は標準語で話す吉乃が、感情が高ぶると関西弁になるギャップも魅力の一つですね。吉乃の強さと可愛らしさのバランスが絶妙で、私も彼女のようになりたいと思ってしまいます。
霧島のミステリアスな魅力
霧島というキャラクターの謎めいた魅力にも引き込まれます。一見爽やかな好青年に見えながら、実は危険な一面を持つ彼の二面性が興味深いんです。特に、吉乃に対する態度の急激な変化には驚かされました。
彼の「普通の男になろうか?」という台詞には、複雑な心境が垣間見えて、思わずドキッとしてしまいます。霧島の行動原理や本当の気持ちが分からないからこそ、次の展開が気になって仕方ありません。彼の過去や真意が明らかになっていく過程も、この作品の大きな見どころの一つだと思います。
予測不能なストーリー展開
この作品の魅力は、予測不能なストーリー展開にもあります。極道同士の抗争や、突然の事件、思わぬ人物の登場など、次々と起こる予想外の出来事に、ページをめくる手が止まりません。
特に、吉乃と霧島の関係性の変化が面白いです。最初は敵対していた二人が、少しずつ互いを理解し合っていく過程が丁寧に描かれています。でも、その関係性がどこに向かうのか、まったく予想がつきません。この予測不能さが、読者を飽きさせない大きな要因だと感じています。
独特の絵柄と表現力
小西明日翔先生の絵柄も、この作品の大きな魅力です。特に、キャラクターの表情の描き分けが秀逸で、霧島の不気味な笑顔や、吉乃の怒った顔など、それぞれの感情が生き生きと伝わってきます。
また、暴力シーンの描写も独特です。過激な内容でありながら、どこか可笑しみのある表現で描かれているので、読者を不快にさせることなく、物語の緊張感を高めています。この絶妙なバランス感覚が、作品全体の雰囲気を作り出しているんだと思います。
結論として、『来世は他人がいい』は、極道の世界を舞台にしながらも、人間ドラマとしての深みがあり、予測不能な展開と独特の世界観で読者を魅了する、唯一無二の作品だと言えます。この作品は、マンガの新しい可能性を感じさせてくれる、読む価値が十分にある作品だと確信しています。
アニメ化情報

2024年10月7日からTOKYO MXとBS11にてテレビアニメの放送が開始されました。
アニメーション制作はスタジオディーンが担当しています。
登場人物の声優陣が発表されています:
染井吉乃役:上田瞳 / 深山霧島役:石田彰
オープニングテーマは「UNDER and OVER」by THE ORAL CIGARETTES
エンディングテーマは「なに笑ろとんねん」
アニメ化の発表は、原作漫画の人気と評価の高さを反映していると言えるでしょう。テレビアニメ化により、さらに多くの人々にこの作品の魅力が伝わることが期待されます。
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感想・考察
極道の世界観がリアル!
リアルな世界観に引き込まれます。極道の家に生まれた主人公・吉乃の日常が、とてもリアルに描かれているんです。普通の高校生活を送りながらも、極道の孫娘としての立場や責任が常に付きまとう姿に、胸が締め付けられる思いがしました。
特に印象的だったのは、吉乃が霧島との婚約のために東京へ引っ越すシーン。家族や馴染みの環境を離れ、見知らぬ土地で新しい生活を始めなければならない不安や戸惑いが、とてもよく表現されていたと思います。これは極道の世界だけでなく、誰もが経験する可能性のある状況ですよね。そんな普遍的な感情と、極道という特殊な環境が絶妙に絡み合っているところが、この作品の魅力だと感じました。
吉乃のキャラクター性がすごい!
