夫婦の信頼関係が揺らぐ瞬間、そこに潜む真実とは。「にぶんのいち夫婦」は、浮気の疑惑から始まる夫婦の物語を鮮烈に描くサスペンス要素満載の恋愛ドラマ。誤解と嘘が織りなす人間関係の複雑さ、そして友情の裏切りという衝撃的な展開に、読者は息をのむ。視点の切り替えで多角的に描かれる物語は、現代の夫婦像を鋭く浮き彫りにする。
「にぶんのいち夫婦」はどこで読める？
「にぶんのいち夫婦」はマンガボックスで2019年2月27日から配信、全8巻で完結。
以下の方法で読むことができます
- 電子書籍：Kindle、eBookJapan、ブックライブなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍：全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。
作品基本情報
8巻完結
タイトル：「にぶんのいち夫婦」
原作者：夏川 ゆきの
漫画：黒沢 明世
ジャンル：
恋愛サスペンス
夫婦ドラマ
心理ミステリー
ターゲット読者層：
20代後半から30代の成人
女性読者が中心
人間関係や夫婦問題に興味がある読者
サスペンス要素を楽しみたい読者
登場人物
中山 文（なかやま あや）
主人公である29歳の女性です。通販会社のコールセンターでパートとして働いています。長身でスレンダーな体型をしていますが、背が高いことをコンプレックスに感じています。
文は、夫の中山和真との結婚生活3年目に入ったところで、和真のスマートフォンに届いた不審なメッセージを見てしまったことをきっかけに、夫の浮気を疑い始めます。夫婦関係に亀裂が入り始める中、文は真実を知るために奔走します。
友人たちの協力を得ながら、文は夫の行動を調査し、自分の感情と向き合っていきます。時には強引な行動を取ることもありますが、それは夫婦関係を守りたいという思いの表れでもあります。
物語が進むにつれて、文は自分自身と向き合い、夫婦関係における信頼の重要性を学んでいきます。最終的に、和真との関係を見つめ直し、コミュニケーションの大切さを再認識します。
中山 和真（なかやま かずま）
文の夫で32歳の男性です。飲食店などのマネジメントを行う会社で課長を務めるイケメンです。穏やかな性格ですが、事なかれ主義で執着心が薄い一面もあります。
和真は文を深く愛していますが、友人の畑野さやかに一方的に思いを寄せられ、複雑な状況に巻き込まれてしまいます。さやかの策略により、文との関係に亀裂が入り始めます。
和真は文を傷つけたくないという思いから、真実を隠そうとしますが、それがかえって状況を悪化させてしまいます。物語が進むにつれて、和真は自分の行動の結果と向き合い、文との関係を修復するために努力します。
最終的に、和真は文に対して正直に向き合うことの大切さを学び、夫婦関係を再構築するために成長していきます。
樋口 亮（ひぐち あきら）
20歳の男子大学生です。参議院議員の父親と弁護士の母親の間に生まれた一人息子ですが、複雑な家庭環境を持っています。
亮は文と同じコールセンターでアルバイトをしており、文の悩みに気づいて相談に乗るようになります。彼の冷静な判断力と行動力は、文の問題解決に大きな助けとなります。
物語が進むにつれて、亮は文に対して好意を抱くようになりますが、あくまでも文と和真の関係を尊重し、サポート役に徹します。彼の存在は、文が自分自身と向き合い、夫婦関係を見つめ直すきっかけとなります。
亮の成熟した態度と行動は、彼の年齢を超えた洞察力と人間性を示しており、物語に重要な影響を与えています。
畑野 さやか（はたの さやか）
さやかは、文の学生時代からの友人で、29歳の女性です。さやかは和真に一方的な思いを寄せており、文と和真の関係を壊そうと画策します。
さやかの行動は、友人関係の裏切りという物語の重要なテーマを体現しています。彼女は和真を自分のものにしようと、様々な策略を巡らせ、文と和真の間に不信感を植え付けようとします。
