変声期に悩む中学生とカラオケ上達を目指すヤクザ。音楽を通じて育まれる奇妙な友情を描いた極道コメディ。和山やま独特のユーモアと繊細な人間描写が絶妙なバランスで融合。笑いと共感を誘う展開に、読者は思わず引き込まれる。ヤクザものと青春ドラマが織りなす、予測不能な物語の行方に注目。
「カラオケ行こ！」はどこで読める？
「カラオケ行こ!」は和山やまが同人誌で発表した作品で、2020年9月12日にKADOKAWAよりコミックスが発売。刊行にあたり描き下ろしのエピソードが追加されている。
以下の方法で読むことができます
- 電子書籍：Kindle、eBookJapan、ブックライブなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍：全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。
1巻完結
作品基本情報
タイトル：「カラオケ行こ！」
作者：和山やま
ジャンル：
コメディ
青春ドラマ
ヤクザもの
ターゲット読者層：
10代後半から30代前半
男性読者がメインだが、女性読者も楽しめる
間ドラマに興味がある読者
ユニークな人間関係や社会の縮図に関心がある読者
登場人物 相関図
岡 聡実（おか さとみ）
主人公で、森丘中学校に通う3年生の男子生徒です。2005年4月1日生まれで、血液型はO型です。合唱部の部長を務めており、その実力は高く評価されています。
聡実は、黒髪を七三に分けて眼鏡を掛けた地味な雰囲気の持ち主ですが、まじめで少々毒舌家なところがあります。歌うことが大好きで、3年生として参加する最後の大会となった合唱コンクールでは銀賞を受賞し、夏の合唱祭ではソリストに選ばれるほどの実力の持ち主です。
しかし、聡実は変声期に差し掛かっており、これまでのような高音が思うように出せなくなり、悩みを抱えています。そんな中、ヤクザの成田狂児にその実力を見いだされ、歌のコーチをすることになります。
成田 狂児（なりた きょうじ）
四代目祭林組若頭補佐を務めるヤクザの男性で、39歳です。1980年5月5日生まれで、血液型はA型です。黒髪を七三オールバックに整えたイケメンで、ひょうひょうとした態度が特徴的です。
狂児は、組長の道楽であるカラオケ大会と、そこで執行される罰ゲームを何より恐れています。カラオケがうまくなるためのコーチを探していた彼は、中学生の合唱コンクールを見に行った際、銀賞に終わった森丘中学校の歌声を気に入り、その部長である岡聡実にカラオケのコーチを願い出ます。
非常に気さくな性格で、聡実にはうっとうしがられていますが、カラオケ屋でどんなに食べ物を頼んでも文句を言わない太っ腹なところは、聡実にも気に入られています。一方で、一度敵とみなした相手には冷酷で容赦がありません。
組長
四代目祭林組の組長を務めるヤクザの中年男性です。髪をオールバックにし、サングラスを掛けた強面で、その立場上、本気になるとすさまじい迫力を見せますが、普段は気さくに振る舞っています。
彼の最大の特徴は、カラオケ好きであることです。年に4回、組長自らの主催で組総出のカラオケ大会を開いており、組員の歌唱力をチェックしています。絶対音感の持ち主で、カラオケ大会においては非常に的確な評価を下します。
組長の二番目に好きなものは刺青で、最近は自分で彫ることにもハマっています。カラオケ大会で最も歌唱力が低いと評価された者には、組長自らの手で刺青を彫られるという罰ゲームがあります。しかし、組長自身はまだ素人の毛が生えた程度の技術しか持たないため、この罰ゲームは成田狂児をはじめとする組員たちから非常に恐れられています。
和田（わだ）
森丘中学校に通う男子生徒で、合唱部の部員です。岡聡実の後輩にあたります。まじめな性格で、合唱部の部長にして実力者でもある聡実のことを慕っています。
和田自身も合唱においてはかなりの実力者で、夏の合唱祭では聡実に何かあったときのため、ソリの予備メンバーに選出されています。
あらすじ
合唱コンクールでの出会い
中学3年生の岡聡実は、合唱部の部長として最後の大会に臨みます。
銀賞を受賞した森丘中学校の演奏中、聡実は誰かに見られている感覚に襲われます。コンクール後、その正体が明らかになります。聡実の前に現れたのは、ヤクザの若頭補佐・成田狂児。狂児は聡実に突然カラオケに行こうと誘いかけます。聡実は戸惑いながらも、狂児の熱心な様子に押され、カラオケ店へと向かうのでした。
ヤクザのカラオケ大会
カラオケ店で狂児は、自分がヤクザであることを明かします。そして、組長主催のカラオケ大会の存在を聡実に打ち明けます。この大会で最下位になると、組長自ら刺青を彫るという恐ろしい罰ゲームが待っているのです。