キャラクターがとにかく魅力的です!極道の孫娘でありながら、意外とまともな感覚を持っている点がいいですね。でも、いざという時の決断力や行動力は半端なくて、腎臓を売って400万円を用意するシーンには驚きました。
普通の女子高生なら絶対にできないような大胆な行動を、吉乃はさらっとやってのける。そんな彼女の強さと覚悟に、読んでいて何度も「かっこいい!」って思いました。特に、霧島に啖呵を切るシーンは鳥肌が立つほど印象的でした。
吉乃は極道の世界に生まれながらも、自分の意志を持って生きている。そんな彼女の姿に、私たち読者も勇気をもらえる気がします。自分の信念を貫くことの大切さを、吉乃から学べる気がしますね。
霧島の不可解な魅力
霧島のキャラクターは本当に不思議で魅力的です。最初は優しくて紳士的な好青年に見えるのに、突然豹変して吉乃に身体を売れとか言い出す。そのギャップに最初は戸惑いましたが、読み進めるうちに霧島の複雑な内面に引き込まれていきました。
特に印象的だったのは、霧島が「人生をメチャクチャにされたい」と言うシーン。一見すると狂気的な発言ですが、それが霧島の本音なんだと思うと、なんだか切なくなりました。彼の中にある闇や痛みが、そういう形で表れているのかもしれません。
霧島の行動は予測不可能で、時に危険でさえありますが、それでも彼の魅力から目が離せなくなります。吉乃への執着心も、歪んでいるけど純粋で、読んでいて複雑な気持ちになりますね。霧島のキャラクターを通じて、人間の複雑さや矛盾した感情について考えさせられます。
休載について
2024年3月に作者の小西明日翔さんがXで休載を発表したと聞いて、正直ショックでした。でも、作者の体調や創作環境を考えると、休載はやむを得ないことだと思います。
休載中は寂しい気持ちになりますが、この時間を利用して今までの話をじっくり読み返すのもいいかもしれません。これまでの伏線や細かい描写を再確認することで、新たな発見があるかもしれませんよね。また、休載期間中に作者がさらにアイデアを練ることで、再開後にはより面白い展開が待っているかもしれません。
ファンとしては、作者の健康と作品のクオリティを第一に考えたいです。焦らずゆっくり休んでいただいて、また素晴らしい物語を届けてほしいなと思います。再開を楽しみに待っていますね。
翔真は吉乃が好き?
翔真と吉乃の関係性って、本当に気になりますよね。翔真が吉乃のことを特別に思っているのは明らかですが、それが恋愛感情なのか、それとも家族愛なのか、はっきりとは分かりません。
翔真の吉乃に対する態度を見ていると、単なる家族以上の感情を抱いているように感じます。吉乃のためなら命を張るとまで言い切る翔真の姿勢は、ただの家族愛を超えているように思えます。特に、霧島に対して見せる嫉妬心は、恋愛感情の表れかもしれません。
でも、吉乃の方は翔真のことを家族のように思っているようで、その温度差が切ないですね。翔真の想いが報われるのか、それとも吉乃と霧島の関係が進展していくのか、今後の展開が気になります。翔真の心情がもっと詳しく描かれる回があれば、嬉しいですね。


読者の声
ヤクザ、狂人、染井吉乃
pixivからこの作品を知っていて、久しぶりにサンプルを読んだら、全部読みたい衝動にかられて、3巻購入しました。
霧島が、大変よいです。
”ヤンデレ”っていう言葉で収まらない不思議な狂人。好きです。
世界観がとても好きです。多分pixivから知っているので、表紙と中身のギャップ?は感じませんでした。
ヤクザ、狂人、恋愛もの、定番といえば定番ですが、特徴的な絵なので私個人としては既視感もなく読めて楽しかったです。
主人公ホイホイが好きなので堪りません。
チートラに似てるとのレビューを読みましたが、内容的には微塵も同じと思うことはありませんでした。多分絵の雰囲気?韓国の方のイラストの目の描き方(目尻の感じ?)と似てるからでしょうかね。どちらも大好きです。
ヤクザの美味しいところをかじりつつ、でもそこに乗っかり過ぎてない塩梅が、良いと思いました。
あと、霧島はMだと思います。作中でもゆってましたけど。
M特有の自分の欲求に我儘で、吉乃からの罵声に喜んでいるのが最高に萌えました。
なんでしょう、Mと独占欲全開ストーリーが好きな人にはハマるのかもしれません。
Amazonより引用
めちゃくちゃ”””良い”””
毎回ですが作画が丁寧すぎて流し読みできません、一コマ一コマ線を追いたくなる絵です。
CMを見てやっぱ霧島いいなあ〜!と思いましたがそれ以上に主人公の吉乃が大好きでたまりません。
一番親しみやすいのに一番心根からイカれてるのも彼女だろうなと思いますし、霧島と同じようにどんどん彼女に惚れ込んでしまいます。今回も吉乃がどんな言葉を言うのかわくわくしていました。
今回第20話で2人がやっと揃ったコマは痺れました、次の第21話でも思いましたが見せ場での影の使い方がめちゃくちゃ上手いなと思います。
続きがほんとうに楽しみです。何度読んでもたのしい作品と同じ時代に生きれて超絶ハッピーです〜!!
