亜人の少女・藍月が、双子の弟の仇を討つため男装して皇子の従獣となる。しかし、真相を追う中で皇子・天耀との許されざる恋に落ちていく。身分差、種族差別、陰謀が渦巻く宮廷で、藍月は自身の運命と向き合う。美しくも残酷なファンタジー世界で繰り広げられる、切ない恋と壮大な物語。
「王の獣~掩蔽のアルカナ~」はどこで読める?
Cheese!にて連載中。
既刊16巻。おおよそ4ヶ月に1回のペースでリリースされています。
以下の方法で読むことができます。
- 電子書籍:Kindle、eBookJapan、Renta!などで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍:全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。
作品基本情報
タイトル:「王の獣~掩蔽のアルカナ~」
おうのけもの えんぺいのあるかな
著者:藤間麗
ジャンル:
ファンタジー
ロマンス
ターゲット読者層:
10代後半から20代前半の女性
ファンタジー作品を好む幅広い年齢層の読者
美麗なイラストや世界観を楽しみたい人
主要キャラクター 相関図
胡-藍月 (こ らんげつ)
藍月は、この物語の主人公である亜人(半人半獣)の少女です。白い髪と犬や猫のような尖った耳を持つ特徴的な外見をしています。双子の弟である蘇月が皇宮内で殺害されたことをきっかけに、復讐を誓い、自身の人生を賭けて行動を起こします。
女性であることを隠し、男装をして武勲を立て、第四皇子・天耀の従獣として皇宮に潜入することに成功します。当初は天耀を弟殺しの犯人だと疑っていましたが、彼に仕える中で真犯人は別にいることを知ります。
藍月は強い意志と決意を持ちながらも、天耀の優しさに触れるうちに、少しずつ人間に対する見方を変えていきます。彼女の性格は複雑で、復讐心と新たな絆の間で揺れ動きます。また、「神癒のアルカナ」という特殊な能力を持っていることが後に明らかになります。
天耀(てんよう)
天耀は、この物語のもう一人の主人公とも言える第四皇子です。心優しく清廉潔白な性格の持ち主で、人間でありながら亜人に対する差別意識を持たない稀有な存在です。彼の優しさと公平な態度は、物語全体を通じて重要な役割を果たしています。
かつて自分の従獣だった蘇月が殺されたことを深く悲しみ、その事件の真相解明に取り組もうとしています。藍月が男装して自分の従獣となったことを知らずに、彼女を信頼し、共に行動します。
天耀は皇宮の清浄化を図り、亜人の待遇改善に尽力する姿勢を見せます。彼の行動は、単に個人的な正義感からだけでなく、国全体の未来を見据えたものでもあります。
蘇月(そげつ)
蘇月は藍月の双子の弟で、物語の発端となる重要な人物です。彼は天耀の従獣として選ばれましたが、皇宮内で何者かに殺害されてしまいます。しかし、後に彼が生きていることが明らかになります。
蘇月は「不老不死」の異能(アルカナ)を持っており、それゆえに皇帝に囚われ、長期間にわたって残酷な扱いを受けていました。この過酷な経験から、彼は複数の人格を形成するに至ります。
太博(たいはく)
天耀の従臣です。彼は早い段階で藍月が女性であることを見抜きますが、その秘密を守り通します。
太博は忠実で信頼できる人物として描かれ、天耀と藍月の両方をサポートする役割を果たします。彼は藍月の秘密を知ることで、彼女の行動を理解し、時に助言を与えたり、危機から守ったりします。
江凱(こうがい)
江凱は第三皇子であり、当初は裏表のある性格の野心家として描かれ、藍月たちにとって脅威となる存在でした。
しかし、物語が進むにつれ、江凱の本質的な性格が明らかになります。彼は実際には聡明で、状況を冷静に分析する能力を持っています。また、亜人に対する差別意識も比較的低く、時に藍月たちの味方となることもあります。
