中学時代の元カレと大学の軽音サークルで再会した主人公・立花志乃。一度は別れを告げられた相手は、爽やかな好青年から女性関係が派手な男へと変貌を遂げていた。音楽への情熱と複雑な過去を抱える瀬名瑞生との間で、新たな恋の音色が奏でられる。キャンパスライフとバンド活動を舞台に、等身大の恋愛模様を描く青春ラブストーリー。
「君を忘れる恋がしたい」はどこで読める?
別冊マーガレットにて連載中。
既刊3巻。
「次にくるマンガ大賞2020」Webマンガ部門で第1位、第5回「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で大賞を受賞。
2023年4月に第1期、2024年1月に第2期テレビアニメ化。
以下の方法で読むことができます
- 電子書籍:Kindle、eBookJapan、ブックライブなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍:全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。
作品基本情報
タイトル:「君を忘れる恋がしたい」
著者:結木 悠
ジャンル:
主要ジャンル:青春恋愛マンガ
副次的ジャンル:音楽・バンド物語
特徴的要素:キャンパスライフ、再会ラブストーリー
ターゲット読者層:
主な年齢層:中高生~大人
性別傾向:女性読者が中心(別冊マーガレット連載)
興味・関心:恋愛、音楽、バンド活動、大学生活
特徴的な読者特性:等身大の恋愛に共感を求める層
主要キャラクター
立花 志乃(たちばな しの)
大学に通う女子学生です。明るい茶髪のボブヘアが特徴的です。中学3年生の時に瀬名瑞生と交際していましたが、瀬名の東京転校をきっかけに別れを経験します。瀬名の影響で高校時代からギターを始め、現在は大学の軽音サークルに所属しています。素直で前向きな性格の持ち主で、瀬名との再会後も真摯に向き合おうとする姿勢を見せます。初心者レベルながらギターの練習に励み、サークル活動に積極的に取り組んでいます。
瀬名 瑞生(せな みずき)
志乃と同じ大学に通う男子学生です。黒髪短髪の爽やかなイケメンで、中学時代からクラスの中心人物でした。アマチュアバンドで活動しており、熱狂的なファンがいます。中学時代は純粋な王子様気質でしたが、両親の離婚という複雑な家庭環境から性格が大きく変化し、現在は女性関係が派手な一面を持っています。しかし、音楽に対しては今も真摯に向き合っており、時折中学時代のような純粋な笑顔を見せることがあります。
岡本 杏莉(おかもと あんり)
志乃と同じ大学1年生で、軽音サークルでベースを担当しています。爆食美女と呼ばれ、率直な物言いが特徴です。志乃やそうすけと共にバンドを組んでおり、真琴に対して特別な感情を抱いているような様子が見られます。
村上 壮亮(むらかみ そうすけ)
志乃たちと同じ大学1年生で、軽音サークルでドラムを担当しています。瀬名のバンドの大ファンで、特に瀬名とまことのコンビネーションに強い関心を示します。明るく前向きな性格で、志乃の恋愛を応援する良き理解者としても描かれています。
スミ(部長)
軽音サークルの部長を務める先輩です。瀬名のバンドのドラム担当でもあります。瀬名のことを大切に思い、「いつか心を預けられる誰かが現れたらいいな」と考えていました。志乃と瀬名の関係を応援する立場で、時にはヤキモチ作戦を提案するなど、二人の恋愛を後押しする役割も果たしています。
日向(ひゅうが)
瀬名のバンドの新メンバーとして加入したキーボード&DJプレイヤーです。ライブ中にギターと殴り合いの喧嘩を始めるなど型破りな一面を持ちながら、音楽に対して真摯な姿勢を見せます。バンドメンバーに対して厳しい意見を述べることもありますが、それは向上心の表れとして描かれています。
真琴(まこと)
瀬名のバンドでベースを担当する女性メンバーです。当初、志乃たちからは男性だと思われていました。瀬名の高校時代からの友人で、バンド活動を共にしています。杏莉から特別な感情を向けられている様子が描かれています。
用語集
軽音サークル「ガレージ」
志乃たちが所属する大学のサークルです。文化祭では特製スモアの販売を行う伝統があり、部費の確保に重要な役割を果たしています。
ビーナスベルト
瀬名が所属するアマチュアバンドの名称です。熱狂的なファンを持ち、主催ライブなども行う人気バンドとして描かれています。
エイプリル
瀬名の父親が所属していた日本の有名バンドです。瀬名の家庭環境に大きく関わる重要な設定として登場します。
シャッフルバンド
軽音サークルの合宿で行われる恒例イベントです。くじ引きでメンバーを決め、最終日にライブを披露します。サークルメンバー同士の交流を深める重要な機会となっています。
特製スモア