物語が進むにつれて、さやかの行動はエスカレートし、犯罪的な行為にまで及びます。彼女の行動の背景には、複雑な過去や心理的な問題があることが明らかになります。
最終的に、さやかの行動は露見し、彼女は自分の行動の結果と向き合うことになります。さやかの存在は、友情の脆さと人間関係の複雑さを浮き彫りにする重要な役割を果たしています。
江藤 菜摘（えとう なつみ）
文の友人の一人で、29歳の女性です。小学校1年生の息子と3歳の娘の母親です。元ヤンキーの姉御肌で、はっきりとした性格の持ち主です。
菜摘は、文や他の友人たちが問題に直面した際に、積極的にサポートする重要な役割を果たします。特に、友人の今井優香がモラルハラスメントに苦しんでいることを知った際には、迅速に行動を起こします。
彼女の強い正義感と行動力は、物語の展開に大きな影響を与えます。菜摘は、さやかの悪事が明らかになった際にも、毅然とした態度で対応し、問題解決に貢献します。
菜摘の存在は、真の友情の力と、困難な状況に直面した際の仲間の重要性を示しています。彼女の行動と態度は、物語全体を通じて、正義と友情のテーマを強調する役割を果たしています。
あらすじ
結婚記念日の裏切り
中山文は、イケメン夫の中山和真と幸せな結婚生活を送っていました。
でも、結婚2年目のある日、和真のスマートフォンに届いたハート付きのメッセージを見てしまいます。文は動揺しますが、和真を信じようとします。そんな中、結婚記念日でもあるクリスマスイブに、和真は仕事を理由に帰ってきません。文は特別な準備をしていたのに、裏切られた気持ちでいっぱいになります。翌朝、みじめな気持ちを抱えながら、文は家を出て、近所のファミレスで3年前の和真からのプロポーズを思い出すのでした。
友人たちの協力と疑惑の深まり
文は友人たちに相談し、三浦香住の協力で浮気相手らしき女性のSNSアカウントを特定します。そこには不倫を匂わせる投稿がたくさんあり、文は傷つき、絶望します。そんな中、和真の実家がある長崎に行くことになった文は、体調を崩してしまいます。実は妊娠しているのではと勘違いした両親に、文は慌てて否定します。でも、子供の存在が夫婦関係を救うかもしれないと考え、和真に子作りを提案するのです。渋る和真を説得し、二人で不妊治療のクリニックを訪れますが、和真は検査やスケジュール管理に精神的に追い詰められていきます。
樋口亮の登場と調査の進展
文が仕事先のコールセンターで同僚の樋口亮と浮気相談をしていると、偶然和真と遭遇します。和真は樋口に対して明らかな嫉妬を見せます。その後、音信不通になった友人の優香を心配する文のために、和真は深夜にも関わらず車を出して付き添ってくれました。
こういった和真の優しさに、文はますます混乱してしまいます。一方で、樋口は文の浮気調査に協力することになり、二人で真相解明に向けて動き出します。樋口の広い人脈を利用した調査の結果、浮気相手とされる女性がホテルに入っていったという情報をつかみます。
衝撃の真実
文は友人たちと飲み会を開き、和真の浮気相手が実は文の学生時代からの友人、畑野さやかだったことを知ります。文は怒りを抑えながら、いつも通りの生活を送っていました。そんな中、樋口亮に呼び出されて出向くと、和真の同僚の高梨克己が協力してくれることになります。克己が和真のバッグに仕掛けたGPSで、和真とさやかがホテルのバーにいることを確認した文は、覚悟を決めて樋口と共にバーに向かいます。そこで文は和真とさやかに対峙し、部屋に移動して話し合うことになります。
和真の告白
部屋での話し合いで、和真は真実を語り始めます。実は、和真はさやかに睡眠薬を盛られ、ホテルに連れ込まれていたのです。和真は何も覚えていませんでしたが、さやかに脅されて黙っていました。さやかは和真との関係を偽装し、文との間を引き裂こうとしていたのです。和真は文を傷つけたくないという思いから、真実を話せずにいました。この告白で、和真の潔白が証明されます。しかし、文はこれまでの経緯に深く傷つき、別居を提案します。
和真の視点
ここから物語は和真の視点で描かれます。