江凱は天耀との皇位継承戦で対立する立場にありながらも、徐々に協力関係を築いていきます。彼の行動は常に計算されており、時に予測不可能な展開をもたらします。
璃琳(りりん)
璃琳は皇女で、その内面には様々な葛藤が隠されています。
当初、璃琳は天耀に好意を抱いており、藍月に対して嫉妬心を抱いていました。この感情から、彼女は蘇月の事件に間接的に関与してしまいます。しかし、その行動の結果の重大さに気づき、後悔の念に苛まれます。
墨(ぼく)
墨は第三皇子・江凱の従獣であり、蘇月の事件に関する重要な情報を持っており、その真相解明に大きく貢献します。
主人である江凱への忠誠心と、亜人としての立場の間で葛藤しています。彼は時に藍月たちに協力し、時に対立する存在として描かれます。
江凱に対して強い忠誠心を持ちながらも、自身の判断で行動する場面も見られます。彼の存在は、従獣という立場の複雑さや、亜人が直面する困難を表現する上で重要な役割を果たしています。
彊虎(きょうこ)
前皇帝の従獣であり、強力なアルカナの持ち主です。皇帝直属軍を率いる能力を持っています。
彊虎は蘇月の拘束と虐待に関与していたことが明らかになり、藍月たちの敵対者として描かれます。しかし、彼の行動の背景には、皇帝への忠誠心と複雑な状況があったことが示唆されています。
旺眞(おうしん)
旺眞は第一皇子です。当初は身体が弱く、無気力な性格として描かれていましたが、物語が進むにつれて彼の真の姿が明らかになっていきます。
旺眞は藍月や天耀たちの行動を通じて、自身の立場と責任について考えるようになります。彼は徐々に積極的に国政に関わるようになり、亜人の待遇改善にも理解を示すようになります。
物語の後半では、旺眞が皇位を継承し、新たな時代の幕開けを象徴する存在となります。
用語集
亜人
人間とは異なる特徴を持つ種族です。半人半獣の特徴を持ち、人間社会では差別され、奴隷のように扱われています。多くの亜人は特殊な能力「アルカナ」を持っています。
従獣
皇族の男子に仕える亜人のことを指します。通常、皇子一人につき一人の従獣が付きます。従獣は皇子の護衛や補佐を務め、その身分は他の亜人よりも高いとされています。
アルカナ
亜人が持つ特殊能力のことです。個々の亜人によって異なる能力を持ち、物語の中で重要な役割を果たします。例えば、主人公の藍月と蘇月は「不老不死」のアルカナを持っています。
皇宮
皇族が住む宮殿のことです。ここで皇位継承を巡る争いや、亜人と人間の関係に関する様々な出来事が起こります。
皇位継承戦
皇帝の後継者を決めるための一連の試験や競争のことです。物語の中で、天耀を含む皇子たちがこの継承戦に参加し、様々な課題に挑戦します。
掩蔽(えんぺい)
タイトルにも使用されているこの言葉は、「隠蔽する」「覆い隠す」という意味を持ちます。物語の中で、真実が隠されていることや、キャラクターたちの秘密を象徴しています。
武科挙
武官になるための試験制度です。藍月は2年間の修行の末、この試験に合格して正式な武官となり、皇宮に戻ってきます。
妓楼
亜人の女性たちが働く場所として描かれています。亜人の社会的地位や職業選択の自由に関する問題を提起する役割を果たしています。
首輪
蘇月が皇帝によって拘束されていた際につけられていた道具です。蘇月を救出した後も外すことができず、物語の中で重要な意味を持つアイテムとなっています。
メタル
首輪の材料として使用されている特殊な金属のことです。その性質や由来については物語の中で謎として扱われ、今後の展開に関わる重要な要素となっています。
皇帝直属軍
皇帝の命令下にある特別な軍隊です。この軍隊の指揮権が重要な意味を持つことがあります。特に、前任の将軍である彊虎の存在が物語に影響を与えています。
撃鞠(げききく)
