
「カップルゲーム」は、「永遠の愛」を懸けたデスゲームに巻き込まれたカップルたちの裏切りと狂気を描く恋愛スリラーです
。純粋なヒロインがなぜ最も残酷な存在へと変貌したのか、悟と麻美の禁断の関係の真相とは何か。この記事では第一部の最終回ネタバレから新章(シーズン2)のあらすじ、Esの正体考察、登場人物紹介、読者の評判まで、作品の全体像を解説します。
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「カップルゲーム」あらすじ・ネタバレ
作品名:「カップルゲーム」
原作:cheeery
漫画:恵那(ネーム)、八枚(作画)
ステータス:第一部完結、第二部「新章」連載中
巻数:単行本版既刊5巻(2026年4月現在)
話数:第一部全55話完結 / 新章連載中
連載媒体:peep
メディアミックス
原作小説「カップルゲームDX」
本作には原作のチャットノベル「カップルゲームDX(ノベル)」が存在し、全7巻で完結しています。漫画版は原作を基にしながらも独自の展開で物語が進んでおり、原作完結後も「新章」として続いている点が大きな違いです。物語の原点に触れたい方は小説版を読むことで、キャラクターの心理や設定をより深く理解できます。
なお、アニメ化・実写化などのメディア展開は、現時点では公式発表はありません。
あらすじ ー 「永遠の愛」を懸けた甘い罠
「永遠の愛と賞金1億円が手に入る」 ー そんな招待状に誘われ、廃遊園地で開催される「カップルゲーム」に参加した主人公の夢と彼氏の悟。交際2年になるのに肉体関係のない二人の距離感に、夢は密かな不安を抱えていました。愛を証明できるなら、と踏み出したその先に待っていたのは、失敗すれば死が訪れる残酷なデスゲームでした。
集められた6組のカップルの前に現れたゲームマスター・Esは、冷たい笑みのまま試練を宣告します。最初のゲームで惨殺されるカップル、逃亡を図って爆死する参加者。退路はすべて断たれ、残された者たちは否応なく次の試練に挑むことになります。
パートナーの命を握り合う極限状態は、隠していた秘密を容赦なく暴き出し、信じていたはずの愛を少しずつ歪めていきます。愛する人の本性を知ったとき、純粋だった少女が選ぶ行動とは ー 。予想のすべてを裏切る結末が、読者を待ち受けています。
「ネタバレ」あらすじ ー 純粋な愛が狂気へと反転するまで
【ネタバレ注意】深掘りあらすじを見るにはここをタップ
第一部:遊園地編 ー 命懸けのゲーム開幕
廃遊園地に集められた6組のカップルに対し、ゲームマスターのEsが「カップルゲーム」のルールを告げます。第一ゲーム「意思疎通ゲーム」で失敗したミーチューバーカップルの乙葉と友久はアトラクションから落下して惨殺され、逃亡を企てた遼太郎と優子はリストバンドの爆発で死亡。これがただの遊びではない命懸けのデスゲームだと、生き残った参加者たちは思い知らされます。
第二ゲーム「愛に溺れるゲーム」では、男性陣が水槽に拘束され溺死の危機に陥る中、女性陣が救出を試みます。夢は「キスで酸素を分け与え、タイムアップまで生き残る」のが真のクリア条件だと看破し、悟を救うことに成功。一方、モラハラ彼氏の克樹に依存していた志保は、彼の身勝手な本性を目にして絶望し、克樹を道連れに溺死しました。
禁断の第三ゲームと暴かれる秘密
物語を決定的に動かすのが、カップルをシャッフルして性交渉を強いる第三ゲーム「ドキドキ運命のSEXゲーム」です。ペアにされた悟と麻美の間で、二人が親の再婚前に交際していた元恋人同士であり、血のつながらない義兄妹であるという事実が明かされます。悟は密室の中で麻美への未練を断ち切れず、夢を裏切って関係を持ちました。
対する夢は、麻美の恋人である颯太とペアになります。しかし夢は悟以外と関係を持つことを拒み、互いに自慰行為で快感を得る「ソロセックス」という奇策を提案。貞操を守り抜いたままクリア条件を満たしました。金と支配で結ばれていた一成と若菜のペアは、一成が若菜に服従を強いた結果、時間切れで針天井に押し潰されて惨殺されます。
最終試練「誓いの扉」 ー すべてが覆る瞬間
最後の試練に臨んだのは夢、悟、麻美、颯太の4人。自らの手をナイフで傷つけながら「嘘偽りのない告白」をするよう求められます。颯太は夢への想いを告白し、麻美は悟への狂信的な愛を吐露、そして悟もまた夢を裏切り麻美を選ぶことを宣言しました。
しかし、ここで夢の本性が露わになります。実は夢はゲーム開始前から悟と麻美の過去のすべてを知っていました。麻美が悟を取り戻すために全員をゲームに強制参加させた首謀者であることを暴露し、夢自身も二人を排除するためにゲームを利用していたという、もう一つの狂気が明かされます。
激昂した夢はナイフで麻美に襲いかかりますが、庇った悟の腹を深く刺してしまいます。それでも凶行は止まらず、夢は麻美の顔を何度も切り刻んで惨殺。止めに入った颯太も刺しますが、急所は意図的に外しました。すべてを終えた夢は、息絶えた悟の遺体を引きずって誓いの扉を開き、鐘の下で指輪をはめてキスを交わした後、自ら命を絶ちます。唯一生き残った颯太が病院で目を覚まし、第一部は幕を閉じます。
第二部:永愛学園編 ー 新たな地獄の始まり
第一部の惨劇から2年後。Esは「私立永愛学園」の理事長として君臨し、新たなデスゲームを仕掛けます。第二部の主人公は、行方不明となった颯太の妹・林楓。彼氏のサッカー部エース・鷹斗、親友の美奈と恋人の律、そして転校生の夜崎流星ら4組のカップルが、教室に呼び出されて強制参加を告げられます。首には爆弾付きの首輪、拒否したカップルは人体発火で即座に殺害されました。
第一試験「ラブレターゲーム」では、制限時間内にパートナーからラブレターを受け取れなければ首輪が爆発するというルール。楓は鷹斗を信じていましたが、鷹斗は浮気相手の香澄とラブレターを交換し、楓を見捨てます。死の宣告を受けた楓を救ったのは流星でした。死亡した生徒のラブレターを抜き取って投函し、その場で楓に告白して即席カップルを成立させることで、間一髪で爆死を回避します。
続く第二試験「兎と狼ゲーム」は、全校生徒を「兎」と「狼」に分け、毒と解毒薬をめぐって殺し合いをさせる大規模なサバイバル。親友の美奈がトラウマのフラッシュバックで動けなくなる中、楓は彼女を救うため単身で走り出しますが、狼のマスクを被った何者かに襲撃されます。兄の行方を追う楓と、冷徹な判断力で彼女を支える流星。学園を覆う狂気はさらに加速していきます。
みさきガチ評価・徹底考察