5年前、和真は合コンで文と出会い、一目惚れします。しかし、さやかが和真に執着し、結婚直前まで付きまとっていました。結婚から1年半後、さやかは同僚との飲み会に現れ、和真に睡眠薬を盛ります。その後、さやかは偽の証拠を作り、和真を脅迫し始めます。
和真は文を守るために黙っていましたが、それが逆効果となり、文との関係が悪化していきました。和真は文との関係を修復したいと思いつつも、さやかの脅しに苦しんでいたのです。
友人たちの苦悩
文の友人たちにも、それぞれの問題がありました。
今井優香は夫からモラルハラスメントを受けており、死にたいとまで考えていました。江藤菜摘は優香を助けようと奔走します。三浦香住は浮気を繰り返す彼氏・健との関係に悩んでいました。石川多恵は子育てに追われ、夫とはセックスレスの状態が続いていました。
こうした友人たちの問題も、文たち夫婦の物語と並行して描かれていきます。それぞれが抱える問題を通して、現代の結婚生活や人間関係の難しさが浮き彫りになっていきます。
さやかの過去
さやかの行動の背景には、複雑な過去がありました。
さやかには親に溺愛されている姉がいましたが、次第にひねくれたさやかは姉の彼氏を寝取るようになります。そんな中、姉は交通事故で亡くなってしまいます。
実は、この姉が文に、そして姉の彼氏が和真に似ていたのです。これがさやかが文と和真に執着する理由でした。
さやかの行動は、単なる悪意からではなく、深い心の傷から来ていたのです。しかし、その行動は犯罪的なものにまでエスカレートしており、最終的には警察に突き出されることになります。
樋口亮の成長
樋口亮は20歳の大学生で、参議院議員の父と弁護士の母を持つ一人息子でした。両親の離婚後、家出を繰り返すようになった樋口は、コールセンターでアルバイトをしながら大学に通っていました。文の悩みを聞き、浮気調査に協力する中で、樋口は大人としての成長を遂げていきます。文に対して好意を抱きつつも、彼女の幸せを第一に考え、和真との和解を後押しします。樋口の行動は、純粋な思いやりと成熟した判断力を示しており、物語に深みを与えています。
夫婦の和解
別居期間を経て、文と和真は再び向き合います。
二人は本音をぶつけ合い、これまでの誤解や行き違いを解消していきます。和真は文を傷つけたことを深く謝罪し、文も和真の気持ちを理解しようと努めます。
お互いの気持ちを率直に伝え合うことで、二人は徐々に信頼関係を取り戻していきます。この過程で、二人は夫婦間のコミュニケーションの重要性を学びます。そして、これからも夫婦として歩んでいくことを決意するのです。
結末
長い葛藤の末、文と和真は互いの気持ちを理解し、夫婦関係を修復することができました。二人は新たな出発をし、より強い絆で結ばれます。さやかは自分の行動を反省し、罪を償う道を選びます。
文の友人たちもそれぞれの問題に向き合い、前向きな変化を遂げていきます。物語は、人間関係の複雑さと、それを乗り越えていく力強さを描き出し、読者に希望と勇気を与える結末を迎えるのです。
見どころ
予想を裏切る展開の連続
「にぶんのいち夫婦」の最大の魅力は、予想を裏切る展開の連続です。私が読み進めるうちに、単なる不倫ものだと思っていた物語が、実は深いミステリー要素を含んでいることに気づきました。特に、第4巻で明らかになる真相は衝撃的で、それまでの伏線が見事に回収されていきます。読者の多くが「展開が急すぎて驚いた」と感想を述べているように、私も目が離せなくなってしまいました。
視点切り替えによる新たな発見
第5巻からの和真視点への切り替えは、この作品のもう一つの大きな見どころです。それまで怪しく見えていた和真の行動の裏側が明かされ、彼の苦悩や葛藤が詳細に描かれています。この視点の切り替えにより、同じ出来事でも見方によって全く異なる解釈ができることを学びました。夫婦間のすれ違いが生まれる理由が、より深く理解できるようになります。
リアルな人間関係の描写
