病弱な美姫と嫌われ者の悪女が入れ替わる、異色の中華後宮ファンタジー。鋼のメンタルを持つ主人公・玲琳が、健康な体を手に入れ困難に立ち向かう姿は痛快そのもの。陰謀渦巻く後宮で、二人の少女の成長と友情が描かれる。読者は予想外の展開と爽快感を味わえる作品。
「ふつつかな悪女ではございますが」はどこで読める?
ゼロサムオンラインで連載中。
既刊7巻。おおよそ6ヶ月に1回のペースでリリースされています。
以下の方法で読むことができます
- 電子書籍:Kindle、eBookJapan、ブックライブなどで配信中。
多くの電子書籍ストアでは、無料で試し読みできます。 - 紙の書籍:全国の書店で発売中。オンライン書店でも購入可能です。

作品基本情報
タイトル:ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~
(ふつつかなあくじょでございますが すうぐうちょうそとりかえでん)
原作者:中村 颯希
漫画:尾羊 英
ジャンル:
中華風異世界ファンタジー
後宮政治ドラマ
入れ替わりコメディ
ターゲット読者層:
10代後半から20代の若年層
女性読者がメインターゲット
異世界設定や政治ドラマに興味がある読者
キャラクター成長や人間関係の変化を楽しむ読者
登場人物 相関図

黄 玲琳(こう れいりん)

本作の主人公です。彼女は五つの名家の一つである黄家の雛女(ひめ)で、「殿下の胡蝶」と謳われる美しく才能豊かな人物です。しかし、玲琳は生まれつき病弱な体質を持っています。
玲琳は朱家の雛女である朱慧月の道術により、体を入れ替えられてしまいます。しかし、玲琳は健康な体を手に入れたことを喜び、持ち前の鋼の精神力で逆境を乗り越えていきます。
朱 慧月(しゅ けいげつ)

朱家の雛女です。彼女は不美人で、性格も高慢であり、周囲から「雛宮のどぶネズミ」と呼ばれ嫌われています。
慧月は玲琳への嫉妬から、道術を使って玲琳と体を入れ替えます。しかし、玲琳の病弱な体を得たことで、自身の行動を後悔することになります。
詠 尭明(えい ぎょうめい)

詠 尭明は皇太子であり、玲琳の従兄弟です。玲琳を溺愛しています。
尭明は、生まれた時に都中に龍の気が轟いたことから、皇帝となるべくして生まれたと言われています。彼は玲琳に深い関心を持っており、彼女の幸せを願っています。
黄 冬雪(こう とうせつ)

玲琳付きの筆頭女官です。彼女は玲琳に忠実で、玲琳と慧月の入れ替わりにいち早く気づく人物の一人です。
冬雪は鋭い洞察力を持ち、後宮内での出来事に対して冷静な判断を下します。彼女は玲琳を守るために行動し、時には厳しい態度を取ることもあります。
莉莉(りーりー)

慧月の側仕えの一人です。当初は主人である慧月を嫌っていましたが、玲琳(慧月の体で)の行動により、徐々に心を開いていきます。
莉莉の性格は素直で、玲琳の優しさと強さに惹かれていきます。彼女は玲琳の行動を通じて、人々との関係性の大切さを学んでいきます。
辰宇(しんう)

後宮の風紀を取り締まる役人で、鷲官長(しゅうかんちょう)という地位に就いています。
堯明の異母弟でもあり、異国の奴隷であった母親譲りの青い目を持ちます。
金 清佳(きん せいか)

雛女の一人で、玲琳のライバルとして登場します。彼女は賢さとプライドの高さを持ち合わせており、清佳は、玲琳の舞を観て正当に評価するなど、公正な判断力を持っています。
朱 貴妃