- 純粋なヒロインが最も狂気的な存在へ変貌する、予想を覆すキャラクター設計
- 「愛の証明」をデスゲームの装置にした、恋愛スリラーとしての独自性
- 美麗な作画と残酷な展開のギャップが生む強烈な読後感
- 精神的負担の大きい「胸糞」展開を含み、読者を明確に選ぶ作風であること
「みさきの総評」 ー 愛を信じた少女が最も恐ろしい、だからこそ忘れられない
恋愛とデスゲームの融合を、ここまで本気でやり切った作品は希少です。不快感の奥にある「人間の本性への問いかけ」に気づいたとき、この物語は忘れられない一作になります。
冒頭の結婚式から最終回まで ー 張り巡らされた仕掛けを読み解く

「カップルゲーム」は、一度読んだだけでは気づけない伏線が随所に仕込まれています。物語の構造そのものが読者を欺く仕掛けになっており、結末を知った上で読み返すと、まったく違う景色が見えてきます。
冒頭の結婚式シーンは「幸せな未来」だったのか
物語は結婚式のシーンから始まります。多くの読者が「生き残った夢と悟のハッピーエンド」を想像したはずですが、結末を知った後にこの場面を振り返ると、意味が根底から反転します。神父の誓いの言葉には「夫が未成年しか愛せないとしても」「妻が金目当てで近づいたとしても」という異常な一節が含まれており、これは他の参加カップルの歪んだ関係を暗示していました。
この冒頭は未来の描写ではなく、悟と結ばれることだけを望む夢の歪んだ願望が映像化されたものだと読み取れます。幸せの象徴であるはずの結婚式が、実は主人公の狂気を示す最初の伏線だった。この構成が、読み返すほどに深みを増す物語の骨格を形作っています。
ゲームマスター「Es」は何者なのか
Esの正体は、読者の間で最も活発に議論されている謎です。第一部を通してEsは終始感情を見せず、機械的にゲームを進行し続けました。そして第一部のラスト、Esは遊園地とはまったく異なる場所 ー とある学校の入学式に姿を現します。
この描写から浮かぶのは、Esが特定の場所に縛られない存在であるという可能性です。遊園地から学園へ、舞台を変えながら同じ「愛の試練」を繰り返している。これは個人の意思ではなく、何らかのシステムや組織の歯車としてEsが動いていることを示唆しているのかもしれません。第一部完結時点では正体に関する確定情報はなく、新章でどこまで明かされるかが最大の注目点です。
なぜこの6組が選ばれたのか ー ゲームの本当の目的
参加させられたカップルには共通点があります。悟と麻美の禁断の過去、一成と若菜の金銭関係、克樹と志保の依存と支配。いずれも「愛」と呼びながら、どこかに歪みを抱えた関係です。主催者はこれらの事情をすべて把握した上で、意図的に選別していると考えるのが自然でしょう。
ここから浮かぶ仮説は、カップルゲームが「歪んだ愛を暴き、裁くための実験」であるという構図です。新章の舞台が学園に移り、対象が高校生のカップルに変わっても、「愛の本質を極限状態で試す」という設計は変わっていません。これは実験が新たなフェーズに入ったことを意味しているのか、それともEs自身が過去に経験したデスゲームの再現なのか。真の主催者が誰なのかという問いと合わせて、新章が描く答えを待ちたいところです。
登場人物・キャラクター分析
主要キャラクター