登場人物たちの関係性が非常にリアルで共感できる点も、この作品の魅力です。特に、文の友人グループの描写は秀逸です。江藤菜摘のような強い正義感を持つ友人や、畑野さやかのような複雑な感情を抱える人物など、多様な個性が描かれています。これらのキャラクターを通じて、人間関係の複雑さや友情の深さを感じ取ることができます。
樋口亮の存在感
若くて有能な協力者として登場する樋口亮は、多くの読者から支持を得ているキャラクターです。私も彼の冷静な判断力と行動力に惹かれました。樋口の存在が物語に新たな展開をもたらし、主人公たちの関係性にも影響を与えていく様子は非常に興味深いです。彼の過去や真の目的も気になるポイントの一つです。
夫婦間コミュニケーションの重要性
この作品を通じて、夫婦間のコミュニケーションの重要性を強く感じました。文と和真のすれ違いや誤解が、些細な出来事から大きな問題へと発展していく様子は、現実の夫婦関係でもありがちな展開です。最終的に二人が向き合い、本音で語り合う場面は非常に印象的で、読者の多くが共感しているようです。この作品は、パートナーとの関係を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
「にぶんのいち夫婦」は、予想外の展開と深い人間ドラマが織り交ぜられた、非常に読み応えのある作品です。夫婦関係や友情、信頼といったテーマを通じて、読者に様々な気づきを与えてくれる点で、間違いなく読む価値があります。
感想・考察
信頼関係の脆さと再構築の難しさ
夫婦間の信頼関係がいかに脆いものかを痛感しました。ちょっとした誤解や疑念が、長年築いてきた関係性を一瞬にして崩壊させてしまう様子に、ゾッとする思いでした。
特に印象的だったのは、和真が文を守るために嘘をついてしまうシーンです。善意から始まった嘘が、どんどん大きくなっていき、最終的には夫婦関係を危うくしてしまう。この展開は、現実の夫婦関係でもありそうで、他人事とは思えませんでした。
でも、二人が最後に向き合って本音で語り合う場面では、胸が熱くなりました。信頼関係の再構築って、本当に難しいけど、諦めずに向き合い続けることが大切なんだなって。この作品は、夫婦関係の難しさと大切さを改めて考えさせてくれる、そんな物語だと思います。
友情の二面性
この漫画を通して、友情の持つ二面性について深く考えさせられました。文の友人たちは、彼女の苦境を助けようと奔走します。特に菜摘の行動力には目を見張るものがありました。友人の存在って、こんなにも心強いものなんだなって実感しました。
一方で、さやかの存在は友情の危うさを象徴しているように感じます。親友だと思っていた相手が、実は自分の幸せを妬み、破壊しようとしていたなんて…。この展開には本当に衝撃を受けました。
でも、こういった極端な例を通して、私たちは自分の周りの人間関係を見直すきっかけをもらえるんじゃないでしょうか。誰を信頼し、誰と距離を置くべきか。この作品は、そんなことを考えさせてくれる、奥の深い物語だと感じました。
視点の違いがもたらす真実の多面性
「にぶんのいち夫婦」の中で最も印象に残ったのは、視点が切り替わることで見えてくる真実の多面性です。最初は文の視点で物語が進み、和真の行動が怪しく見えていました。でも、和真視点に切り替わった途端、それまでの出来事が全く違って見えてきたんです。
これって、実は日常生活でもよくあることかもしれません。自分の視点だけで物事を判断してしまい、相手の立場に立って考えることを忘れがち。この作品は、そんな私たちの思考の偏りを鮮やかに描き出しています。
例えば、和真が文を守るために嘘をついたシーン。文の視点では単なる浮気の証拠に見えたことが、実は愛する人を守るための苦肉の策だったなんて。この展開には、本当にハッとさせられました。
真実は一つじゃない。それぞれの立場や視点によって、同じ出来事でも全く違って見えるんだって、この漫画は教えてくれています。これって、人間関係を築く上で本当に大切なことだと思います。相手の立場に立って考えることの重要性を、改めて実感しました。
読者の声
疑心暗鬼な探り合い
やさしくイケメンの評判の夫。携帯に女からのメッセージがきているのを偶然見てしまった主人公が、夫の浮気を疑い出す。
