
「恋するリップ・ティント」は、メイク初心者の女子高生・都本あこと、女子をバイ菌扱いするほどの女嫌いで知られる超絶イケメン先輩・愛川遥巳が織りなす学園ロマンスです。一度染まると落ちにくいティントリップのように、最悪な出会いから始まった二人の関係は、あこの真っ直ぐさによって少しずつ深く染まっていきます。
この記事では、ネタバレありの詳しいあらすじ、主要キャラクターの紹介、遥巳が女嫌いになった過去のトラウマの真相、親友・天馬の参戦で動き出した三角関係の行方、読者のリアルな評価、そしてQ&Aまで丁寧に解説します。お得に読める電子書籍ストアの比較もあわせてご案内しますので、購入前のチェックにお役立てください。
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「恋するリップ・ティント」あらすじ・ネタバレ
作品名:「恋するリップ・ティント」
作者:楠なな(くすのき なな)
ステータス:連載中
巻数:5巻(2026年5月現在)
連載媒体:マーガレット/マーガレットコミックスDIGITAL
メディアミックス
集英社によるコミックスPR用の実写TVCMが制作され、愛川遥巳役の音声を声優の島﨑信長さんが担当しています。アニメ化やドラマ化など他のメディアミックス展開については、現時点で公式発表は確認されていません。
あらすじ ー 落ちないティントが運んできた、最悪な始まり
恋愛経験ゼロでメイクにも無頓着だった高校1年生・都本あこは、恋人ができて垢抜けた親友・真菜の姿に憧れ、自分も「変わりたい」と決意します。プレゼントされたリップ・ティントを唇に厚塗りして登校したその日、廊下の曲がり角で男子生徒と激しく衝突してしまいました。
ぶつかった相手は最悪なことに、SNSで100万回再生を叩き出した動画で「国宝級」と騒がれる超絶イケメン、それでいて女子をバイ菌扱いする極度の女嫌いで有名な1学年上の先輩・愛川遥巳。彼の体操服には、ティントが運悪く染み込んだキスマークがべったりと残っていました。
「その服いらないから捨てておいて」と、その場で服を脱いで冷徹に突き放す遥巳。最悪な印象だけが刻まれた出会いでしたが、あこは後日、遥巳が女子生徒に勝手に盗撮されている現場に遭遇し、とっさに彼の手を引いて逃げ出します。空き教室に身を潜めた瞬間、あこの悪口が聞こえてきた時に遥巳がそっと耳を塞いでくれた優しさに触れ、あこは彼の冷たさの奥にある本当の姿を知ってしまいました。
ネタバレあらすじ ー 過去のトラウマと、動き出す三角関係
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「友達」になる宣言と、最大の敵対者・田村との対決
遥巳の優しさに触れたあこは、彼のクラスの前で「下心はないから友達になりたい」と大勢の生徒の前で堂々と宣言します。遥巳のファンだった田村美里はこの行動が許せず、あこを屋上に呼び出して頭から水をかける陰湿な嫌がらせを行いました。それでもあこは泣き言一つ言わず、駆けつけた遥巳に「先輩が来てくれたから嬉しい日!」と満面の笑みで応えます。その姿に遥巳は心を動かされ、過去のトラウマで閉ざしていた心を少しずつ開き始めました。
体育祭リレー対決 ー バトンを投げつけたあこの執念