皇位継承戦の一環として行われる競技の一つです。クリケットに似た球技で、皇子たちの能力を競う場面で登場します。
降嫁
皇族の女性が身分の低い者と結婚することを指します。
あらすじ
藍月、天耀の従獣となる
亜人の少女・藍月は、殺された双子の弟・蘇月の仇を討つため、男装して第四皇子・天耀の従獣となります。藍月は当初、天耀を弟の殺害者だと疑っていましたが、天耀が蘇月の死を悼んでいることを知り、真犯人は別にいると気づきます。天耀は亜人差別に反対する優しい性格で、藍月は次第に彼を信頼するようになっていきます。
皇位継承戦の始まり
皇位継承戦が始まり、天耀は他の皇子たちと競争することになります。第一皇子の旺眞、第二皇子の麗雲、第三皇子の江凱がそれぞれ従獣を連れて登場します。茶会での毒杯事件や撃鞠大会など、様々な課題が設けられ、藍月は天耀を守るために奮闘します。この過程で、藍月は他の皇子たちや従獣たちとも交流を持ち、複雑な人間関係が形成されていきます。
藍月の秘密、明かされる
藍月の女性であることが徐々に周囲に気づかれていきます。まず、天耀の従臣である太博が藍月の正体を知ります。太博は藍月の秘密を守りながら、彼女を支える存在となります。その後、第三皇子の江凱も藍月が女性であることを見抜きます。天耀は長らく気づかずにいましたが、最終的に藍月自身が告白し、二人の関係は新たな段階へと進展します。
蘇月、生存の真実
藍月の弟・蘇月が実は生きていたことが明らかになります。蘇月は皇帝によって幽閉され、その不老不死の力「神癒のアルカナ」を利用されていました。藍月たちは蘇月を救出するために行動を起こします。救出の過程で、蘇月が過酷な経験から複数の人格を持つようになっていたことが判明します。藍月と天耀は協力して蘇月を助け出し、彼の心の傷を癒そうと努めます。
亜人の地位向上への取り組み
天耀は亜人の待遇改善に取り組み始めます。藍月はその努力を支援し、自身も亜人としての誇りを持ち続けます。しかし、この改革は周辺諸国との軋轢を生み出す原因となります。天耀と藍月は、亜人と人間が共に歩める世界の実現を目指して奮闘します。この過程で、藍月は一時的に皇宮を離れ、故郷に戻ることを決意します。
天耀と藍月の恋の進展
藍月が女性であることを知った天耀は、彼女への想いを自覚します。二人は互いの気持ちを確認し合いますが、皇子と亜人という身分の違いが大きな障壁となります。天耀は藍月を正式に妻にしたいと考えますが、藍月は自分が天耀の邪魔になることを恐れ、躊躇します。二人の関係は周囲の反対や社会的な制約に直面しながらも、少しずつ深まっていきます。
新たな脅威の出現
亜人の待遇改善を嫌う周辺諸国からの脅威が迫ってきます。天耀たちは国を守るため、前任の将軍である彊虎の力を借りることを検討します。彊虎は以前、蘇月を虐待した人物でしたが、国の危機に際して再び力を貸すことになります。この決断は藍月たちに葛藤をもたらしますが、国の存亡をかけた戦いに向けて準備が進められます。
蘇月の心の葛藤
救出された蘇月は、過去のトラウマと向き合いながら、新しい生活に適応しようと努めます。彼は自分の中に存在する複数の人格と折り合いをつけ、本来の自分を取り戻そうと奮闘します。藍月と天耀は蘇月を支え、彼が安心して生きられる環境を整えようとします。
皇位継承問題の展開
皇帝の健康状態が悪化し、皇位継承の問題が急浮上します。天耀は当初、皇位に興味を示していませんでしたが、藍月や亜人たちのために国を変える必要性を感じ、積極的に皇位継承戦に参加するようになります。他の皇子たちとの競争が激化する中、天耀は自身の理想を実現するための戦略を練ります。
異国からの来訪者
異国から謎の来訪者が現れます。この人物は特殊な能力を持っており、天耀たちの前に立ちはだかります。同時に、「黎明のアルカナ」の世界とのつながりが示唆され、物語の舞台が大きく広がる可能性が出てきます。この展開により、藍月たちは新たな試練に直面することになります。