安達 夢(あだち ゆめ)

本作の主人公で、彼氏の悟を誰よりも深く愛する女子高生です。ゲーム序盤は純粋で健気なヒロインとして振る舞いますが、恋人の裏切りを知った瞬間、その一途さは凄まじい狂気へと姿を変えます。実はゲーム開始前から悟と麻美の過去を把握しており、二人を排除するために自らゲームを利用していたという、物語最大の衝撃を背負うキャラクターです。
高橋 悟(たかはし さとる)

夢の恋人で、冷静沈着に見える青年です。しかしその内面は優柔不断で、元恋人であり義妹でもある麻美への未練を断ち切れずにいます。夢を大切に思いながらも、第三ゲームで麻美と肉体関係を持ち、最終試練では麻美への愛を選択。その不誠実さが惨劇の引き金を引くことになります。
椎名 麻美(しいな あさみ)

悟の元恋人であり、親の再婚によって義理の妹になった少女です。柔和な印象とは裏腹に、悟を取り戻すという強い執着を秘めています。颯太の恋人としてゲームに参加しますが、実は悟の名を騙って全員をカップルゲームに強制参加させた張本人。物語の悲劇を裏側から動かす存在です。
林 颯太(はやし そうた)

麻美の恋人としてゲームに参加する誠実な青年で、第二部主人公・楓の兄でもあります。パートナーの裏切りを知った後も夢の味方として行動し、最後まで良心を貫こうとしました。最終試練で夢に刺されますが、意図的に急所を外され唯一生き残ります。その後は行方不明となり、妹の楓が彼を探し続けています。
Es(エス)

カップルゲームを取り仕切る謎のゲームマスターです。常に笑みを浮かべながら、感情を一切見せずに参加者たちを過酷な試練へ導きます。第一部終了後、私立永愛学園の理事長として再登場し、新たなデスゲームを開始。その正体と目的は物語最大の未回収の謎として、新章に引き継がれています。
脇を固める重要人物たち
西園寺 一成(さいおんじ いちなり)

若菜の恋人で財閥の御曹司です。金と権力であらゆるものを支配できると信じ、パートナーに対しても高圧的に振る舞います。第三ゲームで若菜に服従を強いた結果、時間切れとなり針天井に押し潰されて命を落としました。愛なき関係の脆さを体現するキャラクターです。
山城 若菜(やましろ わかな)