物語の黒幕として重要な存在です。彼女は玲琳と慧月の入れ替わりに深く関与しており、後宮の権力を握るために陰謀を巡らせています。朱貴妃の過去には、皇后との複雑な関係があり、それが彼女の行動の動機となっています。
用語集
雛宮(すうぐう)
雛宮は、次期皇后を育成するための施設です。五つの名家から選ばれた雛女(ひめ)たちが、ここで教育を受けます。雛宮での生活や教育を通じて、雛女たちは皇后としての資質を磨き、競い合います。この場所は物語の主要な舞台の一つとなっており、主人公たちの運命を大きく左右する重要な役割を果たしています。
雛女(ひめ)
雛女は、雛宮で教育を受ける次期皇后候補の少女たちを指します。五つの名家からそれぞれ一人ずつ選ばれ、皇后になるための厳しい教育と訓練を受けます。物語の主人公である玲琳や慧月も雛女の一人です。雛女たちは互いに競争関係にありながらも、時に協力し合う複雑な関係性を持っています。
道術
道術は、この物語の世界に存在する特殊な能力や技術を指します。主に朱慧月が使用する術で、物語の重要な転換点となる玲琳と慧月の体の入れ替わりを引き起こしました。道術は単なる魔法ではなく、深い知識と修練を必要とする高度な技術として描かれています。物語の中で道術は、陰謀や権力争いの道具として使われることもあります。
殿下の胡蝶
主人公の黄玲琳に与えられた称号です。この呼び名は、玲琳の美しさと才能、そして皇太子からの寵愛を象徴しています。胡蝶(こちょう)は蝶を意味し、玲琳の優雅さと華やかさを表現しています。この称号は、玲琳が雛宮の中で最も有力な皇后候補と見なされていることを示しています。
雛宮のどぶネズミ
朱慧月に対する蔑称です。この呼び名は、慧月の外見や性格、そして周囲からの評判の低さを表現しています。「どぶネズミ」という表現は、慧月が他の雛女たちと比べて劣っているとみなされていることを示しています。この呼び名は、慧月の立場の低さと、彼女が周囲から受ける冷遇を象徴的に表しています。
あらすじ
玲琳と慧月の衝撃的な入れ替わり
物語は、後宮の雛宮で次期皇后候補として教育を受ける五つの名家の雛女たちから始まります。黄玲琳は「殿下の胡蝶」と称される美しく才能ある雛女でしたが、病弱な体質に悩まされていました。一方、朱慧月は「雛宮のどぶネズミ」と呼ばれ、周囲から嫌われる存在でした。乞巧節の夜、慧月は玲琳を高楼から突き落とします。しかし、その瞬間に二人の魂が入れ替わってしまいます。玲琳は突然、健康な体を手に入れ、慧月の立場で生きることになります。慧月は玲琳の病弱な体で、玲琳の人生を生きることになります。この予想外の展開が、物語全体の基盤となります。
玲琳の驚くべき適応力と鋼のメンタル
玲琳は慧月の体を得て、これまでの病弱な生活から解放されます。彼女は健康な体で様々なことに挑戦し、生き生きと活動し始めます。周囲からの冷遇や嫌がらせにも動じず、持ち前の知恵と才覚で困難を乗り越えていきます。例えば、慧月の側仕えだった莉莉の心を掴み、味方につけることに成功します。また、宮中での様々な行事や儀式でも、その才能を発揮し、周囲を驚かせます。
慧月の成長と玲琳との関係の変化
一方、玲琳の体を得た慧月は、最初は玲琳への恨みや嫉妬心から行動していましたが、次第に玲琳の置かれていた状況や周囲からの期待の重さを理解し始めます。玲琳の病弱な体で生活することで、玲琳の努力と強さを実感します。また、玲琳(慧月の体)の行動を見て、自分の過去の行動を反省し、変わろうと努力し始めます。二人は敵対関係から、互いを理解し、協力し合う関係へと変化していきます。