今後の展望
周辺国との戦争の危機や、皇位継承問題の決着が大きなテーマとなることが予想されます。
天耀と藍月の関係がどのように結実するか、蘇月の完全な回復が実現するかも注目点です。また、異国からの来訪者がもたらす新たな展開や、「黎明のアルカナ」との世界観の融合がどのように物語に影響を与えるかも重要なポイントとなるでしょう。
亜人の地位向上という大きなテーマがどのように解決に向かうのかも注目です。
見どころ
美しい絵柄と世界観
まず目を引くのは、藤間麗先生の美しい絵柄です。繊細な線と豊かな表情で描かれるキャラクターたちは、本当に魅力的です。特に藍月の白い髪と犬や猫のような尖った耳は印象的で、読んでいるだけで目の保養になります。
また、亜人と人間が共存する中華風ファンタジー世界の設定も魅力的です。皇宮を舞台にした華やかさと、亜人差別という暗い側面が対比されていて、読み進めるほどにこの世界観に引き込まれていきます。
複雑な人間関係と心理描写
この作品の大きな魅力は、登場人物たちの複雑な人間関係と心理描写にあります。主人公の藍月が、復讐心から始まり、次第に天耀への信頼を深めていく過程が丁寧に描かれています。
特に印象的なのは、藍月が天耀に対して「僕ごときより、もっとたくさんの亜人の命を憂いてくださいませ!」と叫ぶシーンです。この言葉には、藍月の葛藤や成長が凝縮されていて、胸が締め付けられる思いがしました。
予想を裏切る展開の面白さ
ストーリーの展開も見どころの一つです。当初は単純な復讐劇に見えたものが、次第に皇位継承戦や亜人差別問題、さらには不老不死の力を巡る陰謀へと発展していきます。
特に衝撃的だったのは、殺されたはずの蘇月が実は生きていたという展開です。この真相が明かされたときは、本当に驚きました。そして、その後の蘇月の多重人格の描写も、彼の過去の苦しみを物語っていて、心が痛みました。
繊細な恋愛描写
藍月と天耀の関係性の変化も、この作品の大きな魅力です。敵対関係から始まり、信頼関係を築き、そして恋に発展していく過程が、とても繊細に描かれています。
特に印象的なのは、天耀が藍月に「私の妻になってほしい」と告白するシーンです。身分差を超えた恋愛に、ドキドキが止まりませんでした。また、天耀が藍月の耳や尻尾をモフモフする場面も、とてもかわいくて何度も読み返してしまいます。
社会問題を考えさせる深いテーマ性
この作品は、単なるファンタジー恋愛物語ではありません。亜人差別や権力者による搾取など、現実社会にも通じる問題を扱っています。
特に印象的なのは、藍月が「この地獄のような世界で…まだ喜びに震えることができる」と語るシーンです。過酷な状況下でも希望を見出そうとする姿勢に、深く考えさせられました。このような重いテーマを、美しい絵と魅力的なキャラクターを通して軽やかに描く手腕に感動します。
「王の獣~掩蔽のアルカナ~」は、美しい絵と深いストーリー、魅力的なキャラクターが三位一体となった作品です。ファンタジーの世界を楽しみながら、現実社会についても考えさせられる、そんな奥深い魅力を持った作品だと思います。
感想・考察
亜人差別と愛の物語
「王の獣~掩蔽のアルカナ~」を読んで、最初に感じたのは、この作品が単なるファンタジー恋愛物語ではないということです。亜人と人間の間にある根深い差別や、権力者による搾取など、現実社会にも通じる重いテーマを扱っています。
特に印象的だったのは、主人公の藍月が「この地獄のような世界で…まだ喜びに震えることができる」と語るシーンです。過酷な状況下でも希望を見出そうとする姿勢に、深く考えさせられました。作者の藤間麗先生は、この物語を通じて、差別や偏見に苦しむ人々の声を代弁しているように感じます。