遥巳と親しくなるあこを許せない田村は、クラス対抗リレーで「勝った方が負けた方の言うことを何でも聞く」勝負を持ちかけます。田村が用意した条件は「負けたら二度と遥巳と話さない」という過酷なものでした。本番で田村のスピードに追いつけないと悟ったあこは、追い詰められた末に手に持っていたバトンを前を走る田村に投げつけ、転倒させて勝負をうやむやにする反則行動に出ます。常識外れの執念を見せつけられた田村は戦意を喪失し、それ以降あこの最強の理解者へと変化していきました。
遥巳の過去の真相 ー しおりという女性が抱えた傷
友達として距離を縮めていく中で、あこは遥巳の家で美しい大人の女性「しおり」と一緒に写る写真を見てしまい、嫉妬から問い詰めて遥巳を傷つけてしまいます。雨の中で必死に謝罪したあこを、遥巳は自宅に招き入れて初めて過去を打ち明けました。しおりは遥巳の実家の美容室で働いていた努力家のスタッフで、遥巳をモデルにしたヘアカット動画がSNSで100万回再生を超えて大バズりした結果、彼女が理不尽な誹謗中傷の標的となり、美容師を辞めるまで心を壊してしまったのです。遥巳が女子をバイ菌扱いする本当の理由は「自分が関わるとまた誰かが傷つく」という深い恐怖だったと、あこは初めて知りました。
夏祭りの誤算 ー 遥巳が本当に怒った相手
あこは夏祭りの日、自分のデートよりも遥巳の心のわだかまりを解くことを優先し、遥巳としおりを再会させる場をひそかに用意します。ところが遥巳が本当に怒り焦ったのは、再会のセッティングそのものではなく、あこが自分を置いて親友の天馬と二人で夏祭りを楽しんでいたことでした。嫉妬を隠しきれずあこを迎えに行く遥巳。あこの真っ直ぐさに本気で惹かれていた天馬は、その姿を見て「俺はあこが好きだ。振り向かせる。でもお前は親友だ」と、恋も友情も譲らない覚悟で遥巳に宣戦布告します。
新学期 ー 美桜の登場と、流出したプール写真
夏休み明けの新学期、クラスメイトの美桜が遥巳に恋をして見違えるほど可愛く変身して登場しました。あこは戸惑いながらも自分の恋心を隠さず美桜に打ち明け、二人は「正々堂々と頑張ろう」と約束を交わします。ところがその直後、あこと遥巳がプールで二人きりでいるところを盗撮された写真が学校中に出回り、周囲の生徒から「彼女なの?」と詰め寄られる事態に発展。遥巳が最も恐れていた「あこが矢面に立たされて傷つく」という最悪のシナリオが、現実となって二人を襲いました。
みさきガチ評価・徹底考察

- 表紙やカラーイラストが圧倒的に美麗で、遥巳の「国宝級」の説得力が画力で完成している
- 最悪な出会いから始まる関係性に、ティントの「落ちにくい」性質が象徴として効いている構成の巧みさ
- 水をかけられても笑顔を返すあこの強さが、王道少女漫画の主人公像を更新している
- あこの言動が一部の読者には積極的すぎると映り、好みが大きく分かれやすい
「みさきの総評」 ー 染まったら、もう戻れない
最悪な出会いから始まった二人の関係が、ティントのように深く染み込んでいく王道学園ロマンスです。
物語の鍵を握る伏線と謎の徹底分析

(マーガレット リマコミ+ https://rimacomiplus.jp/margaret/series/a41d088ee00dd より引用)
本作には、ただの王道学園ロマンスでは終わらせない仕掛けが幾重にも張り巡らされています。タイトルそのものに込められた象徴性、遥巳の冷たさの正体、そして三角関係の真の構図。読者の心に引っかかる謎を、ひとつずつ丁寧に読み解いていきます。
なぜ「ティントリップ」が物語の鍵に選ばれたのでしょうか?