後宮の陰謀と権力闘争の露呈
玲琳と慧月の入れ替わりを契機に、後宮内の複雑な権力構造と陰謀が明らかになっていきます。特に、朱貴妃が黒幕として浮上し、玲琳と慧月の入れ替わりにも関与していたことが判明します。朱貴妃は皇后への恨みから、長年にわたって様々な策略を巡らせていたのです。また、他の妃たちや雛女たちも、それぞれの思惑で動いていることが分かります。例えば、金家の淑妃や藍家の徳妃なども、自分の娘を有利に立たせようと画策しています。
皇太子尭明の葛藤と成長
皇太子尭明は、当初は玲琳と慧月の入れ替わりに気づかず、慧月(玲琳の体)の変化に戸惑います。しかし、次第に真実に気づき始め、玲琳(慧月の体)の本質を見抜くようになります。尭明は玲琳への愛情と、後宮の秩序を守る責任の間で葛藤します。彼は玲琳と慧月の入れ替わりの真相を知った後、二人を守りつつ、後宮の問題を解決しようと努力します。この過程で、尭明自身も成長し、より賢明な指導者としての資質を見せ始めます。
鷲官長辰宇の忠誠と愛
鷲官長の辰宇は、玲琳に深い愛情を抱いています。彼は玲琳と慧月の入れ替わりにいち早く気づき、玲琳(慧月の体)を支援し続けます。辰宇は自身の地位や命さえも危険にさらしながら、玲琳を守り、後宮の陰謀から彼女を救おうとします。彼の忠誠心と愛情は、玲琳の窮地を何度も救います。例えば、玲琳が誘拐された際には、自ら危険を冒して救出に向かいます。
豊穣祭での騒動と真相の露呈
豊穣祭は、大きな転換点となります。朱家の領地で行われるこの祭りで、玲琳(慧月の体)は様々な困難に直面します。彼女は慧月として、祭りの準備や進行を任されますが、周囲からの妨害や嫌がらせに遭います。しかし、玲琳の知恵と努力により、祭りは成功を収めます。この過程で、朱貴妃の陰謀や、他の雛女たちの本性が明らかになっていきます。また、玲琳の兄たちも登場し、事態をさらに複雑にします。豊穣祭での出来事は、後の展開に大きな影響を与えることになります。
玲琳の弱さの露呈と克服
常に強さを見せていた玲琳ですが、彼女の弱さが露呈します。健康な体を得て様々なことに挑戦する中で、玲琳は初めて「生きることの喜び」を実感します。しかし同時に、自分の本来の体に戻ることへの恐怖も感じ始めます。彼女は一時的に自暴自棄になり、死を考えるほどの精神的危機に陥ります。この危機を乗り越える過程で、玲琳は自分の弱さを受け入れ、より強く、より人間的に成長します。この経験は、玲琳の人格をより深みのあるものにし、周囲との関係にも変化をもたらします。
慧月の自己肯定と真の友情の芽生え
慧月は玲琳の体験を通じて、自分の価値を見出していきます。最初は玲琳の人気や才能に嫉妬していた慧月ですが、玲琳の日常を生きることで、その苦労や努力を理解します。同時に、玲琳(慧月の体)が自分の立場でも周囲から認められていく姿を見て、自分自身の可能性にも気づき始めます。慧月は次第に自信を取り戻し、自分の才能を発揮し始めます。例えば、雛女たちとのお茶会で、自分の知恵と機転を活かして難局を乗り切ります。この過程で、玲琳と慧月の間に真の友情が芽生え、互いを支え合う関係が築かれていきます。
後宮の秩序回復と新たな課題