狂児は何としてもこの罰を回避したいと考え、歌がうまい聡実にコーチを頼むのでした。聡実は最初は断りますが、狂児の熱意に負け、火曜日と木曜日にレッスンをすることに同意します。
変声期の悩み
聡実は合唱部の部長として、夏の合唱祭でソロパートを任されています。
しかし、彼には誰にも言えない悩みがありました。それは変声期を迎え、思うような高音が出せなくなっていることです。聡実にとって、これは大きな問題でした。
合唱祭が近づくにつれ、聡実の悩みは深刻さを増していきます。しかし、狂児とのカラオケレッスンが、思いがけない気分転換になっていくのでした。
狂児との絆
当初は嫌々ながら狂児の歌のコーチをしていた聡実ですが、次第に2人の間に不思議な絆が生まれていきます。
狂児は聡実にヤクザの世界の裏話を教えたり、危険な場所の地図を渡したりします。
聡実も狂児のために音楽番組を見ながら歌いやすそうな曲リストを作るようになります。2人の関係は、単なる先生と生徒の関係を超えて、友情に近いものへと発展していくのでした。
合唱祭前夜の衝突
合唱祭前日、聡実は変声期の悩みに押しつぶされそうになります。
そんな時、狂児から「本番への必死さが全然違う」と言われ、聡実は激怒します。聡実は狂児に向かって感情をぶつけ、その場を立ち去ってしまいます。
しかし、この出来事をきっかけに、聡実の中で何かが変わります。狂児への怒りが、逆に合唱祭への不安を和らげる効果をもたらすのでした。
運命の日
ついに合唱祭当日がやってきます。
この日は狂児の組でカラオケ大会が行われる日でもありました。聡実が会場に向かう途中、大きな交通事故の現場に遭遇します。そこで聡実は、事故に巻き込まれたのが狂児だと知ります。
聡実は狂児の安否が気になり、合唱祭をすっぽかしてカラオケ大会の会場へと向かうのでした。
スナックでの鎮魂歌
聡実がカラオケ大会の会場であるスナックに到着すると、組長から衝撃の言葉を聞きます。「狂児が死んだ」と。動揺する聡実に、組長は狂児への鎮魂歌を歌うよう求めます。聡実は涙を堪えながら、狂児が最初に歌った「紅」を歌い上げます。会場中が聡実の歌声に聴き入る中、思いがけない展開が待っていました。
狂児の復活
聡実が歌い終わると、突然狂児が現れます。実は組長の話は嘘で、狂児はトイレに行っていただけだったのです。聡実は安堵と同時に複雑な感情に襲われます。狂児との再会に喜びを感じつつも、騙されたことへの怒りも湧き上がります。しかし、狂児の無事を確認できたことで、聡実の心に穏やかな安らぎが訪れるのでした。
3年後の再会
カラオケ大会の日を最後に、聡実と狂児は会うことがなくなります。
時は流れ、聡実は高校を卒業し、東京の大学に進学することになります。東京行きの飛行機を待つ聡実の前に、突然狂児が現れます。狂児も用事で東京に行くのだと言います。聡実は驚きつつも、どこか懐かしさを感じます。2人の間に再び不思議な空気が流れ始めるのでした。
狂児の刺青
再会した狂児は、聡実に腕を見せます。そこには「聡実」という名前が刺青で彫られていました。狂児はカラオケ大会で最下位になり、組長に刺青を彫られたのです。聡実は複雑な思いに駆られます。狂児の行動に戸惑いつつも、どこか嬉しさも感じます。狂児は東京に着いたら「カラオケ行こ」と聡実を誘います。2人の奇妙な関係は、新たな展開を迎えようとしていました。
結末
『カラオケ行こ！』は、ヤクザの若頭補佐と中学生の合唱部部長という、一見ミスマッチな2人の交流を描いた物語です。
変声期の悩み、カラオケ大会の罰ゲーム、そして予期せぬ事故など、様々な出来事を通じて2人の絆が深まっていきます。物語は3年後の再会で幕を閉じますが、2人の関係がこれからどのように発展していくのか、読者の想像力をかき立てる余韻を残して終わります。
見どころ
「紅」熱唱シーン：感動のクライマックス
この作品の見どころと言えば、何と言っても聡実くんが「紅」を熱唱するシーンです。変声期に悩みながらも、狂児のために精一杯歌う姿に胸が熱くなりました。X JAPANの「紅」という選曲も秀逸で、高音が特徴的な曲だからこそ、聡実くんの努力と成長が際立ちます。読者の方々も、このシーンを「胸熱」と評価しているのを見て、共感できました。
ローテンションなギャグの妙
和山やまさんの特徴的なユーモアセンスが光る作品だと思います。特に、狂児さんの「はわわ」という可愛らしい言葉遣いと、ヤクザという設定のギャップが絶妙です。また、聡実くんの「終始裏声が気持ち悪い」というストレートな感想や、狂児さんへの容赦ないツッコミも、思わず吹き出してしまいました。ローテンションでありながら、しっかりと印象に残るギャグの数々が、この作品の大きな魅力だと感じます。