モデルとして活動する美しい女性で、一成の恋人です。一成との関係は愛情よりも金銭的なつながりが中心で、打算の上に成り立っていました。極限状態でもその構図は変わらず、第三ゲームで一成と共に命を落とします。
羽田 克樹(はねだ かつき)
志保の恋人で、借金を抱えたモラハラ気質の青年です。賞金目当てで参加し、志保を道具のように扱います。第二ゲーム「愛に溺れるゲーム」で志保に見限られ、道連れにされて溺死しました。
寄本 志保(よりもと しほ)
克樹に強く依存する気弱な少女です。第二ゲームで克樹の本性を目の当たりにし、絶望の果てに彼を拘束して共に水槽の中で命を絶ちます。依存関係が崩壊したとき、愛が破滅に変わることを示す存在です。
林 楓(はやし かえで)
第二部の主人公で、颯太の妹にあたる高校1年生です。行方不明の兄を案じながら、彼氏の鷹斗と過ごしていましたが、永愛学園で始まった新たなカップルゲームに巻き込まれます。第一試験で鷹斗に裏切られるも、流星との即席カップルで危機を脱し、兄を探す決意を胸にゲームに立ち向かっています。
夜崎 流星(やざき りゅうせい)
永愛学園に転校してきたミステリアスな青年です。学年トップの成績と優れた運動能力を持ちながら、過去に暴力事件を起こしたという噂があります。第一試験で窮地の楓を機転で救い、その場で告白して即席カップルを成立させました。冷静な判断力で楓を支える、新章のキーパーソンです。
石橋 鷹斗(いしばし たかと)
楓の恋人でサッカー部のエースです。人気者の外見とは裏腹に、自己中心的で平気で浮気をする人物。第一試験で浮気相手の香澄とラブレターを交換し、楓を切り捨てました。第一部の悟とは違う形で「恋人の裏切り」を体現するキャラクターです。
桧山 美奈(ひやま みな)
楓の親友で、律の恋人です。明るく友達思いな性格ですが、過去に深いトラウマを抱えています。第二試験「兎と狼ゲーム」で恐怖に圧倒されて動けなくなり、楓が彼女を救うために単身で行動を起こすきっかけとなります。
読者の評価と反響 ー 「胸糞なのに止まれない」が褒め言葉になる作品
「絵が綺麗」「展開が神」 ー 衝撃と中毒性への称賛
読者から最も多く寄せられるのが、作画の美しさに対する評価です。キャラクターの表情は繊細で、特に主人公・夢の瞳にハート型のハイライトが描かれている点は、可愛らしさと異質さを同時に印象づけるデザインとして話題になっています。その美麗な絵柄で残酷な展開を描くからこそ、ギャップが読者を強く惹きつけているという声が目立ちます。
物語の構成に対しても、評価は高いものが多く見られます。「純粋なヒロインだと思って応援していた主人公が、まさかの豹変」という展開は、多くの読者に衝撃を与えました。ネーム担当の恵那氏が「ドクムシ」を手掛けた実績を持つことから、デスゲームと恋愛を融合させた構成力に期待して手に取り、満足したという感想も複数見られます。「不快なのに続きが気になる」「一気読みしてしまった」という中毒性こそが、本作の最大の強みだと言えます。
「登場人物が好きになれない」 ー 不快感の正体と向き合う
一方で、本作が読者を選ぶ理由もはっきりしています。「胸糞すぎる」「キャラが不快」という評価は少なくありません。特に標的になるのは悟と麻美です。夢が貞操を守り抜いたのに対し、悟は麻美との関係をあっさり受け入れてしまう。その対比に「不誠実すぎる」「最低」と怒りをぶつける読者は多く、麻美に対しても「友人の顔をして裏で全員を巻き込んだ元凶」として厳しい評価が集まっています。
ただ、この不快感は作品の欠陥ではなく、意図された設計です。読者の倫理観をわざと揺さぶることで、「自分ならどうするか」を考えさせる力を本作は持っています。実際に「胸糞だけど面白い」「主人公が黒幕だったのは最高の終わり方」と、不快感を超えた先に満足を見出している読者も数多くいます。合わないと感じた方の感覚は正当ですが、その不快感が反転する瞬間まで読み進められるかどうかが、本作との相性を決める分岐点になります。
疑問を解消(Q&A)
「カップルゲーム」について、読者が気になるポイントをQ&A形式でまとめました。
みさき「カップルゲーム」を一番お得に読む方法・まとめ
「信じていた人」が最も恐ろしくなる物語、だから目が離せない
「カップルゲーム」が描くのは、愛という言葉の裏に潜む執着と脆さです。純粋なヒロインが誰よりも残酷な選択をする、その逆転の衝撃は一度味わったら忘れられません。「胸糞だけど面白い」と多くの読者が口を揃えるのは、不快感の奥にある人間の本性への問いかけに、読者が抗えないからです。
第一部で描かれた狂気の結末は、新章「永愛学園編」へと引き継がれています。颯太の妹・楓が新たな主人公となり、兄の行方を追いながら再びEsのゲームに立ち向かう構成は、第一部とは異なる切り口で「愛と信頼」を問い直しています。第一部だけでも完成度の高い物語ですが、新章まで追いかけることで、Esの正体やゲームの真の目的という最大の謎に近づけるはずです。
愛を信じた少女が選んだ結末に、あなたは何を思うか。その答えを、ぜひご自身の目で確かめてください。
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