第1話で遥巳の体操服についたキスマークは、単なる出会いのハプニングではありません。ティントリップの「一度染まると落ちにくい」という化粧品としての特性が、そのまま二人の関係性を予言する装置として機能しています。
物語の中で遥巳自身が「ティントは奥まで染まる。一度染まると落ちにくい」と口にする場面は、化粧品の説明という体裁を取りながら、実は彼自身の心の状態を語っているように読めます。あこという存在が、彼の心の奥深くまで染み込んでしまったこと。そして一度染まってしまったら、もう簡単には消せないこと。
最悪な出会いだったからこそ、この象徴は強く効いています。綺麗なロマンスの始まりではなく「キスマーク=汚れ」として刻まれたからこそ、読者の記憶にも残り続ける。タイトルに「ティント」を選んだ作者の意図が、ここに集約されているように感じます。
楠なな先生が描くリップの質感描写がリアルなのも、この象徴性を支える重要な要素です。物理的に「落ちない」ものとして読者に印象付けることで、心理的な「落ちない」へと自然に繋げる。タイトル一つに、これだけの計算が込められた作品はそう多くありません。
遥巳が女嫌いになった本当の理由は何だったのでしょうか?
遥巳の「女子をバイ菌扱いする」という極端な振る舞いの裏には、しおりという女性が抱えた深い傷があります。実家の美容室で働いていたスタッフだった彼女が、遥巳をモデルにしたヘアカット動画のバズを発端に、ネット上で理不尽な誹謗中傷の標的となり、心を壊して美容師を辞めてしまった。この出来事が、遥巳の人格を根本から変えてしまいました。
ここで重要なのは、遥巳の女嫌いが「女性そのものへの嫌悪」ではないという点です。彼が本当に恐れているのは「自分が関わることで、また誰かが傷つくこと」。つまり、彼の冷たさは攻撃ではなく、防衛として機能していたのです。近づく人を遠ざければ、誰も傷つかなくて済む。この歪んだ優しさこそが、彼の本質と推察されます。
だからこそ、あこの耳をそっと塞いで悪口から守る場面が決定的な意味を持ちます。本来の遥巳は「人を守りたい」性格の人物であり、それが過去のトラウマによって反転した形で表れていただけ。あこという存在が、その反転した優しさを元の形に戻していく。
そう考えると、遥巳の「変化」は新しい自分への変身ではなく、本来の自分への回帰なのかもしれません。失われた優しさを、あこが取り戻させていく。この構造が読者の心を強く打つのです。
天馬の宣戦布告は、本当に「当て馬」のテンプレートでしょうか?
夏祭りの夜、天馬は遥巳に対して「俺はあこが好きだ。振り向かせる。でもお前は親友だ」と宣戦布告しました。三角関係の幕開けとして劇的な場面ですが、ここには従来の少女漫画の「当て馬」とは異なる構造が見えます。
普通の当て馬キャラは、ヒロインの恋を引き立てるための噛ませ役として機能します。ところが天馬の場合、彼は遥巳の親友であり、誰よりも遥巳のトラウマを理解している人物です。その彼が「親友としての立場」と「恋のライバルとしての立場」を両立させると宣言した。これは三角関係の構図としてかなり特殊です。
天馬があこに惹かれた理由を考えると、彼が長年支え続けてきた遥巳が、あこの存在で変わっていく姿を最も近くで見てきたからではないかと読み解くことができます。遥巳を救う存在として尊敬していたあこに、いつしか自分自身が惹かれてしまった。その感情を「親友を裏切る」形で隠すのではなく、正面から宣言した天馬の選択は、当て馬の役割を超えた覚悟そのものに見えます。
つまり天馬の参戦は、あこの恋を引き立てる装置ではなく、あこ自身が「自分の本当の気持ちはどこにあるのか」を試される試練として機能している可能性が高いのです。読者にとっても、簡単に答えが見える構図ではない。だからこそ、今後の展開から目が離せません。
登場人物・キャラクター分析
主要キャラクター
都本あこ(つもとあこ)