同時に、藍月と天耀の関係性の変化も、この作品の大きな魅力です。敵対関係から始まり、信頼関係を築き、そして恋に発展していく過程が、とても繊細に描かれています。身分差を超えた恋愛に、ドキドキが止まりませんでした。
複雑な人間ドラマ
この作品のもう一つの魅力は、登場人物たちの複雑な人間関係と心理描写にあります。特に、藍月が復讐心から始まり、次第に天耀への信頼を深めていく過程が丁寧に描かれていて、心を打たれました。
また、殺されたはずの蘇月が実は生きていたという展開には本当に驚かされました。蘇月の多重人格の描写も、彼の過去の苦しみを物語っていて、心が痛みました。このような予想を裏切る展開が、読者を飽きさせない要因の一つだと思います。
さらに、皇子たちの間の権力争いや、それぞれの従獣との関係性など、複雑に絡み合う人間ドラマも見どころの一つです。各キャラクターの思惑や葛藤が丁寧に描かれていて、読むたびに新しい発見があります。
美しい絵柄と世界観
最後に、この作品の大きな魅力として、藤間麗先生の美しい絵柄を挙げないわけにはいきません。繊細な線と豊かな表情で描かれるキャラクターたちは、本当に魅力的です。特に藍月の白い髪と犬や猫のような尖った耳は印象的で、読んでいるだけで目の保養になります。
また、亜人と人間が共存する中華風ファンタジー世界の設定も魅力的です。皇宮を舞台にした華やかさと、亜人差別という暗い側面が対比されていて、読み進めるほどにこの世界観に引き込まれていきます。
この作品は、美しい絵柄と深いテーマ性、そして予想を裏切る展開が見事に調和しており、何度読み返しても新しい発見がある素晴らしい作品だと感じます。
読者の声
配信されてる分全部読みました…!
ネタバレ読みたくなければ読まずに…!藍月はとってもキレイでかっこよく、幼いうちに生き別れになって亡くなってしまった弟の敵討ちのために、性別偽り第4王子の従獣となります。王子の従獣となり王子に手をかけられたと思っていた弟の死の真相は別にあり、王子は人間で唯一弟を慈しんでいてくれた方でした。その王子、天曜様は半獣の身分も分け隔てなく接してくれて、とても真っ直ぐで優しい方。藍月は身分のために辛い思いをしなくてすむ世の中にしてほしいと、天曜様に国王になって欲しいと望むようになります。沢山の王子がいる中、弟の命を奪った犯人を突き止めることと、従獣として天曜様を支え王位に近づくために、藍月は奮闘します!
最初は表情のなく、憎しみだけ王宮に入った藍月ですが、回が進む毎に天曜様を信頼し、色んな表情が出るように…(*^^*)それがかわいくてかわいくて!!ホントは女ってわかってしまったら恋に落ちるのはすぐでしょう…!!!楽しみすぎます!
でも人間と半獣の間に差別があり、身分差は凄いです。。そこを乗り越えてくのかも楽しみ。王子達の従獣も交えた王位の選定も始まり、陰謀も見え隠れするので、二人がどうやって乗り越えていくのか見物です!!!
そして、なんといってもまた絵がキレイ( ;∀;)水神の生贄全話読みましたが、やっぱりこっちもキレイ!!!美しい人々が見れるだけで目の保養です♪続き楽しみです!!
マンガペディアより引用
【絵が綺麗】
美しいです。顔だけでなく涙の粒まで美しく描かれていて繊細です。
【天耀様がイケメンすぎる】
藍月と蘇月のために沢山涙してくれる優しくて温厚な皇子様。
文武両道で包容力も抜群な完璧皇子かと思えば、藍月への恋心に戸惑ってワタワタしている姿が可愛いです。
【なんだかんだ皇子達がイケメン】
王位継承のためにメインで出てくる4人の皇子。蘇月を殺した犯人を探す所から始まるので、最初は天耀を除く3人の皇子が全員怪しくみえます。
一人一人紐解いていきますが、皆さま違うタイプのイケメンさんでした。
第一皇子=病弱なため儚い系皇子。
1番ピュアな感じでこれからに期待!