狂児の名前の由来：運命を感じさせる設定
狂児さんの名前の由来エピソードが印象的でした。本来は「京二」になるはずだったのに、祖父のタバコの灰で「狂児」になってしまったという設定。この名前のせいで、いつか人生の歯車が狂うと半ば覚悟していたという狂児さんの心情描写が、キャラクターの奥深さを感じさせてくれます。さらに、カラオケ大会の発端が狂児さん自身だったという伏線も、物語に深みを与えていると思います。
変声期の悩み：青春の苦悩を描く
聡実くんの変声期の悩みが、とてもリアルに描かれていると感じました。合唱部の部長として、最後の大会を前に高音が出せなくなる苦悩。これは多くの読者、特に合唱経験者の方々の共感を呼んでいるようです。この悩みを通して、青春期特有の不安や成長の過程が丁寧に描かれており、単なるギャグ漫画以上の深みを感じさせてくれます。
狂児と聡実の不思議な友情
ヤクザと中学生という、一見すると相容れない二人の交流が、この作品の核心だと思います。特に印象的だったのは、聡実くんが狂児さんのために合唱祭をすっぽかしてしまうシーン。この行動からは、二人の関係が単なる先生と生徒以上のものになっていることが伝わってきて、心が温かくなりました。年齢も立場も全く違う二人が、音楽を通じて心を通わせていく過程が、とても魅力的に描かれています。
『カラオケ行こ！』は、一見するとありえない設定のコメディでありながら、人間関係の機微や青春の悩み、音楽の持つ力を深く描いた作品です。笑いあり涙ありの展開に、読み終わった後も余韻が残る、そんな心に染み入る漫画だと思います。
映画「カラオケ行こ！」について
2024年1月12日に公開されました。
キャスト
- 成田狂児：綾野剛
- 岡聡実：齋藤潤
- 森本もも（合唱部副顧問代理）：芳根京子
- 組長：北村一輝
スタッフ
- 監督：山下敦弘
- 脚本：野木亜紀子
- 原作：和山やま『カラオケ行こ!』（ビームコミックス / KADOKAWA刊）
- 音楽：世武裕子
- 主題歌：Little Glee Monster「紅」
製作
『カラオケ行こ!』製作委員会（KADOKAWA、トライストーン・エンタテイメント、ソニー・ミュージックエンタテインメント、LINEヤフー、トーハン）
感想・考察
予想外の友情が生む感動
最初は「ヤクザと中学生？」って思わず笑ってしまいました。でも読み進めるうちに、この予想外の組み合わせがすごく心に響くんです。
なぜかというと、全然違う世界の二人が音楽を通じてつながっていく様子が、とても自然で温かいから。特に、狂児さんが聡実くんのことを気遣ったり、聡実くんが狂児さんのために合唱祭をすっぽかしたりするシーンは、胸がキュッとなりました。
例えば、狂児さんが聡実くんに「シルバニアファミリーみたいやなぁ！」って言いながらカラオケに連れて行くシーン。この何気ない会話が、二人の関係性をすごくよく表していて印象的でした。
この作品は「友情に年齢も立場も関係ない」ということを教えてくれているんじゃないかな。そんなことを考えながら、何度も読み返してしまいます。
ギャップ萌えの極み
ヤクザの若頭補佐なのに「はわわ」とか言っちゃう狂児さん。強面なのに、実は繊細で人懐っこい。このギャップがたまらなく魅力的なんです。
一方で、真面目そうな合唱部の部長・聡実くんが、ヤクザ相手に「声が汚い」「カスです」なんてストレートな物言いをするのも、予想外で面白い。
例えば、狂児さんの歌を聞いた聡実くんが「終始裏声が気持ち悪い」って言うシーン。普通なら怖くて言えないことを、淡々と指摘する聡実くんのキャラクターが際立っています。
こういうギャップがあるからこそ、キャラクターに深みが出て、読者を引き込むんだと思います。単なるコメディ以上の魅力がここにあるんじゃないでしょうか。
音楽が繋ぐ人と人
改めて音楽の力ってすごいなって思いました。
この作品では、カラオケや合唱を通じて、全く違う世界の人たちが繋がっていきます。最初は歌が上手くなりたいという単純な理由で始まった関係が、どんどん深まっていく。これって、音楽にしかできない魔法みたいなものがあるんじゃないかな。
特に印象的だったのは、聡実くんが狂児さんのために「紅」を歌うシーン。変声期で悩んでいた聡実くんが、狂児さんのために精一杯歌う姿に、思わず涙が出そうになりました。
音楽って、言葉では表現できない感情を伝えられるんです。この作品は、そんな音楽の力を上手く使って、人と人との繋がりを描いているんだと思います。読み終わった後、なんだか無性にカラオケに行きたくなりました。音楽の持つ力を、改めて感じさせてくれる素敵な作品だと思います。
読者の声