玲琳と慧月の協力により、朱貴妃の陰謀が暴かれ、後宮の混乱は一旦収束します。朱貴妃は罰を受け、皇后と和解します。玲琳と慧月も元の体に戻ることができます。しかし、これで全ての問題が解決したわけではありません。後宮内には依然として様々な勢力が存在し、新たな権力闘争の芽が残されています。また、玲琳の兄たちの登場により、黄家の影響力も増大します。さらに、皇太子尭明との関係や、他の雛女たちとの競争など、玲琳と慧月にはまだ多くの課題が残されています。後宮の秩序は回復しましたが、新たな局面を迎えることになります。
今後の展望
物語は新たな局面を迎えています。玲琳と慧月は元の体に戻りましたが、互いの経験を通じて成長し、強い絆で結ばれています。今後は、二人が協力して後宮の新たな課題に立ち向かっていくことが予想されます。皇太子尭明との関係や、他の雛女たちとの競争、そして黄家の影響力の増大など、様々な要素が絡み合って物語が展開していくでしょう
また、朱貴妃の陰謀が解決した後も、後宮内には新たな権力闘争の種が残されており、これらが今後の展開に影響を与える可能性があります。玲琳と慧月の成長と友情、そして後宮の政治的駆け引きが、今後の物語の中心となっていくことが予想されます。
見どころ
玲琳の鋼のメンタルが光る!
この作品の最大の魅力は、なんと言っても主人公・玲琳の鋼のメンタルです。病弱だった体から健康な体に入れ替わって、むしろ喜んでしまうなんて、普通じゃありません!でも、そんな玲琳の前向きさに、私は元気をもらっています。困難な状況でも、持ち前の知恵と勇気で乗り越えていく姿は、本当に痛快です。「やっておしまい」というセリフは、玲琳の決意と強さを象徴していて、印象に残りますね。
入れ替わりが生む予想外の展開
玲琳と慧月の入れ替わりは、ただの身体交換ではありません。二人の性格の違いや、周囲の反応の変化など、様々な要素が絡み合って予想外の展開を生み出しています。特に、玲琳が慧月の体で周囲の評価を覆していく様子は、とてもスリリングで面白いです。入れ替わりという設定を、単なるドラマの種ではなく、キャラクターの成長や社会の在り方を問う装置として巧みに使っているのが素晴らしいと思います。
後宮の陰謀と人間関係の複雑さ
後宮を舞台にした物語ですが、単なる恋愛ドラマではありません。朱貴妃を中心とした陰謀や、各家の思惑が絡み合う様子は、まるで歴史ドラマを見ているかのようです。特に、皇后と朱貴妃の過去の関係性が明かされるシーンは、胸が締め付けられるほど印象的でした。複雑な人間関係と政治的な駆け引きが絡み合う様子は、読んでいて飽きることがありません。
キャラクターの成長と友情
玲琳と慧月の関係性の変化が、この作品の大きな見どころの一つです。最初は敵対関係だった二人が、互いを理解し、協力し合うようになっていく過程が丁寧に描かれています。特に、慧月が自分の過ちを認め、玲琳に謝罪するシーンは感動的でした。また、莉莉や冬雪など、脇を固める人物たちの存在感も素晴らしく、キャラクター同士の絆が物語に深みを与えています。
コミカルとシリアスのバランス
この作品の魅力の一つは、コミカルな要素とシリアスな展開のバランスが絶妙なところです。玲琳の突飛な行動や反応は笑いを誘いますが、同時に後宮の陰謀や人々の苦悩など、重厚なテーマも扱っています。例えば、玲琳が「ウキウキ邑おこし」と言いながら、実は深刻な状況に立ち向かっているシーンなど、緊張感とユーモアが絶妙に混ざり合っています。このバランス感覚が、読者を飽きさせない大きな要因だと思います。