第二皇子=セクシー系皇子。
揉め事もヒラヒラと上手にかわすタイプのオープンなエロ皇子。
第三皇子=二面性を使い分けるS系皇子。
負けず嫌いだけど真っ直ぐに勝負を挑む熱き皇子。60話近くでは藍月の正体を暴くために手荒なことをしますが、個人的にはセクシーで好きです。
【藍月の心理描写が絶妙】
余程まっすぐな性格でない限り、迷いは生じるモノ。3歩進んで2歩下がり…という感じが多いです。生死が関わっていて生い立ちも踏まえたら、そうなるよね…と藍月が少しずつ進んでいく姿に共感して応援したくなります。魅力は他にも沢山あります。
72話時点では皇子の中には犯人は居なさそう…。そして蘇月が生きてるかも?!みたいな展開で『えぇぇぇ!!』ってなったところで配信待ち。
まだまだストーリーが広がると思うので楽しみです(*´꒳`*)
マンガペディアより引用
控えめに言って、最高です!
藤間先生の、黎明のアルカナが大好きで、その世界観を引き継ぐ作品がある!と聞いて迷わず読み始めました。
そして読み始めてびっくり!驚くほどに先生の画力が上がってる…✨(なんだか上から目線のようになってすみません…)でも本当に、絵が綺麗で綺麗で…思わずじーっと魅入ってしまうシーンが沢山あります!
登場人物の心情を絵に落とし込むのが素晴らしく上手な先生だと思います✨✨✨
もちろん、ストーリーも素晴らしい!
アルカナを持って生まれたばかりに、幼い頃に生き別れる事になってしまった双子の藍月と蘇月。しかし蘇月が殺されてしまったと聞いてから、弟の仇討ちを果たすため、性別も偽り誰よりも努力を重ね、第4皇子の従獣となった藍月。
最初は世界の全てが敵だとばかりに氷の様にに心を閉ざし、表情も険しかった藍月。でも主人である天曜様の人柄にふれ、尊敬の念を抱くようになり、次第に初めての恋愛感情も芽生え…
心情の変化と共に、表情も次第に豊かになっていきます。自分の感情に戸惑う藍月が可愛らしくて可愛らしくて…
天曜様と藍月の恋愛模様も気になりますが、最新話ではついに蘇月と再会を果たします!
しかも想像を絶する過酷な状況に置かれていて…
早く蘇月を救い出してあげてほしい!!けど、大好きな作品が終わってしまうのも悲しい…
これまでツラすぎる日々を重ねてきた蘇月と藍月の2人に、どうか幸せで穏やかに暮らせる未来が訪れますよぉに…。
マンガペディアより引用
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作者について
藤間 麗
(とうま れい、3月11日 – )
漫画家、イラストレーター。千葉県出身。血液型はA型。
東京コミュニケーションアート専門学校卒業。2005年、『Cheese!増刊』(小学館)9月号にて掲載された、「ヘルプ me デンティスト」でデビュー。
2007年、『つくしてあげます』で初連載。2015年、『Cheese!』4月号より『水神の生贄(はなよめ)』を連載開始。
漫画家とは別に、ライトノベルへの挿絵・イラスト提供などのイラストレーターとしても数多く活動しており、自身がキャラクターデザインを担当したゲームも発売されている。
他作品:黎明のアルカナ、水神の生贄、僕はキスで嘘をつく、ロッカメルト
作者のSNSリンク
「王の獣~掩蔽のアルカナ~」まとめ
- 連載状況:「王の獣~掩蔽のアルカナ~」はCheese!にて連載中
- 作者:藤間麗
- コミックス情報:現在16巻まで発売、連載中
- 読むには:割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 作品の魅力:美麗なイラストと細やかな背景描写、複雑な社会構造を背景にした重厚なテーマ性、読みやすいストーリー展開が魅力
- キャラクター:凛々しさと悲哀を併せ持つ藍月、気高く優しい天耀など、読者の感情移入を促す魅力的な人物像が描かれている
- テーマ性:亜人差別、復讐と和解、支配と被支配など、重厚なテーマを扱っている
- ジャンルの新規性:ファンタジーロマンス。10代後半から20代前半の女性を中心に、ファンタジー作品を好む幅広い年齢層の読者に向いている
- 読者の感想:美しい絵柄、魅力的なキャラクター、展開の速さ、心理描写の緻密さなどが高評価。一方で、展開の速さゆえの深みの不足を指摘する意見もある
- 今後の展望:皇子たちの従獣を交えた王位継承争いや、蘇月の生存可能性など、さらなるストーリーの展開が期待される