本作の主人公で、高校1年生の女の子です。恋愛経験ゼロ・メイクの知識ゼロという無防備なスタートから物語が始まります。明るく前向きで天真爛漫、思い立ったら一直線に突っ走る性格です。空気を読まずに突進する姿は周囲をハラハラさせますが、その純粋さこそが遥巳の凍った心を溶かす唯一の鍵になっています。
水をかけられても「先輩が来てくれたから嬉しい日!」と笑える強さは、彼女の最大の武器です。一方で5巻からは恋心を自覚し、嫉妬や葛藤も覗かせる「等身大の女の子」としての顔も見せ始めています。
愛川遥巳(あいかわはるみ)

あこの1学年上の先輩で、実家は美容室を営んでいます。センター分けのさらさらヘアと整いすぎた顔立ちで「国宝級」と称される超絶イケメンです。喜怒哀楽を表に出さず、近寄る女子をバイ菌扱いするほどの極度の女嫌いとして校内に名を轟かせています。
ただし冷たさの正体は「自分が関わると誰かが傷つく」という強烈な恐れです。あこの耳をそっと塞いで悪口から守る瞬間、本来の優しさが顔を出します。あこへの感情を「大切にしたい」と「巻き込みたくない」の間で揺らしながら、少しずつ心を開いていく不器用な人です。
甲崎天馬(こうざきてんま)

あこの先輩であり、遥巳の幼なじみで親友という立ち位置です。ワイルドでストレートな物言いをするので一見粗野に見えますが、誰よりも遥巳の傷を理解し、誰よりも友達想いという顔を持ちます。
物語当初はあこを「遥巳に近づく迷惑なファン」として冷たく扱っていました。ところがあこの一途さに触れるうち、自分自身の心が動いてしまいます。夏祭りで「俺はあこが好きだ。振り向かせる。でもお前は親友だ」と遥巳に宣戦布告する場面は、本作の三角関係を本格始動させた決定的なターニングポイントです。
脇を固める重要人物たち
田村美里(たむらみさと)
遥巳のクラスメイトで、彼の熱烈な片思いファンの先輩女子です。序盤はあこを屋上に呼び出して水をかけるなど、最大の敵役として登場します。リレー対決ではあこを精神的に追い詰めますが、バトンを投げて自分を転ばせるあこの「狂気的な執念」を目の当たりにし、戦意を喪失します。
実は陸上の記録保持者というスポーツウーマンで、認めた相手にはとことん面倒見が良い性格です。和解後はあこに勉強を教えたり恋の相談に乗ったりと、頼れる味方へと180度変化します。
真菜(まな)

あこの同級生で親友の女の子です。恋人ができたことで垢抜けて見違えるほど可愛くなり、その姿があこの「変わりたい」という決意の起点になっています。あこにリップ・ティントをプレゼントした人物でもあり、物語そのものの幕を開けたキーパーソンです。
恋の相談相手として常に第一線であこを支え続け、的確なアドバイスをくれる存在感のある親友です。
しおり

遥巳の実家の美容室で働いていた元スタッフの大人の女性です。真面目で努力家、美しい容姿の持ち主で、遥巳をモデルにしたヘアカット動画をSNSに投稿した人物でもあります。
その動画が100万回再生を超える大バズりを起こした結果、ネット上で理不尽な誹謗中傷の標的となり、心を壊して美容師を辞めてしまいました。遥巳が極度の女嫌いになった原因の根源であり、彼のトラウマを理解する上で絶対に外せない人物です。夏祭りの日、あこの計らいで遥巳と再会する機会を得ました。
美桜(みお)
あこのクラスメイトで、教室で前の席に座っている女の子です。夏休み明けに遥巳に恋をしたことで、見違えるほど可愛く変身して登場します。
あこにとっては「同じ人を好きになった友達」という、複雑で苦しいライバル関係の相手です。あこは逃げずに自分の気持ちを正直に打ち明け、二人は「正々堂々頑張ろう」と約束を交わしました。あこの恋心を試す重要な存在として今後も物語に関わっていきます。
読者の評価と反響 ー 「主人公が苦手」が「強さに惚れた」に変わるまで