軽音サークル「ガレージ」の文化祭での伝統的な出し物です。焼いたマシュマロをチョコレートと一緒にクラッカーで挟んだお菓子で、部費確保の重要な収入源となっています。
みっちゃんの居酒屋
瀬名が高校時代から通っている店舗で、店主のみつ子さんは瀬名のことをよく知る人物です。後に志乃もここでアルバイトを始めることになります。
ヤキモチ大作戦
スミ部長が考案した、瀬名の気持ちを確かめるための作戦です。志乃とスミが仲良く見せることで瀬名の反応を試すという内容で、文化祭の出し物の練習中に実行されます。
あらすじ
視聴覚室での運命的な出会い
中学3年生の志乃は、放課後の視聴覚室でギターを弾く瀬名瑞生の姿を目撃します。以前から気になっていた瀬名の意外な一面に魅かれた志乃は、その後二人で放課後を過ごすようになります。瀬名から「たちばな俺とつきあって」と告白され、志乃の初恋が始まりました。
突然の別れと約束
瀬名は東京への引っ越しが決まり、「会えなくても平気なんて簡単に言えるくらいの好きじゃないから」という言葉とともに志乃との別れを告げます。その別れの言葉の真意を理解できないまま、志乃は瀬名との思い出を胸に秘めたまま過ごすことになります。
予期せぬ再会と戸惑い
大学に進学した志乃は、軽音サークルの勧誘で瀬名と再会します。しかし目の前にいたのは、知らない女性とキスをする姿を目撃するなど、中学時代の純粋な瀬名とは別人のような存在でした。瀬名は志乃との過去の関係を否定するような態度を取ります。
音楽を通じた再接近
瀬名の誘いで軽音サークルに入部した志乃は、新入生の壮亮、杏莉とバンドを組むことになります。経験者の瀬名がグループに入ることになり、音楽を通じて徐々に距離を縮めていきます。瀬名は志乃に自身のエフェクターを貸すなど、少しずつ優しさを見せ始めます。
夏の合宿での進展
軽音サークルの合宿で、志乃と瀬名は母校を訪れます。二人は中学時代の思い出の場所を巡り、帰るまでの限定で「彼氏彼女」になることを約束。しかし瀬名は志乃への気持ちを抑えきれず、キスをしてしまいます。
文化祭での告白
文化祭でスモア販売のリーダーを務める志乃。瀬名は志乃のことを「彼女」と呼び、関係が進展するかに見えました。しかし瀬名の投げやりな態度に志乃は怒り、「テキトーな関係」を拒否します。これをきっかけに瀬名は真摯な気持ちで志乃に告白し、正式に交際が始まります。
瀬名の家族の真実
瀬名の母親が入院したという知らせを受け、志乃は演奏前の瀬名を病院へ連れて行きます。そこで明かされる瀬名の複雑な家庭環境。有名バンド・エイプリルのギタリストである父親の不在と、それによって精神を病んでいった母親の存在が、瀬名の性格変化の背景にあったことが明らかになります。
今後の展望
瀬名の家庭環境をめぐる問題や、バンド活動を通じた成長、そして志乃との新たな関係性の構築など、様々な課題に直面しながら物語は展開していくことが予想されます。特に瀬名の抱える過去のトラウマと、それを受け止めようとする志乃の姿が、今後の重要なテーマとなっていくでしょう。
見どころ
キャラクターの成長と変化
瀬名の性格の変化には深い理由があり、その過程が丁寧に描かれています。中学時代の爽やかな好青年から、一見チャラついた大学生へと変貌を遂げた背景には、複雑な家庭環境という重い設定が隠されています。一方で志乃は、瀬名の変化に戸惑いながらも、真摯に向き合おうとする姿勢が印象的です。
音楽を通じた心の交流
軽音サークルやバンド活動という設定は、単なる背景ではありません。瀬名のギター演奏は彼の内面を表現する重要な要素となっており、志乃もまた瀬名の影響で始めたギターを通じて、彼との距離を縮めていきます。音楽は二人の関係を深める重要な架け橋となっているのです。
リアルな大学生活の描写
サークル活動、アルバイト、文化祭など、大学生活の様々な側面が生き生きと描かれています。特に軽音サークルの人間関係や、文化祭でのスモア販売など、細かな設定も丁寧に描き込まれており、読者の共感を誘います。
魅力的なサブキャラクターたち
杏莉、壮亮、真琴など、個性豊かなサブキャラクターたちが物語に彩りを添えています。特に部長のスミは、瀬名の良き理解者として、また志乃と瀬名の関係を後押しする存在として重要な役割を果たしています。
繊細な心理描写
登場人物たちの心情が、セリフや表情、仕草を通じて繊細に表現されています。特に瀬名の「志乃は特別」という言葉や、志乃の「テキトーな関係はやだ」という想いなど、重要な場面での心理描写は印象的です。
結論
現代の大学生活を舞台に、音楽という要素を効果的に織り交ぜながら、複雑な過去を抱える男女の再会と成長を描いた本作は、リアルな恋愛模様と心理描写で多くの読者の心を掴んでいます。
【スペシャルコラボPV】MC「君を忘れる恋がしたい」×阿部真央「進むために」
大ヒット中のMC「君を忘れる恋がしたい」と、この作品のためにミュージシャン阿部真央が書きおろしたイメージソング「進むために」のスペシャルコラボレーション動画!