『ふつつかな悪女ではございますが』は、単なる後宮ものの枠を超えた、奥深い人間ドラマです。玲琳の強さと成長、複雑な人間関係、そして予想外の展開の連続に、読者は引き込まれずにはいられません。この作品は、エンターテインメントとしての楽しさと、人生や社会を考えさせる深さを兼ね備えた、稀有な作品だと言えるでしょう。
感想・考察
後宮の人間ドラマ
このマンガ、後宮の複雑な人間関係がすごく面白いですよね。主人公の玲琳と慧月の入れ替わりを軸に、周りの人たちの思惑や感情がリアルに描かれているのが印象的。特に、朱貴妃と皇后の過去のすれ違いが明らかになるシーンは胸に刺さりました。
長年の誤解や嫉妬が、こんなにも人を変えてしまうのかと考えさせられます。でも、結局は和解に向かっていく様子を見ると、人間関係って複雑だけど、希望もあるんだなって思えてきます。
後宮という閉鎖的な空間だからこそ、感情がより濃密になっているのかもしれません。そんな環境で、玲琳と慧月が友情を育んでいく過程も魅力的でした。最初は敵対関係だったのに、お互いを理解し合っていく様子が自然で良かったです。
このマンガは人間関係の機微を丁寧に描いているんだなと感じました。後宮という特殊な設定を通して、普遍的な人間ドラマが展開されています。そこが、このマンガの大きな魅力だと思います。
成長と自己実現の物語
単なる後宮ものじゃなくて、登場人物たちの成長物語としても読めますよね。特に玲琳と慧月の変化が印象的でした。
玲琳は最初、病弱だけど完璧な姫君として描かれていましたが、入れ替わりを経験することで新たな一面を見せていきます。健康な体を手に入れて、今まで出来なかったことに挑戦する姿が爽快でした。でも同時に、弱音を吐くシーンもあって、そこがすごくリアルで共感できました。
一方の慧月は、最初は単なる悪役っぽく描かれていたのに、だんだんと内面の葛藤や成長が描かれていくんです。特に、お茶会での頑張りのシーンは胸が熱くなりました。自分の力で周囲の評価を変えていく姿に、すごく勇気をもらえました。
二人とも、困難を乗り越えながら自分らしさを見つけていく。そんな姿を見ていると、私たち読者も自分の人生について考えさせられます。このマンガは「自分らしく生きる」ことの大切さを教えてくれているんじゃないかな。そこが、このマンガの深い魅力だと思います。
政治と陰謀の渦中で
表面上は後宮ラブコメみたいな雰囲気なんですけど、実は結構シビアな政治劇も描かれているんですよね。特に、朱貴妃を中心とした陰謀の展開は、ハラハラドキドキでした。
最初は単なる嫉妬心から始まったように見えた朱貴妃の行動が、実は深い政治的な意図を持っていたことが明らかになる展開は衝撃的でした。後宮という閉鎖的な空間が、実は国家の政治と密接に結びついているという描写が秀逸です。
そんな中で、玲琳と慧月が協力して陰謀に立ち向かっていく様子も印象的でした。二人の知恵と勇気が、複雑な政治的駆け引きの中で光る瞬間があって、そこがすごく爽快でした。
このマンガは後宮という小さな世界を通して、もっと大きな政治の世界を映し出しているんだなと感じました。個人の感情と国家の利害が複雑に絡み合う様子が、リアルに描かれているんです。そこが、このマンガの奥深さだと思います。単なるラブコメじゃない、重層的な物語構造が魅力的でした。