本作の読者レビューには、他の少女漫画ではあまり見ない特徴があります。それは評価が綺麗に二極化していること。「最高に好き」と「主人公が苦手」が同じくらいの熱量で並んでいる、珍しい作品です。この振れ幅こそが、実は本作の最大の魅力を物語っているのかもしれません。
「鼻血が出るほど興奮」遥巳とあこに惚れ込む声
ポジティブな評価で圧倒的に多いのは、遥巳が見せる「ギャップ」への熱狂です。普段はクールで近寄りがたいのに、たまに見せる笑顔、心配する表情、耳元で囁く甘い台詞、ちらりと覗く嫉妬心。読者は彼の塩対応の合間に挟まれる優しさに完全にやられています。「読み進めていくうちに、遥巳先輩に心の奥底まで染められていく自分がいる」という感想は、まさにタイトルの「ティント」を体現する声です。
そしてあこへの愛も負けていません。屋上で水をかけられた直後に「先輩が来てくれたから嬉しい日!」と笑える強さに、遥巳だけでなく読者も感動しているという声が目立ちます。逆境を笑顔で跳ね返すあこの姿は、王道少女漫画の主人公像を一段階上にアップデートしているようにも感じられます。
夏祭りの場面では「遥巳がしおりへの罪悪感より、あこが天馬と二人でいたことに怒っていた」その瞬間に「声が出そうになった」というレビューもありました。読者が遥巳の恋心を確信した名場面として、長く語り継がれていきそうです。
「主人公がちょっと苦手」その違和感の正体
一方でネガティブな評価では、あこの言動への戸惑いが集中しています。「友達になりたいと言いながらときめいているのは下心では」「大勢の前で友達宣言する積極性が読んでいてしんどい」といった声が一定数存在します。
ただし、ここで興味深いのは「マイナスとマイナスが掛け合ってプラスに転じる」と評するレビューがあることです。スカしたイケメンとぶっ飛んだ主人公が組み合わさることで、絶妙なバランスで物語として成立している、という鋭い分析が読者の中から出てきている。
つまり、あこの違和感は欠点ではなく仕掛けです。「普通の少女漫画の主人公」を遥巳と組み合わせても、彼の女嫌いという壁は突破できません。常識外れの強さと積極性を持ったあこだからこそ、遥巳のトラウマを溶かす存在になり得るのです。最初に苦手意識を持った読者の中にも、巻が進むにつれて「あこの執念がないと遥巳は救われなかった」と理解が変わっていく人が少なくありません。違和感そのものが、物語の必然性に変わっていく構造になっています。
疑問を解消(Q&A)
「恋するリップ・ティント」を読む前、あるいは読み進める中で気になる疑問にお答えします。最後にネタバレを含む踏み込んだ回答もご用意していますので、気になる方だけタップしてご覧ください。
みさき「恋するリップ・ティント」を一番お得に読む方法・まとめ
染まったら戻れない、最悪な出会いから始まる王道学園ロマンス
「恋するリップ・ティント」は、メイク初心者の女子高生・あこと、女嫌いの超絶イケメン先輩・遥巳が織りなす学園ロマンスです。最悪な出会いから始まった二人の関係は、ティントリップの「一度染まると落ちにくい」という性質そのままに、巻を追うごとに深く染み込んでいきます。
本作の魅力は、王道少女漫画の文法を踏襲しながら、随所に独自の仕掛けを忍ばせている点にあります。タイトルそのものに込められた象徴性、遥巳のトラウマが「攻撃ではなく防衛」として機能している構造、そして親友・天馬の参戦が「当て馬の枠を超えた覚悟」として描かれている点。どれを取っても、ただの定型に収まらない丁寧な作りが感じられます。
楠なな先生の圧倒的な画力、特に表紙やカラーイラストの美しさは一見の価値ありです。読者レビューが「最高に好き」と「主人公が苦手」で二極化しているのも、この作品が突き抜けた個性を持っている証拠と言えます。あこの強さに惚れるか、最初は戸惑うか。どちらの入り口から入っても、遥巳の過去が明かされる瞬間に物語の見え方は大きく変わります。
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