これは驚いた。。
最近マンガにあまり興味がもてなくなり、ほとんど読んでいなかったのですが….この作品を読んでビックリ。
何年かぶりに特定のマンガにハマりました！ (=ﾟωﾟ)ﾉ
BLっぽいかと言われれば、そういえばそんな感じもするような…しないような…ですが( むしろ続編の「ファミレス行こ。」の方がそういった傾向を匂わせるのだが )、とにかく主人公二人とその他の登場人物達すべてが良くも悪くも魅力的であり、またひどく個性的。
あっという間に読み終え、本やマンガを読むのが苦手なうちの母にも本編全てを話し聞かせました。まぁえらく気に入って、話を中断するごとに「ほんで？！ほんで？！それからどないなったん？！」とせっついてきました。(笑)
話もサクサク進みますし、笑い処が多数あり、何と言ってもこの作品の最大の見せ場( 最後あたりで、主人公二人の片われが相手のために、最後の(？)力を振り絞ってある事をする場面 )で、ホロリとさせられました。。
あと、多くの読者が指摘されているように、主人公二人の「友情以上恋人未満」な距離に( 物理的にも )ドキドキさせられます。( これは続編の「ファミレス行こ。」でさらに感じられました。)
Amazonより引用
邦画っぽい
雰囲気とか話の展開の仕方とか、邦画っぽいな、と思ったが映画になってたんですね。まあなるか、という感じ。
表紙とか絵柄とかが何となく艶っぽいというかそういう雰囲気ですが、話は日常系まったりなんだろうと思ったけど
まさかの表紙通りの何となく艶っぽい話でびっくりした。
勝手にだらーっと楽しくカラオケやる話だと思ってたのがいけなかったのかも知れないが
正直自分にはそこまで刺さらなかったかなぁ。
周りの人等のキャラも面白いし狂児カッコイイし楽しめたけど、何度も読み返したいとか、このシーンが良いとかまではなかった。
何気に狂児の周りもシュッとしたイケメンとかが多いところとか聡美くんヒロインみたいな感じとかは話がブレる感じで私はあんまり好きじゃなかった。
親父と親父の元気守りが良かった。
Amazonより引用
「女の園の星」が大変面白かったので、こちらも購入。
和山先生の作品にある空気感というか、間の取り方といったものが
読んでいて心地よく大好きです。
少年とヤクザのシュールな掛け合いが楽しいのですが、ほんのりと
BL臭がするような、しないような…
何にしろ、映画も評判良いようですし、気になった方は手に取って
みてはいかがでしょうか。
Amazonより引用
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作者について
和山 やま
わやま やま
日本の漫画家。東京工芸大学芸術学部マンガ学科卒。大学2年の頃、『優等生の問題』で、第67回ちばてつや賞に入選（和山友彦名義）。「週刊Dモーニング 読み切り増刊2016年冬号」に掲載された『渚へいこう』で漫画家デビュー。2019年2月、「コミティア127」にて、同人誌『夢中さ、きみに。』を発表。同作は、漫画編集者に見いだされ、同年8月、KADOKAWAから単行化。好評を得て、第23回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門新人賞、 第24回「手塚治虫文化賞」短編賞を受賞した。また「フィールヤング」にて連載の『女の園の星』で、「このマンガがすごい！2021」のオンナ編第1位受賞している。
SNSリンク
「カラオケ行こ！」まとめ
- 作者：和山やま
- コミックス情報：KADOKAWAより2020年9月12日にコミックスが発売
- 読むには：割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 受賞歴：「このマンガがすごい!2021」オンナ編で第5位を獲得
- 関連情報：2024年1月に実写映画化
- 作品の魅力：中学生の合唱部員とヤクザの若頭補佐という独特の設定、和山やま特有のユーモア、変声期の悩みとヤクザとの交流の絶妙な融合が魅力
- キャラクター：主人公の岡聡実は真面目で少々毒舌、ヤクザの成田狂児は気さくで人間味のある人物として描かれ、読者の共感を誘う
- テーマ性：異なる世界に生きる者同士の友情と成長、人間関係の複雑さや成長の過程を深く描き出している
- ジャンルの新規性：極道カラオケコメディというユニークなジャンル。青春ドラマやコメディを楽しみたい読者、人間関係の機微や社会の縮図に興味がある読者におすすめ
- 読者の感想：独特の間合い、ボキャブラリー、ちょい暗めな絵が評価されている。笑いと感動のバランスが絶妙という意見が多い
- 「ファミレス行こ」という続編が存在する