読者の声
読み放題のラノベやそのコミカライズ
休日の息抜きにたくさん読みましたが、中身が薄いものが多くて……でもこれは違いました。
絵が美しい
物語が面白い
読み応えたっぷり。続きはまだ?
原作の方も紙の本も、併せて欲しくなりました。
……と、ここまでは無料で読んだ分のレビュー
結局全巻買い揃えて、星の数を追加しました。
面白い。とても!
無料分だけ読んで、続きどうしよう?とお考えの方には、ぜひ4巻まで読んでみることをお勧めします。
先ずはそこまで。気に入ったら続きを。
結局全巻買い揃えた私は、続きはまだ?と次巻の発売をとても楽しみにしています!
Amazonより引用
前向きパワーに満ちている☆
久々にマンガを読了できました。
健康に生きられるだけでありがたく、幸せなことなのだと、今置かれてる自分の身の上を大切に思えました。
主人公の、今まで、やりたくてもできなかったことを思いっきり楽しむ姿にパワーをもらえました。
人に愛されるのは容姿だけの問題でなくて、笑って周りを明るくする姿や、頑張る姿勢だったりするのだなと、勉強になりました。
漫画の登場人物だけど、
えーこやな、玲琳(^^)
私も頑張ろう。
Amazonより引用
器が大きい。
破魔の弓で祓ったものは「病の源」だけではなかったのかもしれません。玲琳 (中身: 慧月) の邪気まで祓ったのかもしれないと思いました。冷静になったからこそ見えてきた事実がある、そんなふうに思えました。(これで協力関係が築けると良いのですがーーー今後に期待しましょう)
物語の視点は「皇帝の妃達」へと移り変わります。「黄」の者が皇后に、「朱」の者が「貴妃」になった理由ーーーそれが明かされます。個人的に「黄」の者が「皇后」になったのは納得できました。有事の際、危険を承知の上で行動できるのは黄家の血でしょうか。(「気概」と表現していいのか分かりませんが、玲琳に受け継がれている感じがひしひし伝わってきます)
本巻で「玲琳と慧月の入れ替わりの事実」を知る者が「3人」に増えます。女官の莉莉、玲琳の筆頭女官の冬雪、そしてもう一人。(意外に知るのが早かったな…と思いましたが) 「やっちまった」感が全開です。(なんとも哀愁感が漂います) 積み重ねまくった「マイナス」をどうするのか、今後の動向に注目です。
さて、本巻を読んで思ったのは「玲琳の器の大きさ」です。(人として尊敬できますし、「人間こうありたい」と思いました) 「慧月の弱さ」を知って尚、それを許し、全てを丸く収めようとする。なかなかできることじゃないと思いませんか?
この続きがとても楽しみです。
ただKindle版の予約をもう少し早めにできると大変ありがたいです。たまたまかもしれませんが、「今回はコミックス(紙媒体)のみ
Amazonより引用
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作者について
尾羊 英
おひつじ えい
日本の漫画家。2019年、一迅社「月刊コミックスZERO-SUM」にて『災禍の神は願わない』を連載。その他の作品に、中村颯希のライトノベル『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』のコミカライズなど。
受賞:2022年8月31日
第8回 次にくるマンガ大賞2022・7位/『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』 コミックス部門
作者のSNSリンク
「ふつつかな悪女ではございますが」まとめ
- 連載状況:「ふつつかな悪女ではございますが」は一迅社「ゼロサムオンライン」にて2021年1月22日より配信開始
- 作者:原作 中村颯希、漫画 尾羊英
- コミックス情報:現在7巻まで発売、連載中
- 受賞歴:「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第7位
- 関連情報:原作は同名のライトノベル
- 読むには:割引クーポンを使えば、eBookJapanでお得に読める
- 作品の魅力:中華風の異世界を舞台にした後宮ファンタジー。入れ替わりというありふれたテーマを新鮮な設定で描き、テンポの良い展開と緊張感のあるシーンとコメディタッチのシーンのバランスが絶妙
- キャラクター:主人公の玲琳の鋼のメンタルと前向きな性格が魅力的。慧月の成長や、脇役たちの個性的な描写も読者を引き込む
- テーマ性:逆境を乗り越える強さ、自己成長、女性同士の友情と対立
- ジャンルの新規性:異世界ファンタジーと後宮ものの要素を組み合わせ、入れ替わりという設定を独自の視点で描いている。ファンタジーや恋愛小説が好きな読者に向いている
- 読者の感想:玲琳の鋼メンタルと前向きさ、テンポの良い展開、キャラクターの成長が高評価。一部で展開の予測しやすさを指摘する声もあるが、全体的な満足度は高い
- 今後の展望:玲琳と慧月の友情の深まり、後宮内の陰謀の解明、玲琳の恋愛関係の進展などが期待される。また、兄弟たちの登場による新たな展開も予想される