Amazonより引用
全部性癖
強く美しく芯の通った女と、その女の子を狂うほど愛するヤクザの男、最高すぎる🥲男に負けてないほど女も狂ってるのが最高。
実は作者さんの前作があまりハマらなかったので、無料試し読みを読んだ際は面白いと思いつつ読み進めなかったのですが、どうもずっと頭に残っていて、試しに一巻を買って読んでみたら…そのまま全巻買い、単行本化されてない話はCOMIC DAYSで最新話まで全部買いました。作者さんのTwitterを遡って過去に上げていらっしゃった絵も全部見ました😂
二人の関係がとにかくフルスロットルで性癖を刺してきますが、周りのキャラクターやストーリーの面白さも群を抜いて素晴らしいです。
あと、絵!!話が進むにつれてどんどん複雑に艶っぽくなり、周囲の目線を惹きつける吉乃と霧島と翔真の美しさに説得力が出てきます。セリフが多めな漫画で、それが魅力でもありますが、話が進むにつれて「絵で語る」コマも増えてきます。
久しぶりにどハマりした漫画に出会えてうれしいです。
Amazonより引用
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試し読みの利点:
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作者について
小西 明日翔
こにし あすか
漫画家。2017年、講談社「アフタヌーン」にて、バイオレンスコメディ『来世は他人がいい』を連載。「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門で第1位を獲得。2024年10月にはテレビアニメ化された。その他の作品に、WEB上で発表していた未完の小説を元とした『春の呪い』など。
作者のSNSリンク
「来世は他人がいい」まとめ
- 連載状況:「来世は他人がいい」は講談社アフタヌーンにて2017年10月号から連載中
- 作者:小西明日翔
- コミックス情報:現在8巻まで発売、連載中。2024年3月に作者が休載を発表。再開時期は未定。
- 受賞歴:「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門第1位、「このマンガがすごい! 2019」オトコ編第8位受賞
- 関連情報:2024年10月7日よりTOKYO MXほかにてテレビアニメ放送開始
- 読むには:割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 作品の魅力:極道の世界を舞台にしたバイオレンスコメディ。スリルと笑いが融合した独特の世界観が魅力
- キャラクター:主人公の染井吉乃と深山霧島を中心に、個性的で魅力的なキャラクターが多数登場。特に吉乃の強さと霧島の危険な魅力が際立つ
- テーマ性:極道の世界における人間関係や愛、そして自己実現をテーマにしている
- ジャンルの新規性:恋愛とバイオレンスを融合させた新しいジャンル。極道や危険な世界観に興味のある読者に向いている
- 読者の感想:キャラクターの魅力や予測不可能な展開、独特の世界観を評価する意見が多い。一方で暴力描写や過激な内容に戸惑う声もある
- 今後の展望:吉乃と霧島の関係性の変化、組織内の抗争や謎の人物「アザミ」の正体など、さらなる展開が期待される