ニューヨークの高級アパートを舞台に、特殊能力を持つ老紳士たちが繰り広げる知的バトル。思考を操る能力と嘘を見抜く能力。相反する力を持つ二人が、謎めいた過去と向き合いながら事件に挑む。渋さとユーモアが絶妙に調和したサスペンス。
「ザ・ゲームスターズ」はどこで読める？
「ザ・ゲームスターズ」は月刊モーニング・ツーで連載中です。
既刊4巻。おおよそ8ヶ月ペースでリリースされています。
以下の方法で読むことができます
- 電子書籍：Kindle、eBookJapan、ブックライブなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍：全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。
作品基本情報
タイトル：「ザ・ゲームスターズ」
漫画：オノ・ナツメ
ジャンル：
超能力バトル
ミステリー
人間ドラマ
ターゲット読者層：
大人向け
超能力バトルファン
ミステリーファン
人間ドラマを楽しみたい読者
知的エンターテインメントを求める読者
登場人物
ハワード・シュルツ
ハワード・シュルツは、ニューヨークのアッパーイーストサイドにある高級アパートのドアマンを務める金髪眼鏡の老紳士です。一見、穏やかで人当たりの良い紳士ですが、その実、謎めいた過去と驚くべき能力を持つ人物です。
ハワードの特殊能力は「相手が思っているのとは逆の行動を取らせる」というもので、この能力を巧みに使いこなし、様々な状況を操作します。彼はアパートの住人たちの事情に精通しており、その知識と能力を活用して、問題解決に乗り出します。
グラント・ムーア
グラント・ムーアは、同じ高級アパートの最上階に住む資産家で、灰髪に顎鬚、鋭い目つきの老紳士です。会社の経営者として成功を収めた彼は、年齢を重ねてもシャープな外見を保っています。
グラントの特殊能力は「相手の嘘を見抜く」というもので、この能力によって彼は人々の本心を容易に読み取ることができます。しかし、皮肉なことに、彼自身の考えも顔に出やすいという弱点があります。
ギャレット・シニーズ
ギャレットは、黒髪に無精ひげの青年で、探偵として活動しています。彼は物語の中で、ハワードとグラントの能力者コンビに巻き込まれていく重要な人物です。
当初、ギャレットはヘザー・ウィルソンの浮気調査を行っていましたが、彼女が殺害されたことで容疑者として手配されてしまいます。この窮地を脱するため、彼はハワードに接触し、無実の証明を求めて情報提供を条件に協力を要請します。
エマ・ロジャース
エマ・ロジャースは、同じアパートに住む金髪ショートの美女で、アパートの住人たちの調停役として描かれています。彼女の存在は、物語が進むにつれてより重要になっていきます。
当初、エマはアパートの住人の一人として登場しますが、次第に彼女もまた特殊な能力を持っていることが明らかになります。彼女の能力は「相手の心を読む」というもので、グラントの能力と類似しています。
エリカ・ジョーンズ
エリカ・ジョーンズは、同じアパートに住む金髪ロングの少女です。彼女は物語の中で重要な存在であり、ハワードとグラントが協力するきっかけとなる人物です。
エリカは自信を失い、何をやっても上手くいかないと感じています。両親からの期待も感じられず、自分をネズミ以下だと卑下するほど落ち込んでいます。このような精神状態が、彼女をカルト集団の餌食になりかけさせる要因となっています。
あらすじ
高級アパートでの出会い
ニューヨークのアッパーイーストサイドにある高級アパートを舞台に、ドアマンのハワード・シュルツと住人のグラント・ムーアが出会います。
ハワードは「相手の意思とは逆の行動を取らせる能力」を、グラントは「相手の嘘を見破る能力」を持っています。この二人の老紳士が、半ば強引に手を組むことになります。ハワードはグラントに対し、同じアパートに住む若者・エリカをカルト集団から救出するため協力を求めます。グラントは当初、関わりたくないと拒否しますが、ハワードの能力によって協力せざるを得なくなります。
エリカの救出作戦