コラボ動画では、「君を忘れる恋がしたい」の名場面に阿部真央の楽曲と歌詞が融合し、それぞれの世界観を引き立て合いながら完璧なハーモニーを奏でています。
イメージソングを書き下ろした阿部真央と依頼した著者・結木悠氏の、互いのクリエイティブをリスペクトし合う理想的な関係性のコラボレーションが実現しました。
感想・考察
過去と現在の狭間で揺れる恋心
初恋の純粋さと、大人になりかけた今の複雑な感情が交錯する様子が印象的です。中学時代の瀬名との思い出と、現在の彼の変化した姿。その違いに戸惑いながらも、志乃が真摯に向き合おうとする姿に心を打たれます。特に、大学での再会後も瀬名への気持ちを素直に認める勇気には、共感せずにはいられません。
音楽が紡ぐ絆
瀬名から教わったギターが、今では二人を繋ぐ大切な架け橋になっています。軽音サークルでの活動を通じて、お互いの新しい一面を発見していく過程は、とても自然な展開に感じられます。音楽という共通の趣味があるからこそ、複雑な感情を抱えながらも自然な距離感を保てているのかもしれません。
等身大の大学生活
大学生という設定だからこそ描ける、複雑な人間関係や心の機微が魅力です。サークル活動、アルバイト、文化祭など、日常の出来事の中で少しずつ変化していく関係性。特に瀬名の家庭環境という重いテーマも、この年齢だからこそ自然な形で描かれています。
結論
この作品の魅力は、純粋な想いと現実の複雑さの間で揺れ動く若者たちの姿を、等身大で描き出している点にあります。特に音楽という要素を通じて、キャラクターたちの内面の変化や成長が丁寧に描かれており、読者の心に深く響く作品となっています。
読者の声
想像していたものと違った
タイトルから「昔好きだった男の子を忘れるために違う恋を探す話(でも忘れられない)」みたいな感じを想像してたのですが、普通に今も昔も好きな人を好きと言って恋をしていく展開のようで、私の好みではなかったのでここでやめておきます。
抗いたいけど惹かれる…みたいな適度な反発があるものを読みたかったのですが、近年流行りのストレスがない最初から両片思い系。すでに話し合えば決着がつきそうな距離感なので続きが気にならなかった。
絵も話もお上手なのでこの設定が好きな人にはオススメします。
Amazonより引用
甘酸っぱい
瀬名くんがカッコいいし、主人公が
素直で可愛い、懐かしい気持ちを
思い出させてくれる
絵も綺麗でお洒落だし、乙女心が
きゅんきゅんします、とても素敵な漫画
Amazonより引用
距離感がたまらない
3巻発売待ってました!
登場人物皆んな可愛くてイケメンで今の所変な邪魔も入らないから、新たに両思いになるまで、なってからの2人にキュンキュン。
早く新刊読みたいです。
Amazonより引用
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作者について
結木 悠
ゆうき はる
漫画家。2023年、集英社「別冊マーガレット」にて、ラブストーリー『君を忘れる恋がしたい』を連載。その他の作品に『アイマイミーマイン』などがある。
作者のSNSリンク
「君を忘れる恋がしたい」まとめ
- 連載状況:2023年10月号より「別冊マーガレット」(集英社)にて連載中
- 作者:結木 悠
- コミックス情報:既刊3巻(2024年9月25日時点)
- 読むには:割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 関連情報:2024年5月に阿部真央とのスペシャルコラボPVがYouTubeで公開
- 作品の魅力:大学生活を舞台に、音楽要素を効果的に取り入れながら、初恋の再会をテーマにした青春ラブストーリー。特に軽音サークルでの活動や文化祭など、キャンパスライフが生き生きと描かれています
- キャラクター:主人公の立花志乃を中心に、複雑な過去を持つ瀬名瑞生、そして軽音サークルの仲間たちが魅力的に描かれています。特に瀬名の性格の変化には深い背景があり、丁寧な心理描写が特徴です
- テーマ性:初恋の純粋さと現実の複雑さの対比、音楽を通じた心の交流、過去のトラウマとの向き合い方など、深いテーマを扱っています
- ジャンル:バンド要素のある学園ラブコメディ。大学生活という設定を活かし、より成熟した恋愛模様を描いています
- 読者の感想:絵の可愛らしさや、キャラクターの魅力、特に瀬名の複雑な性格描写に注目が集まっています
- 今後の展望:瀬名の家庭環境をめぐる問題や、バンド活動を通じた成長、志乃との関係性の深まりなど、様々な要素の展開が期待されます