浮気を疑い出したら夫の言動や行動のちくいちにどんどん疑心暗鬼になり…というありがちなストーリ展開ではあるのですが、安易な不倫ものではないような？夫の行動が浮気しつつの行いならそれはそれでちょっと怖い気もするし、ただ行動の怪しさは否めないという主人公の気持ちも理解できる。女性のほうが色々と共感しやすいないようかもしれません。
Amazonより引用
心というものは……
（ネタバレです）
決着はとても気持ち良かったです。彼女たち彼たち総出ですったもんだして。
真相が明かされ、疑惑は晴れたものの、これまでに積み重なった・減り削らされた、想い・愛情・信用といった夫への心は元通りになるはずがありません。
次巻は視点変更して夫編。ふたりの今後についてはまだ先のようです。
Amazonより引用
全巻読み終えて
絵がとても綺麗で伏線も回収されましたがどうもいまいちスッキリしません。
文はもっと和真を責めてもいいと思います。言いたい事はあれだけじゃないでしょう。
以下ネタバレ含みます。
和真は、文ちゃんが大切、文ちゃんを守ると言いながら、その大切な文が泣いているのに自分の保身を優先。EDになった原因なんてなんとでも言えるのに、他の事では散々嘘をついてるくせに自分のプライドしか考えてない。結局自分では何も解決出来ず、樋口くんがいなかったら泥沼だったのでは。すべてが明らかになって警察から戻ってきた時、自分は罠に嵌められただけだと証明されたからこれで元通り、みたいな態度にイラッとしました。
文も、散々愚痴を聞いてもらって相談に乗ってもらって協力してもらったのに、樋口くんに「全然関係ないのに」なんてあまりにも無神経。
この先何か問題がおきてもこの夫婦だけでは解決出来ない気がします。
最後の、あなたが好きですと言い合う場面でなんだか興醒めでした。
余談ですが、和真は確かインドア派で、ジムに通う時間も無さそうだし職場はやけに食事会や飲み会が多い感じなのに体が凄すぎませんか。アスリートかと思いました。
Amazonより引用
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試し読みの利点：
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作者について
黒沢 明世
くろさわ あきよ
日本の漫画家。2019年「マンガボックス」にて夏川ゆきのの小説『にぶんのいち夫婦』のコミカライズを配信。その他の作品に『戦略結婚 ～華麗なるクズな人々～』（原作：とらふぐ）など。
SNSリンク
「にぶんのいち夫婦」まとめ
- 連載状況：マンガボックスで2019年2月27日から配信されていました。
- 作者：原作は夏川ゆきの、漫画は黒沢明世です。
- コミックス情報：全8巻で完結。
- 関連情報：原作は夏川ゆきのの小説『にぶんのいち夫婦』のコミカライズ作品です。
- 読むには：割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 作品の魅力：予想を裏切る展開、視点の切り替えによる新たな発見、リアルな人間関係の描写が魅力です。また、絵の美しさも高く評価されています。
- キャラクター：主人公の中山文と和真を中心に、樋口亮や江藤菜摘など個性的なキャラクターが魅力的に描かれています。特に樋口亮の存在感が多くの読者から支持されています。
- テーマ性：夫婦間のコミュニケーションの重要性、信頼関係の脆さと再構築の難しさ、友情の二面性などがテーマとして扱われています。
- ジャンルの新規性：恋愛ミステリーというジャンルで、夫婦関係や友情を深く掘り下げています。結婚生活や人間関係に興味のある読者に特に向いています。
- 読者の感想：展開の予想外さや心理描写の細やかさが高く評価されています。一方で、展開のテンポが急すぎるという意見も一部にあります。
- 今後の展望：作品は完結していますが、登場人物たちのその後を描いた短編や外伝の可能性があるかもしれません。