エリカは幼い頃、グラントの犬にシャボン玉を吹きかけたことがきっかけで、グラントに冷たく扱われ続けていました。そのトラウマから自己否定的になり、カルト集団に引き込まれそうになっていたのです。ハワードとグラントは、エリカを救出するため、カルトの拠点への潜入を決行します。
グラントの能力で嘘を見破り、ハワードの能力で相手の行動を操作しながら、二人は見事にエリカを救出することに成功します。この経験を通じて、グラントとエリカの関係にも少しずつ変化が現れ始めます。
殺人事件の発生
エリカの救出後、アパートで殺人事件が発生します。被害者はアパートの住人、ヘザー・ウィルソンでした。事件の容疑者として、黒髪無精ひげの青年探偵が浮上します。彼はヘザーの浮気調査中に彼女が殺害されたため、疑いをかけられてしまったのです。
探偵は自身の無実を証明するため、ハワードに情報提供を求めて接触します。ハワードとグラントは、この探偵の無実を証明するため、再び協力することになります。二人の能力を駆使しながら、事件の真相に迫っていきます。
エマ・ロジャース登場
アパートの住人であるエマ・ロジャースが物語に加わります。金髪ショートの美女で、アパートの住人間の調停役を務めています。エマは三人の輪に近づき、やがてグラントと同じ「相手の心を読む能力」を持っていることが明らかになります。
エマには何らかの目的があり、三人の輪に入ろうとしています。彼女の登場により、物語はさらに複雑な展開を見せ始めます。エマの真の目的と、彼女が持つ能力の詳細が、今後の重要な焦点となっていきます。
探偵ギャレットとの協力
殺人事件の容疑者となった探偵ギャレットは、ハワードとグラントの協力により無実を証明されます。その後、ギャレットは二人に探偵業での協力を持ちかけます。
当初は渋々ながらも、ハワードとグラントはギャレットの仕事を手伝うようになります。三人で事件を解決していく中で、それぞれの能力が相互に補完し合い、効果的なチームワークを形成していきます。ギャレットの素直な性格と探偵としての熱意が、クールな二人の老紳士との間に面白い化学反応を生み出していきます。
ハワードの過去の影
ハワードの謎めいた過去が少しずつ明らかになっていきます。彼には「LJ」という元相棒がいたことが判明します。LJはハワードを裏切り、彼を死の危険にさらした過去があります。また、ハワードには何らかの事情で死者を出してしまった過去もあるようです。これらの過去の出来事が、現在のハワードの行動や判断に大きな影響を与えています。LJの存在は、今後の物語展開において重要な鍵を握ることになりそうです。
FBI捜査官ジュリアの登場
FBI捜査官ジュリアが登場します。実はジュリアはハワードの娘であることが明かされます。ジュリアの登場により、ハワードの過去や家族関係についての新たな側面が浮かび上がってきます。
ジュリアはエマとも知り合いになり、物語の展開に新たな要素を加えていきます。ハワードとジュリアの父娘関係、そしてジュリアがFBI捜査官であることが、今後の事件解決にどのような影響を与えるのか、注目されます。
LJの再登場と新たな脅威
ハワードの元相棒であるLJが物語に再登場します。LJはエマに接近し、ハワードを陥れようとしています。エマはLJに唆されていましたが、次第にLJの言葉に疑問を持ち始めます。
LJの真の目的や、彼がハワードを陥れようとする理由はまだ明らかになっていません。LJの存在は、ハワードたちのチームに大きな脅威をもたらします。LJとハワードの過去の関係性や、LJの持つ能力の詳細が今後の重要な焦点となります。
新たな住人マルセルの登場
アパートに新しい住人としてマルセルが引っ越してきます。マルセルは優しい性格の大男で、レストランを経営しています。しかし、彼の店は何者かによる嫌がらせを受けています。ハワードたちは、マルセルの問題解決を手伝うことになります。
その過程で、マルセルも何らかの異能力を持っていることが判明します。マルセルの能力の詳細や、彼が受けている嫌がらせの真相が、新たな物語の展開につながっていきそうです。
能力者たちの秘密結社
ハワードたちのような能力者が他にも存在することが明らかになってきます。彼らは互いに引き寄せられるように出会い、やがて秘密の結社のようなものを形成していきます。
この結社の目的や、社会における位置づけはまだ不明ですが、能力者たちが集まることで、より大きな事件や陰謀に巻き込まれていく可能性が高まっています。
今後の展望
LJの真の目的とハワードとの過去の関係性がより詳しく明らかになっていくでしょう。
また、マルセルの能力の詳細や、彼が受けている嫌がらせの背景も探られていくことでしょう。能力者たちの秘密結社の実態や目的も徐々に明らかになり、より大規模な事件や陰謀に巻き込まれていく可能性があります。
ジュリアのFBI捜査官としての立場と、ハワードの娘としての立場の間での葛藤も描かれるかもしれません。エリカとグラントの関係性の変化や、エマの真の目的も今後の重要な焦点となるでしょう。
これらの要素が絡み合いながら、より複雑で深みのあるストーリーが展開されていくことが期待されます。
見どころ
「思考を操る」能力者たちの駆け引き
この作品の最大の魅力は、主人公たちの持つ特殊能力とその駆け引きです。ハワードの「相手の意思と逆の行動を取らせる能力」とグラントの「嘘を見抜く能力」。一見地味に思える能力ですが、これらが絡み合うことで予想外の展開が生まれます。
特に印象的なのは、グラントが「自分には人を嫌う自由がある」と言いながらも、ハワードの誘いに乗ってしまうシーン。ハワードの能力が使われたのかもしれないと想像すると、思わずニヤリとしてしまいます。この二人の掛け合いが、物語全体を通して楽しめる大きな魅力になっています。
「シャボン玉事件」から始まる人間ドラマ
この作品は、単なる能力バトルや推理ものではありません。登場人物たちの過去や心の傷、そして成長が丁寧に描かれています。特に印象的なのは、エリカとグラントの過去のエピソード、通称「シャボン玉事件」です。
幼いエリカがグラントの犬にシャボン玉を吹きかけたことから始まる二人の確執。この一見些細な出来事が、エリカの自己否定感やグラントの人間不信につながっていく様子が、心に染みます。「一度『悪い子』のレッテルを貼られた人間は、名誉挽回はできない？」というハワードの問いかけは、読者の心にも響きます。人間関係の複雑さや、過去のトラウマと向き合う勇気など、深いテーマが随所に散りばめられていて、読むたびに新しい発見があります。
「渋カッコいい」イケオジたちの魅力
オノ・ナツメ先生の描く老紳士たちが、もう最高にかっこいいんです！ハワードの柔和な笑みの裏に隠された謎めいた雰囲気や、グラントの鋭い目つきと偏屈な性格。年齢を重ねた男性の魅力が存分に描かれていて、目が離せません。
特に、二人が夜の街を歩くシーンでは、昼間のかっちりしたスーツ姿とは打って変わって、カジュアルでラフな姿に。このギャップがたまらなく素敵で、思わず見入ってしまいます。年齢を重ねても輝き続ける男性の魅力を、存分に味わえる作品だと思います。
「ウインク」で始まる秘密の作戦
この作品の中で、特に印象的なのが能力を使うときの合図「ウインク」です。いつもにこやかなハワードの不慣れなウインクや、普段は無愛想なグラントが繰り出す華麗なウインクのギャップが、とても魅力的です。
この小さな仕草が、二人の秘密の作戦の始まりを告げるサインとなっていて、読者としてはそのたびにドキドキワクワクしてしまいます。大人の男性の可愛げと、謎めいた雰囲気が絶妙に混ざり合った瞬間だと感じます。
「42年前のラスベガス」の謎
物語の中で何度か言及される「42年前のラスベガス」の出来事。これが、ハワードとグラントの関係の鍵を握っているようで、とても気になります。グラントがこの話題を出されたとたんに態度を変える様子や、ハワードの言葉の端々に隠された秘密。
この過去の出来事が、現在の二人の行動にどう影響しているのか、そして今後の展開でどのように明かされていくのか。この謎が、物語全体に深みと緊張感を与えていて、読者を惹きつけて離さない魅力の一つになっています。
結論として、「ザ・ゲームスターズ」は、魅力的なキャラクター、深いテーマ性、そして予測不能な展開が見事に調和した作品です。読むたびに新しい発見があり、何度も楽しめる奥深さがあるからこそ、私はこの作品を心からおすすめします。
感想・考察
能力の裏に潜む人間ドラマ
「ザ・ゲームスターズ」は、一見すると特殊能力を持つ人々の物語に見えますが、その本質は深い人間ドラマにあります。ハワードとグラントの能力は、彼らの複雑な過去や内面を映し出す鏡のようです。
特に印象的なのは、グラントの「嘘を見抜く能力」。この能力は、彼の人間不信の表れのようで、心に刺さります。人の嘘を見抜けるからこそ、逆に人を信じられなくなってしまった。そんな皮肉な状況が、グラントの孤独感を際立たせています。
一方、ハワードの「相手の意思と逆の行動を取らせる能力」も興味深いです。この能力は、人を操作する力を持ちながらも、逆に人との真の関係を築くことの難しさを象徴しているように感じます。
結局のところ、この作品は能力を通して、人間関係の複雑さや、信頼することの難しさを描いているのだと思います。そこに、この作品の深みがあるのでしょう。
年齢を重ねた魅力の再発見
オノ・ナツメ先生の描く「イケオジ」たちに、私は完全に魅了されてしまいました。ハワードとグラントの渋くてかっこいい姿は、年齢を重ねた男性の新たな魅力を教えてくれます。
彼らの魅力は、若さや体力ではなく、経験や知恵から滲み出ています。特に、昼はスーツ姿でキリッとしているのに、夜の街ではカジュアルな姿に変わるギャップ。そのコントラストが、大人の男性ならではの魅力を存分に引き出しています。
例えば、グラントの鋭い目つきと偏屈な性格。一見すると近寄りがたい印象ですが、その奥にある優しさや正義感が、徐々に見えてくる。そんな人間的な成長や変化を感じられるのも、年齢を重ねたキャラクターならではの魅力だと思います。
結局のところ、この作品は「大人の魅力」を再定義しているのかもしれません。若さだけが魅力ではない。年齢を重ねることで生まれる新たな輝きがある。そんなメッセージを、私は強く感じました。
過去と向き合う勇気
「ザ・ゲームスターズ」は、登場人物たちが自身の過去と向き合う姿を、とても丁寧に描いています。特に印象的なのは、エリカとグラントの「シャボン玉事件」です。
この一見些細な出来事が、二人の人生に大きな影響を与えている様子に、私は強く心を動かされました。エリカの自己否定感や、グラントの頑なな態度。それらが全て、この小さな事件から始まっているのです。
でも、この作品のすごいところは、そこで終わらないこと。ハワードの「一度『悪い子』のレッテルを貼られた人間は、名誉挽回はできない？」という問いかけは、まさに核心を突いています。過去は変えられない。でも、それと向き合い、乗り越えていく勇気を持つことはできる。
例えば、グラントがエリカを助けるために動き出す場面。彼の中で何かが変わり始めている。そんな小さな変化が、とても心強く感じられました。
結局のところ、この作品は「過去に囚われない勇気」を教えてくれているのだと思います。誰にでも後悔や痛みを伴う過去はある。でも、それを認めて前に進むこと。その大切さを、この作品は静かに、でも力強く語りかけているのです。
読者の声
洋画好きにはたまらんのでは？？
この作品を見た時に、
ハワードIkeオジｨスギィ♡と思いながら
意気揚々と読み進めていくと、ハワードって何だかあの海外の俳優に似てるなぁ……、えっと、
あれだ、タクシードライバーとかえっと、
世界にひとつのプレイブックとか、、、えっと、
アイリッシュマンとか……、えぇそうです。
ﾛﾊﾞｰﾄﾃﾞﾆｰﾛさんに似てるなぁと思いました。
映画好きな方にはこのニワカがと
思われることでしょう。作者さんにも違いますね、とバッサリ斬られても仕方ないのは
十も承知ですが、やっぱり私はﾛﾊﾞｰﾄﾃﾞﾆｰﾛだなぁと思いました。海外での映画化ってありなのでは？？そう思いますよね？
このレビューを読んだそこのあなたも！
Amazonより引用
新たな大人のミステリー、開幕！
独特のタッチで、アダルトな空気感をまとった世界を描く、オノ・ナツメ先生による新連載。
作者の作品は、ハードボイルドな中高年男性を中心に描いたものが多いのだが、本作品もその例に洩れず、高級アパートのドアマン、ハワードと、そこの住人で資産家のグラント、二人のシブい年配男性がメインキャラとなる。
ハワードは「相手が思っているのとは逆の行動を取らせる能力」、グラントは「相手の意思を読み取れる能力」と、共に特殊な能力を持つ二人。ハワードはグラントを引っ張り込んで、アパートの住人たちのトラブルに首を突っ込んでいく。しかしどうやら、ハワードには訳アリの過去があるようで…
まだ序盤ではあるが、住人であるエマやエリカ、そして探偵や殺し屋たち、新たなキャラを巻き込みながら、ストーリーは大きな事件へと突き進んでいく予感。次巻も楽しみな、オノ・ナツメ先生による大人のミステリー、ここに開幕！
Amazonより引用
見事な化学変化
高級アパートのドアマンであるハワードと、そこの住人で資産家のグラント。特殊な能力を持つ、二人の年配男性を中心に展開してきた物語の第3巻。
前巻で二人は、若い探偵のギャレットを手伝い始めたものの、特殊能力の見せ場も少なくて今ひとつ盛り上がりに欠け、このままテンションが下がって行くのかと危惧していたのだが…
前巻のラストに登場したFBIの女性は、実はハワードの娘・ジュリアであり、彼女はアパートの住人エマに接近する。歳は離れているものの二人の息はピッタリで、そこでエマの特殊な能力が明らかになり、またハワードと謎の男の過去も明かされていく。
本巻に入って、エマ・ジュリアの女性コンビの活躍もあって盛り上がり、これまでは単なる序章だったのか？と思わせるような展開。今まで、男性二人のシブいけれどちょっと地味なストーリーだったのが、ナイスミドルのエマも加わったことでチームは見事な化学変化を起こし、物語は俄然面白くなってきた。
オノ先生お得意の、大人の雰囲気が漂う中、人生を楽しみ始めた彼ら「ゲームスターズ」がここからどのような活躍を見せるのか、今から次巻が待ち遠しい。
Amazonより引用
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作者について
オノ・ナツメ
1977年7月9日 –
女性。別名義にbassoがある。
高校卒業後、社会人の時に小野夏芽名義で同人活動を開始。2001年にイタリアで10か月の語学留学を経験[注 2]。帰国後、2003年にウェブコミック雑誌『COMIC SEED!』11月号（ぺんぎん書房）に掲載の「LA QUINTA CAMERA（ラ・クインタ・カーメラ）」でデビュー。2005年から『マンガ・エロティクス・エフ』（太田出版）で連載した「リストランテ・パラディーゾ」で注目を集める。また、basso名義でボーイズラブ作品も手掛けている。
SNSリンク
「ザ・ゲームスターズ」まとめ
- 連載状況：「ザ・ゲームスターズ」は月刊モーニング・ツーで連載中です
- 作者：オノ・ナツメ
- コミックス情報：現在4巻まで発売、連載中。おおよそ8ヶ月ペースでリリースされています
- 読むには：割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 作品の魅力：
- 超能力と推理が絶妙に融合した独特の物語世界
- 登場人物たちの特殊能力の巧みな活用方法
- 高級アパートという限定された舞台設定による濃密な人間関係
- 緻密な伏線と予想外の展開
- 洗練された作画、特に超能力の表現や高級アパートの雰囲気描写
- キャラクター：
- ハワード・シュルツ：相手の意思と逆の行動を取らせる能力を持つドアマン
- グラント・ムーア：相手の意思を読み取る能力を持つ偏屈な資産家
- ギャレット・シニーズ：元警察官の若い探偵
- エマ・ロジャース：明るく人当たりの良いリッチな住人
- エリカ・ジョーンズ：謎めいた過去を持つ少女
これらの個性豊かなキャラクターたちの成長と変化が魅力的です
- テーマ性：
- 超能力と人間ドラマの融合
- 世代を超えた絆の形成
- 閉鎖的な空間での人間関係の深化
- ジャンルの新規性：
- 超能力バトルとミステリーの要素を巧みに織り交ぜた新しい形のエンターテインメント
- 大人向けの知的エンターテインメントとして、超能力バトルファン、ミステリーファン、人間ドラマを楽しみたい読者に向いています
- 読者の感想：
- 独特のタッチとアダルトな空気感が魅力的
- 洋画のような雰囲気を感じる読者も多い
- キャラクターの化学変化や物語の展開に期待する声が多い
- 大人向けのミステリーとして評価が高い
